続☆同居生活の難しさ...
トイレが汚い!風呂の水が流しっぱなし!あちこちにゴミ投棄!牛乳瓶の蓋が閉まってない!アレモコレモ!!
私って、やっぱ神経過敏でしょうか。キツいのは、それらのことで家族に腹を立てるのではなく、自分がやったと思われるのでは!?という不安と恐怖。なので、チマチマ&セカセカ&こっそりと、トイレを掃除したり、夜中に風呂や冷蔵庫を点検に行ったり、ゴミを拾って歩いたり...
あ~人間が小さすぎ...もっと、大らかに暮らしたい...
「新・平家物語」
吉川英治の原作は、my聖書の一つです。ちょうど、大学受験の時にハマってしまい、勉強も疎かに...
壮大華麗な源平の興亡、そして上はやんごとない皇室や貴族、下は貧しい民衆まで、激動の時代に翻弄される人間の生きる姿を、スケールと哀歓こめて描いていている大長編小説の、この映画は物語の始まり、平清盛の青春に焦点が当てられています。
藤原氏の専制政治は爛れ、乱れきった平安末期の世。貴族たちから番犬扱いされ、卑しめられ蔑まれていた武士たちの不満や鬱屈も、爆発寸前。そんな中、多感な青春時代を迎えていた平清盛は、自分の出生の秘密を知って、愕然となる...
原作に、かなり忠実な作りなのが、嬉しい。特に、青年時代の平清盛のキャラが、原作通り魅力的に描かれていて、良かった!
反骨的で激情家だけど、単細胞で楽天家でもある、とても人間的な清盛。ちまちまと枠にはまらない器の大きさが、彼の魅力です。今でも、日本で一番チャーミングな偉人は?と訊かれたら、私は迷わず平清盛!と答えます。一番チャーミングな英雄は、義経だけど。
複雑な家庭の事情に悩みながらも、熱く逞しく青春を突っ走る清盛が、何だか可愛いです。愛や恋には、とても純情で、心がきれいなんだなあ、と好感。ふしだらな母への怒りや屈折、実の子として育ててくれた優しい父・忠盛への愛が、泣かせます。家族愛の形って、平安だろうが平成だろうが、いつの時代も不変...
平清盛役は、市川雷蔵。彼の映画は、これが初体験。my motherが雷蔵の大ファンなので、前から興味はあったけど。男らしくて、良かったです。泣いたり怒ったり、笑ったりスネたり、すごく活き活きとエネルギッシュ。傍若無人な悪僧どもが担ぐ神輿を、命を賭して矢で射るシーンの勇ましさ、カッチョE!でも、あのゲジゲジ太眉、描きすぎでは!?
市川雷蔵、39歳の若さで夭折したと知り、驚きました。今の織田ゆうじや江口ヨースケぐらい?若すぎる...
清盛の母、祇園女御役の木暮実千代が、スゴい存在感!その淫らで妖しい雰囲気が、強烈かつ怖い!
名匠・溝口健二監督の作品も、これが初めてです。映画解説で知った、妥協や手抜きを一切許さなかったという溝口監督の映画作りに、感嘆。ちなみに監督の作品中、この新・平家と「楊貴妃」だけが、カラー映画だとか。
この映画の素晴らしさは何といっても、華麗で優美で典雅な衣装と、リアルなセット!それらに自然に溶け込んでいる名優たち。撮影スタジオだと丸わかりなショボいセットや、基本的な所作や発声が全然できてない、衣装も全然似合わない稚拙な役者やタレントなどが出てる今の時代劇が、ほんと安っぽいコントに思えます。
ダイジェスト版DVDで観た、1972年NHK大河ドラマ新・平家は、スゴい豪華キャスト!
清盛が仲代達也で、脇役には若き日の緒方拳、片岡孝夫、田村正和etc.子役時代の郷ひろみもいた!後白河院役の滝沢修が、大貫禄!いま、あんなオーラのある名優って、いないよなあ。
ちなみに、新・平家といえば、やっぱコレじゃけん!広島ご来訪の際は、お土産に買って帰りんさいや~!
トイレが汚い!風呂の水が流しっぱなし!あちこちにゴミ投棄!牛乳瓶の蓋が閉まってない!アレモコレモ!!
私って、やっぱ神経過敏でしょうか。キツいのは、それらのことで家族に腹を立てるのではなく、自分がやったと思われるのでは!?という不安と恐怖。なので、チマチマ&セカセカ&こっそりと、トイレを掃除したり、夜中に風呂や冷蔵庫を点検に行ったり、ゴミを拾って歩いたり...
あ~人間が小さすぎ...もっと、大らかに暮らしたい...
「新・平家物語」
吉川英治の原作は、my聖書の一つです。ちょうど、大学受験の時にハマってしまい、勉強も疎かに...
壮大華麗な源平の興亡、そして上はやんごとない皇室や貴族、下は貧しい民衆まで、激動の時代に翻弄される人間の生きる姿を、スケールと哀歓こめて描いていている大長編小説の、この映画は物語の始まり、平清盛の青春に焦点が当てられています。
藤原氏の専制政治は爛れ、乱れきった平安末期の世。貴族たちから番犬扱いされ、卑しめられ蔑まれていた武士たちの不満や鬱屈も、爆発寸前。そんな中、多感な青春時代を迎えていた平清盛は、自分の出生の秘密を知って、愕然となる...
原作に、かなり忠実な作りなのが、嬉しい。特に、青年時代の平清盛のキャラが、原作通り魅力的に描かれていて、良かった!
反骨的で激情家だけど、単細胞で楽天家でもある、とても人間的な清盛。ちまちまと枠にはまらない器の大きさが、彼の魅力です。今でも、日本で一番チャーミングな偉人は?と訊かれたら、私は迷わず平清盛!と答えます。一番チャーミングな英雄は、義経だけど。
複雑な家庭の事情に悩みながらも、熱く逞しく青春を突っ走る清盛が、何だか可愛いです。愛や恋には、とても純情で、心がきれいなんだなあ、と好感。ふしだらな母への怒りや屈折、実の子として育ててくれた優しい父・忠盛への愛が、泣かせます。家族愛の形って、平安だろうが平成だろうが、いつの時代も不変...
平清盛役は、市川雷蔵。彼の映画は、これが初体験。my motherが雷蔵の大ファンなので、前から興味はあったけど。男らしくて、良かったです。泣いたり怒ったり、笑ったりスネたり、すごく活き活きとエネルギッシュ。傍若無人な悪僧どもが担ぐ神輿を、命を賭して矢で射るシーンの勇ましさ、カッチョE!でも、あのゲジゲジ太眉、描きすぎでは!?
市川雷蔵、39歳の若さで夭折したと知り、驚きました。今の織田ゆうじや江口ヨースケぐらい?若すぎる...
清盛の母、祇園女御役の木暮実千代が、スゴい存在感!その淫らで妖しい雰囲気が、強烈かつ怖い!
名匠・溝口健二監督の作品も、これが初めてです。映画解説で知った、妥協や手抜きを一切許さなかったという溝口監督の映画作りに、感嘆。ちなみに監督の作品中、この新・平家と「楊貴妃」だけが、カラー映画だとか。
この映画の素晴らしさは何といっても、華麗で優美で典雅な衣装と、リアルなセット!それらに自然に溶け込んでいる名優たち。撮影スタジオだと丸わかりなショボいセットや、基本的な所作や発声が全然できてない、衣装も全然似合わない稚拙な役者やタレントなどが出てる今の時代劇が、ほんと安っぽいコントに思えます。
ダイジェスト版DVDで観た、1972年NHK大河ドラマ新・平家は、スゴい豪華キャスト!
清盛が仲代達也で、脇役には若き日の緒方拳、片岡孝夫、田村正和etc.子役時代の郷ひろみもいた!後白河院役の滝沢修が、大貫禄!いま、あんなオーラのある名優って、いないよなあ。
ちなみに、新・平家といえば、やっぱコレじゃけん!広島ご来訪の際は、お土産に買って帰りんさいや~!