まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ロイヤルストレートフラッシュな男

2006-12-31 | イギリス、アイルランド映画
 早いもので、今日は大晦日。今年も、睾淫、じゃない、光陰矢のごとしな、あっちゅーまにthe endな一年でした。そして、大きな幸も不幸もなく変化もない、無事で無為な一年でした。
 大掃除も、サクサクと終了。元々、大して汚れてない、きれいなmy roomが、何だか私自身と重なって...何の蓄積もない、誰も入ってこない、汚されないガランとした小さい空間。来年こそは、グチャグチャに乱し、汚されて人間らしい部屋にできるでしょうか。
 皆様、どうぞ良いお年を~!来年も、どうぞ仲良くよろしくお願いします!
 May all your 2007 be happy and wonderful !

 「カジノ・ロワイヤル」
 賛否両論を醸した新ジェームズ・ボンド=ダニエル・クレイグ。
 ワタシ的には、全然OKです。ていうか、歴代007の中では、一番好きかも。ダンディーな濃いオヤヂは、そんなにタイプじゃないので、ぶっちゃけ今までのボンドは、苦手でした。ショーン・コネリーは、枯れた爺になってからのほうが好き。
 新ボンドのダニエル・クレイグは、おっさん顔ですが、さすがに歴代ボンドに比べると、若々しい。ねっとりした脂気がなく、薄い感じなのも、胸焼けせずに見られます。

 ダニエル・クレイグのボンドの良い点は、カラダを思いっきり張った武闘派なところ。今までのオヤヂボンドは、アクションも妙にスマートで、カラダよりも最新兵器頼りなところも多々あったけど、クレイグのアクションは、スマートじゃないけどシャープで、まさに血沸き肉踊るって感じ。これほど満身創痍、己の肉体を酷使してるボンドは、初めてなのでは。ランボーも真っ青。
 あと、ボンドにしてはニヤけておらず、真面目なのも好感。総じて、硬派なボンドだったのが、私にとってポイントが高い理由かも。
 薄くて硬派なクレイグですが、で、出たー!すげーよ!カ、カラダ、スゴすぎ!ウルトラナイスバディですが、こってり濃いフェロモンではなく、セクシーだけど鑑賞しやすい薄味なのが良い点。やたらと上半身裸になるだけでなく、敵の拷問シーンでは、全裸!すっぽんぽんなボンドも、007史上初?

 やたらと裸になるクレイグですが、女とのラブシーンより、拷問シーンのほうがセクシー。大事な部分を激痛攻めされ、絶叫悶絶する彼の顔がエロかった。
 世界各国を飛び回るボンドのおかげで、観光気分も楽しめる内容。モンテネグロのカジノが、派手で低俗っぽいラスヴェガスと違って、優雅でハイソな雰囲気で、憧れます。
 ボンドガール役は、エヴァ・グリーン。すごい美女ではないけど、ちょっとクラウディア・カルディナーレ似?でチャーミングです。濃いメイクをしてない時は、別人のように可愛い顔で驚きました。

 トンでるフレンチギャル、エヴァ・グリーン。インタビューでの、あっけらかんとしたぶっちゃけトークが面白い!今まで共演したアメリカやイギリスの若い俳優たちを、裸になるぐらいで世界の終わりみたな顔してんじゃねえよ!とか、一刀両断にタマなし坊や呼ばわりしたり。エヴァグリ、今後もイケイケGOGO!
 始めのほうの、ボンドから逃げる爆弾男が、何かスゴかったんだけど。まるで忍者か猿みたいな、人間離れした俊敏さに、驚嘆!あれ、誰!?
 

 
 
コメント
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