まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

プラハの冬④ たけ子カンタービレ

2007-03-02 | 旅行、トレッキング
 朝8時の列車に間に合うよう、駅へと向かう。
 途中、雑貨屋で切手を買って、実家や知人に絵葉書を出す。チェコからの郵便物なんて、なかなか来ないと思うので、珍しがられるだろうな。
 無事、列車に乗り込む。向かいの席のオヂさんは、朝から酒ぐびぐび飲んでるし。私も腹が減ったので、昨夜食べ損ねたロールパンケーキを食べる。甘い、けど美味しゅうございました♪
 乗り換え駅のチェスケー・ブディェヨヴィツェ駅は、朝なのに真っ暗。マジで停電中かと思った。
 プラハ行きの列車。コンパートメントでは、若い男(ロマン・デュリスにチョイ似で、カッコかわいかった)と二人きりで、ちょっと気まずかった。完全シカトされ状態で、ホっとするやら、ガッカリするやら。
 午後12時半頃、プラハに帰着。
 この日の宿である、プラハ本駅近くのホテルに寄り、チェックイン&荷物を置いて、再びプラハの街に繰り出す。
 【ヴァーツラフ広場】の屋台で、ユーロドッグ(ホットドッグ)を立ち食い。
    
 美味しいし、安い(コーヒーと合わせて40kc)。↑広場にある、プラハの春事件で焼身自殺した大学生の墓碑。
 広場を睥睨する位置にある【国民博物館】へ。
     
 トム・クルーズの「ミッション・インポッシブル」の撮影に使われたことでも有名な博物館。入り口には、何だか長蛇の列ができてたので、並んで待つのもカッタルイし、中に入るのは断念。
 プラハの街を歩いてると、至る所でクラッシックコンサートのチラシが貼られてたり、配布されてる。さすが、音楽の街。まったくの音楽門外漢なのに、のだめに影響された私は、気づけば手にしたチラシに表記されてる会場へ、足を向けていた。
 【聖マルティン教会】という、ガイドブックにも載ってない小さな教会の、1時間ちょっとのミニ・クラッシクコンサート。
 私でも知ってる、モーツァルトやバッハ、ベートーベンの有名な名曲が、ひんやりと清澄な空気の教会内に、軽やかに、そして深く響き渡る。とても感動的でした。美しい時間を過ごしたって感じ。短いのが、良かったんだろうな。
 コンサートが終わって教会を出ると、外はすっかり夜の帳が降りていた。
 トラムに乗って、ショッピングモールの【ノヴィー・スミーホフ】へ。
 広島でいう、サティ、ダイアモンドシティって感じ?映画館もあって、ベン・スティラーの「ナイト・ミュージアム」や、ヒュー・ジャックマン&クリスチャン・ベール主演作など上映してました。
 食品売り場へ。食べ物は、比較的安い。ビールが水より安いのには驚き。
 めちゃくちゃ可愛いお菓子、発見!
  
 ヨーグルトやスナックを買ってみる。レジの女性は、めちゃくちゃ無愛想で、つっけんどんで、無礼。あんな接客、日本じゃありえな~い!チェコでは、あれがフツーみたいだけど...
 ガイドに載ってる【レストラン ムハ】で夕食を、と思い、店に行くが、もう閉店だと冷たく追い払われた。ガイドには、24時まで営業って書いてるのに...
 仕方ないので、その辺の賑わってるパブに入る。オムレツとスープを注文。スープは美味しかったが、オムレツは単なるデカい玉子焼きだった。
 ホテルに戻る。フロントのお爺さんは、私が出会った数少ない親切で気さくなチェコ人だった。ありがとう、おやすみなさいと挨拶すると、チェコ語が上手だね、と褒めてくれました。
 シャワーを浴び、ああ、今日も動いた~疲れた~寝よう!とベッドに入ろうとすると...ぎゃぼ!?よく見ると、シーツには黄色い染みが...枕には、髪の毛が...き、き、きちゃない~!
 皆さま、妙に安いホテルには、ほんと要注意♪
 つづく。
 

 
コメント (5)
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