アイルランド⇔日本 機内映画鑑賞記④
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「Far From the Madding Crowd」
19世紀のイギリス西部エセックス。聡明で独立心の強い農家の娘バスシーバは、羊飼いのガブリエルに求婚されるが男は要らないと断る。叔父から遺産を相続したバスシーバは、不運な事故で全財産を失ったガブリエルを雇い、女だてらに農園の運営に乗り出すが…
厭世的な作風で、いっとき私も魅了されたことがある英国の文豪、トマス・ハーディの「遥か群衆を離れて」の映画化。60年代にも、ジョン・シュレンジャー監督&ジュリー・クリスティ主演で映画化されています。新バージョンの今作は、お話よりも…
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ぎゃぼぼ!My イケメンレーダーがビビビ!
ガブリエル役のベルギー俳優、マティアス・スーナールツが、ぶちカッチョええ~!めっちゃ男前!惚れた!
冷酷な悪役も似合いそうな、端正でクールな顔。愁いある遠い眼差し。プロレスラーみたいな逞しいゴリマッチョなガタイ。そして滲み出てる男の哀愁!農夫姿が、これまた似合うんですよ~。こんなイカした農夫さんがいる農村は、嫁不足にもならず過疎化もしないのではないでしょうか
マティアスみたいな農夫と結婚して、農作業と子作に励みたい!
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見た目もですが、ガブリエルのキャラも超男前なんですよ。ヒロインへの無償の愛、献身が一途で胸キュン。ガブリエルをさんざん弄び利用する(そんなつもりはないところが、返ってタチが悪い)ヒロインを、常に守り支える優しさ、力強さ。傷つけられても屈辱を受けても、怒りや悲しみなど感情をあまり表に出さない、静かなる男なところが素敵なんですよ。まさに、男は黙って…なキャラ。でもたまに、ヒロインを見つめる瞳が悲しみに翳ってたりして、キュンキュンきちゃいます。デカい犬みたいな可愛さもあったり。実際、ヒロインには便利な忠犬扱いされてるんだけど。でも、まったく卑屈なところがなく、自己犠牲も誇り高くて男らしかった。それにしても…私がガブリエルだったら、ふざけんなー!!とチャブ台ひっくり返して出ていくけどな~。あんなに誠実で献身的になれるなんて、ドMすぎると思いました
わがままで勝気な女に尽くす男、というのは何だか韓流ドラマっぽかったです。
何度かヒロインのもとを離れようとするガブリエルですが。そのたびに、あなたがいないと困る!とか、行かないで!とかバスシーバに慌てて引き止められるガブリエル。あれ、ひょっとしてこれ、バスシーバを試してる?かけひき?と思ってしまいましたが。これがフツーのイケメンだったら、姑息な計算してんじゃねーよと不快になってたかもしれません。でも、男気あふれるマティアスからは、そんな卑しさとか小ささは微塵も感じられませんでした。
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マティアスasガブリエルに、最初から最後まで惚れ惚れな映画ですが。ヒロインのバスシーバには、まったく共感を抱けませんでした。はっきり言って、男をナメてるクソ女、バカ女ですよ。無駄に気が強くてプライドが高いところや、男なんか!的めんどくさいフェミニストキャラには、イラっとさせられっぱなし。知的で独立心が強い女気取りだけど、めっちゃ男に依存してるじゃん?!男を利用してるじゃん?!ガブリエルが、何であんな女を愛するのか不思議でした。ガブリエルを利用するだけでなく、隣家のお金持ちボールドウッド氏に思わせぶりなことをして彼を傷つけたり。さらに、最低最悪なジゴロ美男に惚れて結婚するなど、男を見る目がなさすぎ。まあ、知的ぶった女にかぎって、どーしようもないバカ男に引っかかっちゃったりしますが
ヒモ夫のせいで散々な目に遭うバスシーバですが、自業自得!と嗤えてしまいます。このヒモ夫が、働かんわ金せびるわDVするわな、これまた典型的なクズ野郎でトホホ。とんでもないことやらかすし。なかにし礼じゃないけど、お願いだから死んでくれ!な男です。でもまあ、どこの国にもいつの時代にも、あんなクズ男ってゴキブリのように存在してるんだよな~。
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↑この羊さんたちが~
羊のショーンもおったまげーしょんな行動を
バスシーバ役は、「わたしを離さないで」や「華麗なるギャツビー」などの人気女優、キャリー・マリガン。彼女、いい女優なんだけど、いかんせん地味…華の必要なヒロイン役には向いてないような…男たちからモッテモテ、彼らを翻弄し破滅さえもたらすヒロインには、とうてい見えん。旧バージョンのジュリー・クリスティぐらいの美女なら、説得力ありますが。それにしても彼女、老けましたね~。たまに童顔の老婆に見えてギョっとしました。隣の富農ボールドウッド氏役は、「クィーン」などでも好演してたマイケル・シーン。彼もずいぶんシブくなりましたね~。いちばん可哀想な役でした
いちばんインパクト強烈で悲惨だったのは、ガブリエルの羊ですが。羊の集団自殺?!あんなこと、起こるんですね…
マッツ・ミケルセンがカンヌ男優賞を獲った「偽りなき者」など、国際的に高く評価されているデンマークのトマス・ヴィンターベア監督作品。暗く厳しい運命、人間の相克など、「偽りなき者」と相通じる重さ、苦しさが。荒涼とした英国の田舎の風景も、透明感ある美しいカメラワークで撮られています。
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↑男前!マティアス・スーナールツ。マリオン・コティアール主演の「君と歩く世界」でも、おとこ気あふれる役、演技だとか。早く観なきゃ♪もうすぐ日本公開される
「ヴェルサイユの宮廷庭師」では、ケイト・ウィンスレットの相手役。エディ・レッドメイン主演の“The Danish Girl”にも出演してるみたいで、国際的に活躍中です
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厭世的な作風で、いっとき私も魅了されたことがある英国の文豪、トマス・ハーディの「遥か群衆を離れて」の映画化。60年代にも、ジョン・シュレンジャー監督&ジュリー・クリスティ主演で映画化されています。新バージョンの今作は、お話よりも…
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ぎゃぼぼ!My イケメンレーダーがビビビ!
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見た目もですが、ガブリエルのキャラも超男前なんですよ。ヒロインへの無償の愛、献身が一途で胸キュン。ガブリエルをさんざん弄び利用する(そんなつもりはないところが、返ってタチが悪い)ヒロインを、常に守り支える優しさ、力強さ。傷つけられても屈辱を受けても、怒りや悲しみなど感情をあまり表に出さない、静かなる男なところが素敵なんですよ。まさに、男は黙って…なキャラ。でもたまに、ヒロインを見つめる瞳が悲しみに翳ってたりして、キュンキュンきちゃいます。デカい犬みたいな可愛さもあったり。実際、ヒロインには便利な忠犬扱いされてるんだけど。でも、まったく卑屈なところがなく、自己犠牲も誇り高くて男らしかった。それにしても…私がガブリエルだったら、ふざけんなー!!とチャブ台ひっくり返して出ていくけどな~。あんなに誠実で献身的になれるなんて、ドMすぎると思いました
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何度かヒロインのもとを離れようとするガブリエルですが。そのたびに、あなたがいないと困る!とか、行かないで!とかバスシーバに慌てて引き止められるガブリエル。あれ、ひょっとしてこれ、バスシーバを試してる?かけひき?と思ってしまいましたが。これがフツーのイケメンだったら、姑息な計算してんじゃねーよと不快になってたかもしれません。でも、男気あふれるマティアスからは、そんな卑しさとか小ささは微塵も感じられませんでした。
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マティアスasガブリエルに、最初から最後まで惚れ惚れな映画ですが。ヒロインのバスシーバには、まったく共感を抱けませんでした。はっきり言って、男をナメてるクソ女、バカ女ですよ。無駄に気が強くてプライドが高いところや、男なんか!的めんどくさいフェミニストキャラには、イラっとさせられっぱなし。知的で独立心が強い女気取りだけど、めっちゃ男に依存してるじゃん?!男を利用してるじゃん?!ガブリエルが、何であんな女を愛するのか不思議でした。ガブリエルを利用するだけでなく、隣家のお金持ちボールドウッド氏に思わせぶりなことをして彼を傷つけたり。さらに、最低最悪なジゴロ美男に惚れて結婚するなど、男を見る目がなさすぎ。まあ、知的ぶった女にかぎって、どーしようもないバカ男に引っかかっちゃったりしますが
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↑この羊さんたちが~
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バスシーバ役は、「わたしを離さないで」や「華麗なるギャツビー」などの人気女優、キャリー・マリガン。彼女、いい女優なんだけど、いかんせん地味…華の必要なヒロイン役には向いてないような…男たちからモッテモテ、彼らを翻弄し破滅さえもたらすヒロインには、とうてい見えん。旧バージョンのジュリー・クリスティぐらいの美女なら、説得力ありますが。それにしても彼女、老けましたね~。たまに童顔の老婆に見えてギョっとしました。隣の富農ボールドウッド氏役は、「クィーン」などでも好演してたマイケル・シーン。彼もずいぶんシブくなりましたね~。いちばん可哀想な役でした
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マッツ・ミケルセンがカンヌ男優賞を獲った「偽りなき者」など、国際的に高く評価されているデンマークのトマス・ヴィンターベア監督作品。暗く厳しい運命、人間の相克など、「偽りなき者」と相通じる重さ、苦しさが。荒涼とした英国の田舎の風景も、透明感ある美しいカメラワークで撮られています。
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↑男前!マティアス・スーナールツ。マリオン・コティアール主演の「君と歩く世界」でも、おとこ気あふれる役、演技だとか。早く観なきゃ♪もうすぐ日本公開される
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