アイルランド⇔日本 機内映画鑑賞記⑤
「Sei Mai Stata Sulla Luna ?」
都会で華やかな生活を送るファッション雑誌編集者のグイアは、突然田舎にある農家を相続することに。さっさと売り飛ばすために家のある村を訪れたグイアは、諸事情で農作業を余儀なくされてしまう。はじめはウンザリしていたグイアだったが、やもめの農夫レンゾや知的障害のある従兄ピノらと関わるうちに、しだいに人生には金や地位よりも大事なものがあることに気づき始め…
都会でバリバリ働くキャリアウーマンが、田舎暮らしや素朴な人々との触れ合いで、拝金主義・物質主義の無意味さに気づく…という内容は、ダイアン・キートン主演の「赤ちゃんはトップレディがお好き」と似ています。この映画は赤ちゃんの代わりに、知恵お○れのおじさんがヒロインの心をほだす役割を担っていました。ピノがすごくいい味出してるんですよ。見た目も言動も、ちょっとミスター・ビーンみたいで笑えます。トンチンカンだけど、たまに核心を突いたコメントしたり。微笑ましい癒し系キャラでした。
グイアの田舎生活が、すごく羨ましかったです。私もあんな美しい明るい農村で、畑耕したり家畜の世話したりしてみたいな~。愉快で優しい人々に囲まれ、シンプル&スローライフを送ってみたい!もちろんグイアみたいに、イケメン農夫との恋という特典つきで農業は決して楽な仕事ではないとは思うけど、あんなイケメンが助けて支えて愛してくれるのなら、苦労も悦びとなることでしょう。
イタリア人らしい、おおらかで楽天的な登場人物が、みんな個性的でチャーミング。でも、キャラが多くて、それぞれの恋愛とかも描いてたので、ちょっと散漫な群像劇っぽくなってたのが惜しい。ヒロインのグイアとイケメン農夫レンゾの恋愛も、メインのはずなのにエピソードのひとつになってたし。
レンゾ役のラウル・ボヴァが、相変わらず濃い男前!
ラウル、久々に見ましたが、ちょっとシブくなって熟年男の魅力も。畑よりも女に種を蒔くほうが似合う♂フェロモンも不変。ムチムチガッチリしたカラダもエロい。元水泳選手だった若い頃の肉体美は、さすがにもう崩れてますが、その崩れには年相応の熟年男の色気があって素敵。熟年熟年っつっても、ラウルってキムタクと同い年ぐらいなんですよね~。都会の伊達男も悪くないけど、田舎の農夫役もなかなか似合ってたラウル。でも、コメディなのに演技はフツーに二枚目、ていうか、かなりデクノボウっぽいんですよ。もうちょっとコミカルな、トボけたりアホなことしたり言ったりする演技、してほしかったかも。そんなに出ずっぱりじゃないのも、ちょっと物足りませんでした。レンゾの息子が、めっちゃ賢くて笑えた。父親に恋愛や人生のアドバイスや説教をするところなど、息子が父親の兄のようでした。末頼もしい、いや、末恐ろしい子どもでした。
グイア役のリズ・ソラーリは、スタイル抜群のモデル系美人、だけど美人すぎない、ちょっとキャメロン・ディアスっぽい魅力があって好感。彼女のファッションも目に楽しかったです。おしゃれな服でアタフタ農作業してるのが笑えた。ラスト、パリでのハッピーエンドもスウィートな後味を残してくれます。それにしても。ラブコメって、美男+美女、イケメン+可愛い女がマストなジャンルですよね~。この映画も、レンゾが男前でグイアが美女じゃなければ、100%成り立たない内容でしたし。
↑ラウルって、ちょっとブラッドリー・クーパーに似て見えることが…濃くなったブラパ、みたいな。私だけ?
「Sei Mai Stata Sulla Luna ?」
都会で華やかな生活を送るファッション雑誌編集者のグイアは、突然田舎にある農家を相続することに。さっさと売り飛ばすために家のある村を訪れたグイアは、諸事情で農作業を余儀なくされてしまう。はじめはウンザリしていたグイアだったが、やもめの農夫レンゾや知的障害のある従兄ピノらと関わるうちに、しだいに人生には金や地位よりも大事なものがあることに気づき始め…
都会でバリバリ働くキャリアウーマンが、田舎暮らしや素朴な人々との触れ合いで、拝金主義・物質主義の無意味さに気づく…という内容は、ダイアン・キートン主演の「赤ちゃんはトップレディがお好き」と似ています。この映画は赤ちゃんの代わりに、知恵お○れのおじさんがヒロインの心をほだす役割を担っていました。ピノがすごくいい味出してるんですよ。見た目も言動も、ちょっとミスター・ビーンみたいで笑えます。トンチンカンだけど、たまに核心を突いたコメントしたり。微笑ましい癒し系キャラでした。
グイアの田舎生活が、すごく羨ましかったです。私もあんな美しい明るい農村で、畑耕したり家畜の世話したりしてみたいな~。愉快で優しい人々に囲まれ、シンプル&スローライフを送ってみたい!もちろんグイアみたいに、イケメン農夫との恋という特典つきで農業は決して楽な仕事ではないとは思うけど、あんなイケメンが助けて支えて愛してくれるのなら、苦労も悦びとなることでしょう。
イタリア人らしい、おおらかで楽天的な登場人物が、みんな個性的でチャーミング。でも、キャラが多くて、それぞれの恋愛とかも描いてたので、ちょっと散漫な群像劇っぽくなってたのが惜しい。ヒロインのグイアとイケメン農夫レンゾの恋愛も、メインのはずなのにエピソードのひとつになってたし。
レンゾ役のラウル・ボヴァが、相変わらず濃い男前!
ラウル、久々に見ましたが、ちょっとシブくなって熟年男の魅力も。畑よりも女に種を蒔くほうが似合う♂フェロモンも不変。ムチムチガッチリしたカラダもエロい。元水泳選手だった若い頃の肉体美は、さすがにもう崩れてますが、その崩れには年相応の熟年男の色気があって素敵。熟年熟年っつっても、ラウルってキムタクと同い年ぐらいなんですよね~。都会の伊達男も悪くないけど、田舎の農夫役もなかなか似合ってたラウル。でも、コメディなのに演技はフツーに二枚目、ていうか、かなりデクノボウっぽいんですよ。もうちょっとコミカルな、トボけたりアホなことしたり言ったりする演技、してほしかったかも。そんなに出ずっぱりじゃないのも、ちょっと物足りませんでした。レンゾの息子が、めっちゃ賢くて笑えた。父親に恋愛や人生のアドバイスや説教をするところなど、息子が父親の兄のようでした。末頼もしい、いや、末恐ろしい子どもでした。
グイア役のリズ・ソラーリは、スタイル抜群のモデル系美人、だけど美人すぎない、ちょっとキャメロン・ディアスっぽい魅力があって好感。彼女のファッションも目に楽しかったです。おしゃれな服でアタフタ農作業してるのが笑えた。ラスト、パリでのハッピーエンドもスウィートな後味を残してくれます。それにしても。ラブコメって、美男+美女、イケメン+可愛い女がマストなジャンルですよね~。この映画も、レンゾが男前でグイアが美女じゃなければ、100%成り立たない内容でしたし。
↑ラウルって、ちょっとブラッドリー・クーパーに似て見えることが…濃くなったブラパ、みたいな。私だけ?