我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

青春18きっぷでYAMAHAコミュニケーションプラザ行ってきました。(その3:レーシングマシン編)

2013年08月09日 | お出かけ
今回はレーシングマシンの紹介です。私がバイクのレースに興味を持ち出した頃といえば、YAMAHAはケニー・ロバーツでありSUZUKIはバリー・シーンでした。HONDAやKAWASAKIは、GP500という500ccクラスではワークスマシンというのは無かったです。TOPの写真は、YAMAHAワークスマシンの展示コーナーです。

先ずはYZR750です。市販レーシングマシンとしてはTZ750という形式で、一部のライダーにも渡りました。2st並列4気筒というエンジン形式です。






YZR750の次はYZR500です。レギュレーションの変更で、750→500ccとなりました。エンジンもV4になりましたが、このYZR500のエンジンを半分にしたのが公道を走れるTZR250と言っても過言ではないでしょう。エディ・ローソンや平忠彦さんの名前が懐かしいです。






時代は遡って、1973年のTZ250です。



注目すべきはFブレーキです。ツーリーディングタイプのドラムブレーキですね。ツーリーディングの特性として強力な制動力がある反面、いわゆる「カックン」ブレーキです。当時のライダーはコントロールが大変だったことでしょう。



僅かでも制動熱を排出するため、ブレーキ本体の両面の一部はメッシュとなっています。当時、既にディスクブレーキはありましたが、まだまだ技術的には未熟だったためドラムブレーキを採用したのでしょう。



エンディーロやトライアルマシン、モトクロッサーも展示されています。現在ではスクーターでも採用されているモノクロスサス(1本サス)はYAMAHAのモトクロッサーから始まりました。YAMAHAはモトクロスで多くの日本チャンピオンを生み出しましたが、どうもYAMAHAの勤務労働条件が悪いのか、数多くのライダーがHONDAに移籍しました。



最後に現役バリバリのMotoGPマシンを・・・YZR-M1の2013タイプです。



ざぁ~と見て回って、「ん?何か足りないぞ!」ですね。1990年に平忠彦が鈴鹿8耐で優勝した時のマシンが無いのです。私が見落としたのでしょうか。YAMAHAファンであれば、ぜひ見たいですね。帰り際に受付のお姉さんに申し伝えました。参考までに1987年はこんなマシンです。



次回はクルマ編です。YAMAHA製TOYOTAエンジンを中心に紹介しましょう。
コメント (8)
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