今回はレーシングマシンの紹介です。私がバイクのレースに興味を持ち出した頃といえば、YAMAHAはケニー・ロバーツでありSUZUKIはバリー・シーンでした。HONDAやKAWASAKIは、GP500という500ccクラスではワークスマシンというのは無かったです。TOPの写真は、YAMAHAワークスマシンの展示コーナーです。
先ずはYZR750です。市販レーシングマシンとしてはTZ750という形式で、一部のライダーにも渡りました。2st並列4気筒というエンジン形式です。
YZR750の次はYZR500です。レギュレーションの変更で、750→500ccとなりました。エンジンもV4になりましたが、このYZR500のエンジンを半分にしたのが公道を走れるTZR250と言っても過言ではないでしょう。エディ・ローソンや平忠彦さんの名前が懐かしいです。
時代は遡って、1973年のTZ250です。
注目すべきはFブレーキです。ツーリーディングタイプのドラムブレーキですね。ツーリーディングの特性として強力な制動力がある反面、いわゆる「カックン」ブレーキです。当時のライダーはコントロールが大変だったことでしょう。
僅かでも制動熱を排出するため、ブレーキ本体の両面の一部はメッシュとなっています。当時、既にディスクブレーキはありましたが、まだまだ技術的には未熟だったためドラムブレーキを採用したのでしょう。
エンディーロやトライアルマシン、モトクロッサーも展示されています。現在ではスクーターでも採用されているモノクロスサス(1本サス)はYAMAHAのモトクロッサーから始まりました。YAMAHAはモトクロスで多くの日本チャンピオンを生み出しましたが、どうもYAMAHAの勤務労働条件が悪いのか、数多くのライダーがHONDAに移籍しました。
最後に現役バリバリのMotoGPマシンを・・・YZR-M1の2013タイプです。
ざぁ~と見て回って、「ん?何か足りないぞ!」ですね。1990年に平忠彦が鈴鹿8耐で優勝した時のマシンが無いのです。私が見落としたのでしょうか。YAMAHAファンであれば、ぜひ見たいですね。帰り際に受付のお姉さんに申し伝えました。参考までに1987年はこんなマシンです。
次回はクルマ編です。YAMAHA製TOYOTAエンジンを中心に紹介しましょう。
先ずはYZR750です。市販レーシングマシンとしてはTZ750という形式で、一部のライダーにも渡りました。2st並列4気筒というエンジン形式です。
YZR750の次はYZR500です。レギュレーションの変更で、750→500ccとなりました。エンジンもV4になりましたが、このYZR500のエンジンを半分にしたのが公道を走れるTZR250と言っても過言ではないでしょう。エディ・ローソンや平忠彦さんの名前が懐かしいです。
時代は遡って、1973年のTZ250です。
注目すべきはFブレーキです。ツーリーディングタイプのドラムブレーキですね。ツーリーディングの特性として強力な制動力がある反面、いわゆる「カックン」ブレーキです。当時のライダーはコントロールが大変だったことでしょう。
僅かでも制動熱を排出するため、ブレーキ本体の両面の一部はメッシュとなっています。当時、既にディスクブレーキはありましたが、まだまだ技術的には未熟だったためドラムブレーキを採用したのでしょう。
エンディーロやトライアルマシン、モトクロッサーも展示されています。現在ではスクーターでも採用されているモノクロスサス(1本サス)はYAMAHAのモトクロッサーから始まりました。YAMAHAはモトクロスで多くの日本チャンピオンを生み出しましたが、どうもYAMAHAの勤務労働条件が悪いのか、数多くのライダーがHONDAに移籍しました。
最後に現役バリバリのMotoGPマシンを・・・YZR-M1の2013タイプです。
ざぁ~と見て回って、「ん?何か足りないぞ!」ですね。1990年に平忠彦が鈴鹿8耐で優勝した時のマシンが無いのです。私が見落としたのでしょうか。YAMAHAファンであれば、ぜひ見たいですね。帰り際に受付のお姉さんに申し伝えました。参考までに1987年はこんなマシンです。
次回はクルマ編です。YAMAHA製TOYOTAエンジンを中心に紹介しましょう。