10/2に甲子園に行ったことは前回までで紹介済みですが、番外編で、一旦、家内と解散して一人で行った「鉄」の紹介です。
甲子園の南には、コアな阪神ファンご用達のお店があります。このお店は、オーダーで刺繍を入れたりアップリケを貼っていただけるお店です。六甲颪の歌詞や、「獣王無敵」「神機到来」「負けても負けても虎命」など、独自の刺繍を入れたレプリカユニフォームを着た阪神ファンがいますが、大抵、こちらのお店でのオーダー品です。^^
少し歩いて振り返ると、こんな感じで甲子園が見えます。
進行方向はこんな感じ。関東方面のプロ野球場とは違い、甲子園の南側は住宅地と隣接しています。
この市営住宅(だと思う)に入居されている方は、阪神の試合の開催日は、結構、賑やかだろうな~と思うばかり。ちょうど試合前の六甲颪が流れましたが、大音量でした。^^
5分ばかりで、目的地の公園に到着。
ここは月見里公園です。
なぜここに来たか?ですが、目的はこいつ。C11-311号機蒸気機関車です。
この蒸気機関車ですが、私は子供の頃は自宅近くの播但線を走っていました。在りし日のC-11-311号機です。このブログでは、「桜と今昔比較撮影ツーリングです。」でも紹介しました。
C11-311号機の大まかな履歴です。
・1946年(昭和21年)1月 日本車輛名古屋工場で製造。
・広島・岡山で運用され、1951年(昭和26年)姫路機関区に配属。
・1972年(昭和47年)4月 保存を前提に梅小路で休車。
・1976年(昭和51年)3月 廃車。
・1976年(昭和51年)11月 大阪鉄道管理局長と西宮市長との間で無償貸与契約締結。
・1976年(昭和51年)12月 西宮月見里公園で展示保存。
なぜ西宮に播但線を走っていたC11-311号機が保存?ですが、雑草が邪魔で良く読めない記念碑を見てみましょう。どうも大阪~神戸間の鉄道開通から104年を記念して、展示が始まったようです。
そして保存は、地元自治会(甲子園自治会)に委ねられている感じです。
それでは、いろんな角度からのC11-311号機です。まるで鳥かごの中に置かれていますので、極めて撮影し辛いです。
間違いなく311号機。
しかし、痛みが進んでいます。
さらに運転席の窓ガラスも無く、雨水は入り放題。見えないですが、運転席も相当痛みが進んでいることでしょう。
私が子供の頃の思い出である蒸気機関車が、今も現存しているのは嬉しい限りですが、反面、このような状態であることに心が痛みました。そして、このような鉄道遺産の管理を、もし自治会に委ねているなら怒りも感じたものです。自治会の財力で管理できる代物ではありません。
蒸気機関車だけではなく、かっての日本軍用機もそうですが、保存には多額の経費を要します。一定の財力がある団体に売却するか、クラウドファンディングで寄付を募るべきでしょう。もちろん私も寄付させていただきます。
甲子園の南には、コアな阪神ファンご用達のお店があります。このお店は、オーダーで刺繍を入れたりアップリケを貼っていただけるお店です。六甲颪の歌詞や、「獣王無敵」「神機到来」「負けても負けても虎命」など、独自の刺繍を入れたレプリカユニフォームを着た阪神ファンがいますが、大抵、こちらのお店でのオーダー品です。^^
少し歩いて振り返ると、こんな感じで甲子園が見えます。
進行方向はこんな感じ。関東方面のプロ野球場とは違い、甲子園の南側は住宅地と隣接しています。
この市営住宅(だと思う)に入居されている方は、阪神の試合の開催日は、結構、賑やかだろうな~と思うばかり。ちょうど試合前の六甲颪が流れましたが、大音量でした。^^
5分ばかりで、目的地の公園に到着。
ここは月見里公園です。
なぜここに来たか?ですが、目的はこいつ。C11-311号機蒸気機関車です。
この蒸気機関車ですが、私は子供の頃は自宅近くの播但線を走っていました。在りし日のC-11-311号機です。このブログでは、「桜と今昔比較撮影ツーリングです。」でも紹介しました。
C11-311号機の大まかな履歴です。
・1946年(昭和21年)1月 日本車輛名古屋工場で製造。
・広島・岡山で運用され、1951年(昭和26年)姫路機関区に配属。
・1972年(昭和47年)4月 保存を前提に梅小路で休車。
・1976年(昭和51年)3月 廃車。
・1976年(昭和51年)11月 大阪鉄道管理局長と西宮市長との間で無償貸与契約締結。
・1976年(昭和51年)12月 西宮月見里公園で展示保存。
なぜ西宮に播但線を走っていたC11-311号機が保存?ですが、雑草が邪魔で良く読めない記念碑を見てみましょう。どうも大阪~神戸間の鉄道開通から104年を記念して、展示が始まったようです。
そして保存は、地元自治会(甲子園自治会)に委ねられている感じです。
それでは、いろんな角度からのC11-311号機です。まるで鳥かごの中に置かれていますので、極めて撮影し辛いです。
間違いなく311号機。
しかし、痛みが進んでいます。
さらに運転席の窓ガラスも無く、雨水は入り放題。見えないですが、運転席も相当痛みが進んでいることでしょう。
私が子供の頃の思い出である蒸気機関車が、今も現存しているのは嬉しい限りですが、反面、このような状態であることに心が痛みました。そして、このような鉄道遺産の管理を、もし自治会に委ねているなら怒りも感じたものです。自治会の財力で管理できる代物ではありません。
蒸気機関車だけではなく、かっての日本軍用機もそうですが、保存には多額の経費を要します。一定の財力がある団体に売却するか、クラウドファンディングで寄付を募るべきでしょう。もちろん私も寄付させていただきます。
SL・・・へ~、普通の公園に保存されてるんですね~!・・・(*o*)
それにしても、酷いサビサビ・・・これは撤去される日が近いカモ・・・です・・・(-_-)
保存じゃなく放置なら誰でもできますがこのままだとダメですね。
クラウドファンディングやって欲しいですね!
公園での蒸気機関車ですが、1970年頃に役目を終えた蒸気機関車は、処分されるか、オブジェとして置かれることになりました。そんなところで、公園に置かれた蒸気機関車はたくさんあります。(^^)
撤去・・・悲しいことを言わないでください(涙)。置き場所があれば、頂きたいところです。
同じ播但線を走っていたC57-5号機は、姫路・御立公園で大事に保存されているのに、その差は歴然!あまりの違いにがっかりしました。(涙)
多分ですが、もう「お荷物」かな?このままでは朽ち果てて、最後はスクラップになりそう。JR西日本に戻して、京都鉄道博物館で展示して欲しいものです。(お願い)
阪神パークがあった頃は像の鳴き声が聞こえてきたとか・・・
せめて屋根がないと・・・耐久テストのようですねぇ~
ですよね。せめて屋根が欲しいところ。それよりも子供たちが触れないように檻にする方が大事と、保管の意味が成していません。(怒)
仰るように、鉄材の経年劣化調査サンプルのよう。もう姫路の御立公園に移設して欲しいです。
貴重な文化遺産として、非常にもったいないですよね。
されど全体的には、今回のC11のように、朽ち果てるのを待つ運命の蒸気機関車が大部分です。(涙)
後20年もすれば、自然淘汰されてしまうでしょう。仰るように、あまりにもったいない。手を入れるのは、最後のチャンスだと思います。
ブログにてC11-311号機の記録・紹介をしていただき感謝申し上げます。
この度、2024年7月よりこの311号機の保全修復活動を地域団体を立ち上げ実施して参る運びとなりました。
少しずつの活動とはなりますが、またお見守り頂けましたらと存じます。
あとお尋ねでございますが、現役時代のこの写真は管理者様の撮影されたモノなのでしょうか?
そうですか。保全修復が進むとは嬉しい限りです。FBの方も拝見しました。いよいよ、これからですね。また何かご協力できることがあれば、お知らせください。今後の活躍を祈念します。
なお現役時代の画像ですが、残念ですが私が撮影したものではございません。ネット検索で探したものです。
この画像が掲載されたサイトですが、播但線に加え姫新線のSL画像をたくさん掲載されていたのですが、どうも現在は閉鎖されたようです。いろいろ検索しましたが、分かりませんでした。