土曜日に文学学校のクラスで合評していただいた、「スカーレットのごとく」の問題箇所を書き直し、今度広島市で、音楽物語として、上演してくださる、フランスシターの白井さんと竹元さんへ、どうにか原稿を送ることができました。
何度も書き換えをくり返したのですが、どうなのでしょうか?お返事いただくまでドキドキしております。
でもクラスのメンバーの方は細部まで丁寧に読んでくださって、私が気がつかないところまで指摘くださり助かりました。チューターのアドバイスは適切で、迷いが解けたところもあります。今までなんの疑問も感じずに、よく使う言い回しで表現していたのですが、私の作品は、私の文体で、私の思う描写を行なうことが大切であるとわかりました。実力に限界はあるのですが、できる限り修正を加えました。
今後は打ち合わせする中で、さらに校正を施すつもりです。
初版本は上巻だけ手に入れることができました。先日は、翌年の昭和14年に発行された、普及版の下巻を手に入れました。画像がそれです。この版も貴重で、訳者大久保氏の言葉とか政宗白鳥をはじめ他の作家さんのコメントとが入っていて感動いたしました。
コロナの影響があるので心配ですが、どうにか上演に持っていきたいです。