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思いやり予算は、日本国民のために組め!

2010-12-07 | 市民のくらしのなかで

主張

2011年度予算編成

軸足の置き所が間違っている


菅直人首相は3日、予算編成に関する閣僚委員会で、政府予算案の年内編成に向けて詰めの作業に入るよう指示しました。

これを受けて今週中にも、国家戦略室を中心に予算編成の基本方針を策定する予定です。

軍事費の聖域扱い続く

民主党政権は来年度予算の各省庁の概算要求に当たって、社会保障費などを除く経費を一律1割削減する基準を定めました。その上で新たに「特別枠」を設けて「予算配分を省庁を超えて大胆に組み替える」としていました。

「特別枠」を審査した「評価会議」は1日、各省庁の要望をA~Dの4段階評価した結果を公表しました。それによるとアメリカが維持・増額を求めた在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)は最高の「A」判定で1859億円の要望全額が認められる見通しです。

ところが、小学1・2年生の35人学級や学校施設整備、大学運営費交付金にかかわる「大学の機能強化」、奨学金や授業料免除の拡充など、文化・教育関連の要望は軒並み「B」「C」判定です。

「大胆な組み替え」が聞いてあきれます。意見公募(パブリックコメント)では「思いやり予算」そのものを必要ないとした人が53%に上り、文教関 連の予算はいずれも圧倒的多数が必要だと答えています。世界でも異常な「思いやり予算」をアメリカの要求に従ってそのまま続ける一方で、日本の将来にかか わる教育予算を切るのは本末転倒の極みです。

防衛省は「特別枠」で政府が削りそうにない「思いやり予算」などを要求し、本体の予算で多少削減されたとしても軍事予算の総額を維持できるようにしています。「特別枠」は自民党政権以来の軍事費の「聖域扱い」を続ける道具立てとなっています。

暮らしの予算の扱いもぞんざいです。財務省は昨年度にようやく3分の1から2分の1に引き上げた基礎年金の国庫負担割合を、財源確保が難しいとし て元の3分の1に戻すと言い出しました。野田佳彦財務相は、再び2分の1に引き上げるために消費税を含む「税制抜本改革」を「不退転の決意で実現する」と 語っています。

これは自公政権の国民裏切りの上塗りです。自公政権は基礎年金の財源にすると言って所得税・住民税の定率減税を全廃しました。それだけで3・3兆 円もの国民負担増となったのに、ほとんどは大企業向けの研究開発減税の拡充や証券優遇減税の財源に回り、国庫負担割合はわずかしか上がりませんでした。

政府が国庫負担引き上げの財源にしたのは、一時しのぎの特別会計「埋蔵金」です。それが底をついたから消費税増税だというのは重ねての国民への裏 切りです。基礎年金の財源は、自公政権の国民への裏切りを正すためにも大企業優遇減税や証券優遇減税を是正して生み出すべきです。

国民本位の予算編成を

税制では民主党のプロジェクトチームが2日に提言を取りまとめ、財界の要求どおりに法人税減税に踏み切るよう政府に求めました。年金財源も足りないと言っているのに、さらに大企業に減税をという政治の感性を疑います。

アメリカと財界に軸足を置く限り、国民本位の予算編成はできません。軸足を国民の暮らしに移すことが必要です。

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鈴木に続き小沢も・・・と言うことになればよいのに・・・・・

2010-12-07 | 市民のくらしのなかで

鈴木宗男・前衆院議員:収監(その1)

「一つの時代終わった」 /北海道

毎日新聞 12月7日(火)11時5分配信  より転載

◇後継者見当たらず 最後まで後援会維持に精力
最後まで検察批判を繰り返し、強気の姿勢を貫いた新党大地代表の鈴木宗男前衆院議員(62)が6日収監された。最高裁の上告棄却後の約3カ月間、地元を こまめに回り、後援会の維持に精力を注いできた。来年4月の統一地方選には支援する候補が出馬するものの、鈴木前議員の代役をこなせる後継者は今のところ 見当たらず、「一つの時代が終わった」との指摘も出ている。

【山田泰雄、本間浩昭、田中裕之】


◆「生涯政治家」
「浅野(貴博衆院議員)を釧根の代議士と思って多いに使ってほしい」。先月上旬、上京した小船井修一・釧根連合後援会長に、鈴木前議員は強調した。後援 会の恒例行事には、鈴木前議員に代わり衆院比例道ブロックで当選した浅野氏と妻典子さんを必ず出席させることを確認した。
鈴木前議員は、9月8日の上告棄却直後の10、11日には地元の釧路、帯広、北見の3市に入り、後援会の集会で「生涯政治家を続ける」と宣言。6日朝か ら鈴木前議員に同行した釧根連合後援会の金井関一幹事長は「『留守の間よろしく』と言われたが、鈴木氏に『がんばっていただいた』と言われるような組織強 化を図りたい」とコメントした。鈴木前議員の元秘書の蝦名大也・釧路市長も「地元のために何度も力を貸していただいただけに残念。元気で一日も早く帰って 来てほしい」と語った。
政治資金規正法違反の罪で起訴された石川知裕衆院議員(37)=道11区=は6日、札幌市でのセミナー後、報道陣に、同じ足寄町出身の鈴木前議員から 「裁判を最後まで頑張れ」と言われたことを紹介。「自分は悪いことをしていないという気持ちを常に抱きながら闘っていかなければいけないことを、鈴木さん の背中を見て感じた」と話した。
◆源泉は利益誘導
鈴木前議員は昨年8月の衆院比例道ブロックで約43万票を獲得し、8回目の当選を果たした。その力の源泉は地元への利益誘導だ。
根室市の長谷川俊輔市長は「ここは北方領土問題をはじめ『政治』が必要な地域。開発や振興にも多くの貢献をしてくれた。刑期を全うされ、再び活躍される ことを期待します」と話す。千島歯舞諸島居住者連盟根室支部の河田弘登志支部長(76)は「われわれの目指す四島返還と彼がやろうとしていた2島先行には 違いがあったが、北方領土問題には一生懸命取り組んでくれた。彼に代わる政治家がいない」と戸惑う。
ただ、地元からは冷ややかな声も。根室市内の自営業者(68)は「(自民党で)権力の中枢にあったころ、彼は『出るくいは打たれると申しますが、出過ぎ るくいは打たれないというのも真実』と言っていたが、本人が思うほど出過ぎていなかったのだろう。ああいう古いタイプの政治はもう通用しない」と批判。自 民党釧路市支部長代行の黒木満・同市議は「鈴木さんの支持者にも『応援するのは収監までだ』と言う人がいる。(収監は)いずれ来るものが来ただけで、一つ の時代は終わった。ホッとしている人は多いはず」と突き放した。
◆世襲に慎重意見
鈴木前議員は収監前の4日も地元を駆け足で回り、来春の道議選や市議選の立候補予定者を同席させて支援を呼びかけた。収監期間は長くて約1年5カ月とみられるが、その後も5年間は選挙に出られない。次期衆院選で誰を後継に立てるのかが課題だ。
長女の貴子氏(24)は鈴木前議員の選挙応援で注目を集めたが、後援会内には「世襲では次に広がらない」などと慎重意見が根強い。鈴木前議員は収監中に 解散総選挙があった場合について「私以上のネームバリューと存在感で十分勝負できる人を用意する」と、盟友で歌手の松山千春氏らの擁立を示唆したが、政治 家としての手腕は未知数だ。
「(鈴木前議員も)年齢が年齢だし、どんな方法で支持を広げればいいのか」。有力支持者の一人は不安を漏らした。

12月7日朝刊

小沢氏、年明けに強制起訴へ
…指定弁護士

読売新聞 12月7日(火)11時26分 配信より転載

小沢一郎・元民主党代表(68)の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会の起訴議決に基づき、小沢氏を強制起訴する指定弁護士を務める大室俊三弁護士は7日、小沢氏を年明けの早い時期に同法違反で東京地裁に起訴する方針を明らかにした。

大室弁護士は補充捜査の一環として、関係者に事情聴取を要請したことを明らかにした上で、「補充捜査にまだ時間がかかるため、年内の強制起訴は困難と判断した」と話した。

指定弁護士側は、小沢氏や石川知裕衆院議員(37)ら元秘書3人(政治資金規正法違反で起訴)に事情聴取を要請するかどうかについても検討しているが、 小沢氏の弁護人の弘中惇一郎弁護士は「起訴が決まっている段階なので、協力できる範囲は限られている」とし、要請に応じないことを示唆している。

最終更新:12月7日(火)11時26分

読売新聞

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子育てと政治・民主党は、日本の子どもに責任を持っていないのか?

2010-12-07 | 市民のくらしのなかで

保育制度壊さないで

内閣府前で抗議集会


写真

(写真)「公的保育制度を守れ」と訴える人たち=6日、東京都千代田区

「こわすな保育制度、つくろう保育所!」と6日、よりよい保育を!実行委員会は内閣府前で抗議集会を開きました。この日内閣府で開かれた子ども・子育て新システムのワーキングチームに合わせて取り組まれたものです。

子ども・子育て新システムが打ち出している幼保一体化や公的責任廃止路線について、参加した各団体からは、「保護者、保育者などの意見を聞かずに 議論が進められている保育制度『改革』を許すわけにはいかない」(全国保育団体連絡会)、「利用料や直接契約制度などに保護者から不安の声が広がってい る」(全国福祉保育労働組合)、「公的保育制度をよりよくしていくことが子どもにとって何より大切だ」(日本自治体労働組合総連合)などの発言が続きまし た。

この日の行動には、全国から約50人が参加しました。

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