シリア新和平案で一致 多国間外相級協議
2015年11月15日 01:50
【ウィーン、モスクワ共同】過激派組織「イスラム国」が勢力を拡大するシリアの内戦の政治的解決に向けた多国間外相級協議が14 日、ウィーンで開かれた。ロシア通信によると、シリアのアサド政権と反体制派による直接対話の年内実現を目指す方針などを盛り込んだ新たな和平案で一致し た。ドイツのシュタインマイヤー外相が語った。
タス通信によると、シュタインマイヤー氏は、直接対話を経て半年で移行政権を成立させ、1年半で新憲法に基づく大統領選挙などを実施する方針で一致したと語った。
外相級協議には米国やロシアを含め約20の国や国連など国際機関の代表が出席した。
(共同通信)