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日本語版新聞紹介

日本と韓国の両裁判所が「被害者の個人請求権が残っていると判断している」と指摘し、支払いに応じるなという日本政府の意向!

2019-01-19 | 科学的社会主義の発展のために

三菱重、協議応じよ

元徴用工ら原告 韓国司法判断受け

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(写真)要請後に三菱重工本社前で記者団に答える高橋氏(左から2人目)と寺尾氏(左から3人目)=18日、東京都千代田区

 日本の朝鮮半島での植民地支配や侵略戦争と直結した日本企業による反人道的な不法行為を受けたとして、韓国大法院(最高裁)が元徴用工や元挺身(ていしん)隊員ら韓国人への賠償を三菱重工業に命じた判決をめぐり、原告側の日本の支援者が18日、同社本社(東京都千代田区)を訪れ、被害者原告の尊厳の回復のための協議を求める要請書を同社の宮永俊一社長あてに提出しました。

 要請書の名義は、勤労挺身隊光州訴訟弁護団の李尚甲(イ・サンガプ)、金正煕(キム・ジョンヒ)両弁護士と、広島徴用工訴訟弁護団の崔鳳泰(チェ・ボンテ)、金世恩(キム・セウン)両弁護士。4氏は原告の代理人です。

 要請書は、勤労挺身隊被害者原告らについては協議の再開、広島徴用工被害者原告らについては協議の設定を要求。日本と韓国の両裁判所が「被害者の個人請求権が残っていると判断している」と指摘し、支払いに応じるなという日本政府の意向に従い、同社が賠償を拒み続けるのは「正義に反し、人道に反する状態」の継続だと厳しく批判しています。

 2月28日を回答期限とし、「誠意ある回答がなされない場合は確定判決に基づき強制執行に及ぶ用意がある」と述べています。

 要請書を渡したのは「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」の高橋信、寺尾光身(てるみ)両共同代表。約20年にわたり同社と折衝してきた両氏が体調のすぐれない原告から委任されました。三菱重工の渉外担当課長と課長代理が本社のあるビルの一室で受け取り、両氏の訴えを聞き取りました。要請後、高橋氏は記者団に対し94歳の原告・金中坤(キム・チュンゴン)さんの「解決するまで死ねない」との言葉を伝えたと述べました。

 要請を受けた三菱重工は「日本政府とも連絡を取りつつ、適切に対応する」(広報グループ)と説明しています。

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 NHK放送など日本メディアは、世界経済フォーラム年次総会(ダボスフォーラム)に参加する韓日の外相が二者会談をする方案が推進されていると18日伝えた。

2019-01-19 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好

韓日外相、23日ダボスで会談推進

強制徴用損害賠償判決以後、初の対面 
徴用・レーダーなど葛藤縫合は容易ではない見込み 
 
三菱重工業強制徴用被害者弁護団 
「2月末までに回答なければ強制執行」通知

 
        カン・ギョンファ韓国外交部長官と河野太郎日本外相=資料写真//ハンギョレ新聞社

 韓国のカン・ギョンファ外交部長官と日本の河野太郎外相が23日、スイスのダボスで韓日外相会談をする方案が推進されている。

 NHK放送など日本メディアは、世界経済フォーラム年次総会(ダボスフォーラム)に参加する韓日の外相が二者会談をする方案が推進されていると18日伝えた。菅義偉官房長官は「調整が進行中」と話した。会談が実現すれば、昨年10月末の韓国最高裁(大法院)による強制徴用賠償判決以来初の韓日外相会談になる。

 会談が実現しても、徴用賠償とレーダー論議に対する見解の相違が大きく、直ちに明確な成果が出てくるとは見がたい。河野外相は「強制徴用賠償は、1965年の韓日請求権協定で完全かつ最終的に解決された」という既存の立場を繰り返すと見られる。河野外相は“二国間協議”に応じるよう要求するものと見られる。韓国の裁判所が、強制徴用被害者弁護団が出した新日鉄住金の韓国内資産差し押さえ申請を許可すると、日本政府は9日に韓日協定の解釈について紛争が発生したとし“二国間協議”を要求した。

 
 18日、東京千代田区丸ノ内の三菱重工業本社前で、名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会の高橋信共同代表が発言している=東京/チョ・ギウォン特派員

 強制徴用被害者の弁護人はこの日、三菱重工業にも判決履行のための協議に応じなければ強制執行をする用意があるという趣旨の文書を伝えた。日本の市民団体「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」はこの日、東京の三菱重工業本社を訪問し、韓国勤労挺身隊光州(クァンジュ)訴訟弁護団と広島徴用弁護団名義の要請書を伝達した。弁護団は「被害者の尊厳を回復するために対話の場を作れ」として「2月末までに誠意ある回答がなければ、確定判決に基づき強制執行をする用意がある」と明らかにした。韓国最高裁は昨年11月、名古屋航空機製作所と広島機械製作所・造船所に強制動員された被害者に対し三菱重工業が賠償せよという判決を確定した。

 「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会」の高橋信共同代表は「(被害者遺族であり原告である)94歳のキム・ジュンゴン氏が、解決されるまでは死ぬことはできないと私に話した」と述べた。

東京/チョ・ギウォン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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