安保3文書撤回へ共に
京都 穀田氏、団体へ申し入れ
日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員は27日、京都の労働組合や運動団体など10団体を訪問し、岸田政権の「安保3文書」閣議決定の撤回を求め、ともに運動を広げることをよびかける申し入れを行いました。党京都府委員会の地坂拓晃書記長が同行しました。
京都教職員組合(京教組)、京都市教職員組合(市教組)=京都市左京区=では、穀田氏が「安保3文書」撤回を求める志位和夫委員長の声明を手渡し「軍拡財源を国債で賄うことは、戦後の財政民主主義の根幹を破るものだ。その上、国立病院や中小企業のための積立金、震災復興財源など、国民の命、暮らしを守るためのものを軍事費にまわすなど許されない。安保法制時以上の大きな国民運動で撤回させるしかない」と訴えました。
応対した中野宏之京教組委員長は「国は教育予算増額を求めても『金がない』と言い続けてきた。今回の軍事費増額には特に怒りを感じる」と表明。阪上貴木市教組書記長は「税金を勝手に使うな、勝手に決めるなという訴えはよく聞いてもらえる。広げていきたい」と応じました。