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日本語版新聞紹介

連載NO.39 日朝協会の代表が来られるのなら、大歓迎だと言われた。

2020-01-13 | 朝鮮民主主義人民共和国

NO.39

5、カラオケもありました。対外文化連絡協会の職員と・・・

 

  晩、ひまそうにしていると、カラオケに行きましょうか?と声がかかる。ホテルの近くにカラオケボックスが何部屋か並んでいる。ネオンなどはなく、普通の建物で、いつも対外文化連絡協会のかたが、むかえに来る。

  歌い放題・飲み放題・食べ放題で日本円で3000円である。曲目は日本の歌は殆どなんでもある。勿論演歌はそろっている。店員は若い女性が何人かいるが、公務員である。日本人にはときどき行儀の悪い人がいるの握手意外はだめだと念を押される。

 私は途中トイレにいって帰ってきたとき同じようなドアーが並んでいたので、間違って隣の部屋のドアーをあけてしまったら、別の団体がおられた。自分達だけではなく日本人の団体は、晩はここに来ていることがわかった。

  私はこのカラオケに4回参加したが,退屈な時間を過ごさず助かった。

6、町並み、施設 人びとの暮らし 

  数年間の町並みの変化は見違えるほどだと、以前に来られた方が言われた。

  10年前に来たことがあると言う方は、町全体が明るくなり、きれいになり別のところに来たようだと言う。地下鉄の駅もうす暗かったが、新調したように明るく電気が十分足りてきていると言う感じがするといわれた。以前はよく停電していたと言う。

 観光施設も手が加えられ、他国の観光地に引けを取らないし、朝鮮・韓国歴史ドラマの中心舞台は北朝鮮に多く、日本との関係も深く興味深く宮殿などを見ることが出来た。

 子ども宮殿は、ぜひ日本にもほしい施設だ。子どもたちには最高のものを与える、という考えが徹底しており、スポーツ・芸術、音楽、舞踊、等など日本で言う英才教育の場がすべての子どもに開かれていると感じた。勿論使用料は無料である。指導員も多くきちっと指導してくれる。 

 大学の図書館にもいったが、日本の図書館が最近どうなっているのかしらない私にとっては比べようがないが、広く大きく立派なものだった。   

 医療の現場には行けなかったが、漢方の研究などは中国と同様世界水準だと聞いている。私たちの団体のある方が腹痛で休んでおられたが、医者に見てもらわれたのか聞いていないが、帰るときは治っておられた。医療も無料である。

   対外文化連絡協会役員との対話  ホテルの喫茶店で

 北朝鮮で日本人との交流の窓口の仕事をしておられる部署は、対外文化連絡協会(対文協)である。対文協の職員は日本語が堪能で、日本の国内事情にも精通している。日朝協会についてもよく知っている。

 わたしは、・日朝平壌宣言について ・拉致問題について ・日朝協会の訪朝について、など率直に相手の考えを聞いてみた。公式会談ではないので正式に確認が必要だが、まとめると次のような考えだった。

 今の日本政府は、すぐ変わり、約束してもきちっと守らなかったり、引継ぎがないなど困っており、政府の間での交流は進まないと思う。しかし 平壌宣言や拉致問題は、政府間で解決すべき事柄であり、私たちが言う立場にない。

 私たちが責任を持って行うのは、民間団体の受け入れである。日本の方は、大いに来てほしい、前もって私たちと日程や、どんな話しをするか希望を聞いて出来る限り要望を受け入れて実現させたい、「拉致」の関係者でもかまわない、と言われました。そうして、日朝協会の代表が来られるのなら、大歓迎だと言われた。私は交流できなくなった経緯もある程度知っていたので、朝鮮側の態度が随分変わってきたのだなと思った。

 案外国交回復のテーブルも運動しだいでは近づいているのかもしれないと感じた。

何よりも日本国内での運動を強めなければならないと思った。

          


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