どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

手持ちのしょぼいカードで人生を賭ける

2016年12月02日 | 日記
暗いうちに目が覚めるのは 相変わらず

だが起きれば暖房も必要になるので しばらくラジオを聞きながら布団の中で温もりを楽しむ

世間が何とか動き始める時間になって やっと起き出す

本当は早く起きてあれこれしたいのに やはり寒さには勝てない=冬が嫌い となる

食事が終わってから 今日は暖かいこともあって 暖房の無い部屋で少し荷物の整理をする

何本か出していたパンツも洗濯し これからはGパンとチノパンの2本だけでいくことにする

着たきり雀みたい^^ チュンチュン^^


話題になったままどうなるのかと思っていたカジノ法案が まとまりそうだという

また何とも急だこと

我が家は 人を介した賭け事はご法度 ということになっている

役人だった祖父は自分の子供たちに 昼休みに同僚と囲碁や将棋をすると たとえタバコ1本であっても賭けると人の目の色が変わる その姿が醜いから賭け事はするな という話をしていたそうだ

だから 競馬などは問題無いことになっているが 父だってちょっとした賭け事はしたかもしれないが 競輪・競馬の類はおろか パチンコでさえ 私が小さい時に少しした程度で 好きではなかったようだった

真面目だとかではなく それだけの労力とお金をそうしたものに使うことに 格別面白さを感じなかったのだろうと思う


賭け事で得ることのできる興奮は わからないでもない

特に 競輪や競馬は自分の予想というものもあるから 当たった時のアドレナリン放出は また格別だろうと思う

映画の世界でしか知らないが カジノの持つ雰囲気を大人気分で楽しむのも 悪いことだとは思わない

けれども 所詮は元締めが儲かるようにできているわけだから 同じお金を使うのであれば 私はもっと別のもので興奮したいと思う


風紀が乱れるとか 賭け事に溺れて人生を破滅させることがあるとか言うけれど 何でも人次第

お酒でも同じことが言えるし ポケモンGOでも遊び方

国営にするのか 企業に任せるのか 天下り先になるのか マカオでもラスベガスでも最近はあまり流行っていないときくけれど 果たして利益が出るのか 私は何も知らない 

海外の金持ちがどかどかとお金を落としてくれて それで日本国民が豊かになれるのであれば(無税だったり 年金増額だったり 学費全てが免除とか) それもまた良しともいえるけれど そんなことで経済が豊かになったとして 果たして本当にそれで良いのだろうか

そして 子供にはどう説明するのだろうか

そもそも なぜカジノを作ろうということになったのか

観光国にして外貨を稼ぐためなのだろうか

美しい日本の自然や風土 国民性や文化や風習では魅力が足りないのだろうか


すでに 株にしてもそのほかの投機にしても 言い出せばあれだってギャンブルに近い

収入に見合った楽しみ方をする人は ギャンブルもまた娯楽の一部と捉えているようで 必ずしも悪だとは言えないのかもしれない

私にはよくわからないし 遊ぶつもりも無いけれど もしも自分の住む町にカジノがあったとしたら 私はあまり良い気持ちにはなれない気がする

そもそも 人生そのものがギャンブルではないか?(って もしかして 私だけか?)

であるならば 他人の配るカードでお金を賭けるより 自分のどんなにしょぼくても手持ちのカードで人生を賭けたほうが よほど興奮すると思うのだが それは私が根っからの貧乏人のせいかもしれない

多分 大金を賭けることができる人は もっと大きな人生の賭けをしてきている人なのだろう

ギャンブルを楽しむ素質の無い人は近寄らないに限る と 私は思う
コメント (6)
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