内壁の左官仕事は終了

さむっ！

部屋は１０度あるかないかだ

暖房を入れて少ししてから起きる


外出着にするつもりは無かった例の防寒パンツをはいて　家を見に行く

誰も見てはいないだろうと思うところが　すでに年をとった証拠か

以前であれば　絶対にこんなことはできなかったのに・・・

いや　そうじゃない　年齢とともに恥と思う事の質が変わってきたのだと思う

外見に対する人目を気にするよりも　自分の心や言動のほうにシフトしてきたのだと

まあ　自分の町の散歩程度で　気取ったところでねぇ

それにやっぱり　暖かい方が嬉しいし～


家の内壁の塗り壁はきょうで終了だそうだ

ほとんど塗り終わるところで　午後に　最後の点検と掃除をして帰るという

漆喰の白が光を反射して　部屋は格段に明るくなった

せっかくのコテ塗りなのに　模様の全く無い　腕の振るいようも無い仕上げで申し訳ないと言ったら　お客様の好みもありますから　と

確かに値段のこともあったけれど　この小さな部屋にはかえって邪魔になるだけと思ってのことだったが　それでもわずかに残るコテの跡に趣もあり　私にはこの程度の地味さが似合っている気がする

固定資産税がクロス仕上げよりも高くなるとはあとで知ったことで　でも　仕方ないか・・・


私が居る時に　照明器具の搬入があった

これで建具が入れば　もう家の内部はほとんど完成したといってもよい

問題は　外壁

十分な乾燥には時間を要する

まあ　いつかは終わるだろう


帰りに買い出し

野菜の値段がすっかり元に戻ったようだ

家に帰ってしばらく暖房を入れずにいたら　震えるほど寒くなってきた

今度の家は　どのくらいの日当たりになるのだろうか

生活を始めてみないとわからないことばかりで　慣れるのにはしばらくかかりそうだ

まだまだ　両手両足の指を使っても数えきれない日々が残っている