どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

無題

2006年10月28日 | 日記
彼女が窓の外を指差して 言う 

ほら あれ見てごらんなさい とニコニコ笑ってね

指の先を見るけど 別に何も変わったものは無い

返事に困って仏頂面でいると

それが気に入らなかったのだろうね 彼女はちょっと膨れっ面になって

よくよく見ると スズメが何羽もこちらを向いて 電線に等間隔に止まっているんだ

それ以外は何も無いから

どうやら彼女は それが愉しいと感じたらしいんだな

あ~ この人って こういう事を面白がる人なんだなぁって ちょっと不思議に思ったよ

彼女は やっと二十歳

まだ恋愛に進む前の 父の 母に対する思い出のひとつ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギャンブル

2006年10月27日 | 日記
朝の通勤電車の中で 競馬欄を眺めている人がいた

あれって何故カタカナなのかな 出走馬のことだけど

ローエングリンってのがいて へぇ~って思ったけど

父は子供の頃 賭け事はご法度と教えられたらしい

役所勤めだった祖父が 昼休みに囲碁なんぞする

タバコ1本賭けたりするが そうすると途端に人の目が変わるのだそうだ

それが嫌で 子供はそう躾けたらしい

父は実際 賭け事はしなかった

パチンコさえほとんどしなかった

ところがその祖父 競馬はけっこう行っていたらしい^^

賭け事には2種類あって 人と競う賭け 本人の責任における賭け があると思う

祖父は前者は嫌いだったが 後者はそうでもなかったのだろう

父はもっと確実なものを選ぶタイプで 駄菓子屋のくじね

必ず当たりがあるなら・・全部買うから景品を寄こせって

私がまだ子供の頃 そんなことしたらしい

ドストエフスキーに『賭博者』って小説がある

なんか 恐くてスリリングで魅力的だった

私は親の子のせいか 賭け事は全くしない

でも賭けるなら 自分の人生 

なんて言ってみたいねぇ~

だって人生は賭けるに値するもの

此処で ワクワク ドキドキ スリリングな瞬間を愉しむほうがずっと楽しいと思うもん
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家計簿

2006年10月26日 | 日記
家計簿をつけている人って どのくらい居るのだろうか

私は細かくて しかもアバウトである

給料は 今時珍しい現金手渡し会社

そこから 貯金やら保険やら食費 最近は公共料金や火災保険や固定資産税なんてものも天引きにする

なんたって 世帯主だし

残りは全てお小遣いとなる

それは アバウトながらちゃんと収支を記載している

食費は別のお財布で 野放し状態である

外食やビールは除く

足りなくなればお小遣いから足すことにしている

数学の教科書を開けば居眠りの姉が 嫁いでからというもの 細かい家計簿をつけているのを見てビックリ!

父がそうだった

母が無くなってから それは細かくつけていた

私は数学は大好きだったが 其処まではしない

大体のとこ合ってれば そして成り立っていけば良いか と思っている

出るものは出るし 出せないものは逆さになっても無理

そんな感じで 計算もしてるが細かくは無い

小遣い帳を記しているのは 備忘録というか思い出記録のようなものだ

アバウトでもちゃんと概要把握してれば良いと思っている

肝心なのは 成り立つってこと

これはひょっとすると 人に対しても同じかもしれない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェイク

2006年10月25日 | 日記
私が夜毎飲むのは 正確に言えばビールじゃない

カロリーオフの発泡酒だ

これだけは断言出来るが 貧乏だからじゃない

カロリーオフってとこに力点がある

衣食に関しては 自分なりの贅沢で良いと思っているが 結構うるさい方だし 満喫もしている

これは譲れないし手も抜けない

ところで この手のビール(もどきも含めて)は 私の知る限り2種類しかない

ビールの方は はっきり言って美味しくなかった

それで発泡酒になったのだ

もどき ってのは 今では沢山ある

フェイクとも言う

フェイクをフェイクと知りつつ愉しむのは良い

フェイクを本物と信じて愉しむのも またいじらしい

フェイクの中をうつろいながら 本物を探すのも悪くない

一番やっかいなのは フェイクだと何処かで知りつつ フェイクじゃないのだと信じさせよう 信じようという心だ

偽善…とも言えるね

フェイクは笑えるから良い

笑ってナンボのもの

苦々しいフェイクなんてのは みすぼったらしいだけだ

それこそ 本物の 心からの 貧乏人になっちまう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しばし冬眠

2006年10月24日 | 日記
急に寒くなった

雨は止まない

寒いのは苦手な私 夏の暑さが早くも恋しい

帰りの電車の中で面白い話を聞いた

父親が話す 娘との入浴談義

それについて書くつもりだったが 気分乗らず

あると思っていたビールも無かったし

またにします(ビールじゃなく 話のこと) 

お布団の中に潜り込んで しばし冬眠

朝は熊にはなれないけど 夜は熊になってもいいでしょ

まっ 時々トラに変身することもあるけどね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする