どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

今年最後の祝日

2015年12月23日 | 日記
天皇誕生日で本日は祝日

一年の終わりに近いということもあって 天皇の記者会見は今年一年を振り返るものとなる

戦争を知る最後の天皇となることを願う


天気は曇りで寒い

家族のある人は それぞれの予定に合わせてすでにクリスマスを済ませたという家庭も多いようだ

私はどうするかな

とりあえず今日は洗濯

それから一か月の生活費を自分で自分に払う

各種支払・食費・小遣いの3本立て


今年もあと9日

来年のカレンダーに あれこれ忘れてはいけない日を記入する

段々と忘れそうになる親の「生きていたら何歳」の記入も勿論である

何歳まで記入できるか それが同時に私が生きてきた証にもなる

年賀状もすでに出した

そろそろ家の整理と並行して 終の棲家も考えなくては

そしてお節料理の支度も


これまで年末のこの祝日は 色々な意味でとてもありがたいものだった

今ではそのありがたさは減ったけれども のんびり過ごしながら静かに年の瀬を感じ始めている
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分け入っても分け入っても・・・へそくりの巻

2015年12月22日 | 日記
分け入っても分け入っても古い本

ごめんなさい(念のため 山頭火のパクリです)

男もすなる(今年流行った)「パクリ」といふものを 女もしてみむとてするなり

またまたごめんなさい(念のため 紀貫之です)


思いのほか父の本が多くて 私にはそのほとんどに(数人の作家を除けば)思い入れは無いのだが 保管が良かったのか日焼けしたものも少なく 持って行ってもごくわずかな金額にしかならず かといって紐で縛って捨てるのも手間なので 結局自分の本と混ぜて売りに行っている

売っても売らなくても手間であることにかわりはないなんて 笑いでもしなければとてもできたことではない

一回最高でも800円ほど 安い時には400円ほどにしかならないのだが さてそのお金をどうするか

帰りにコーヒーの一杯でも飲んでしまう

そのままお財布に入れて何となく使ってしまう

ちょっと美味しいお菓子とか 甘いものなど買って帰る

全て 否

私はへそくりに回す


一人の生活では財布なんかひとつで へそくりも何も無いだろうと思ったら大間違い

たとえば ポイントなどで何かと交換した場合 それがそもそも購入するべきものだったとしたら あるいは支払うべきものだったとしたら 私はその分をへそくりに回す

ロト6で当たった金額も(少額ではあるが)はい へそくり

ネットで当たったビールも当然買う予定のものであれば その分はへそくりに入れる

これは 一か月にかかる生活費の感覚を変えないためである

もしもそうしたあぶく銭がそこそこの金額であった時には そのまま貯金に回すか あるいは普段には使用しないもの(旅であったりまとまった買い物や美味しい食事など)に充てることにしている

あればあっただけ 無いなら無いなりに というのが現実ではあるけれど その幅をできるだけ小さくしておくほうが私は好きである


前回の旅行用に予定していたお金も幾らか余ったので それもへそくりに回している

ただし そのへそくりが今幾らになっているかと問われても 記録も確認もしていない私には答えられない

餌を隠しているうちに その隠し場所も忘れてしまうようなリスと同じになってしまうかもしれない

へそくってもへそくってもカネの山 な~んてことになったら嬉しいんだけどねぇ~


※へそくりの原義は「綜麻繰り金(へそくりがね)」だそうだ。簡単に言うと、主婦の内職として紡いだ麻糸を巻きつけて稼いだお金のことらしい。

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来年は平成28年だって

2015年12月21日 | 日記
午前中 少し曇りがち

昔は仕事に出るついでに捨てていたゴミを 今はそのために朝7時に起き 着替えをして出しに行くけれど この時期はそれもだんだんと辛くなってきた


本を売りに行くのをやめて 整理に専念する

かなり本箱がスカスカになってきた

しかし 自分で自分の人生のけりをつけるのは 本当に大変

両親に ふたりともずるいよね~ と言いたいところだけれど 仕方が無い

とりあえず年賀状もプリントアウトしたけれど もうそろそろメールだけで済ませても良いだろうか 義理だけの年賀状はやめてしまおうかなどと考えている


年賀状を作る時 平成何年になるのかを間違えないようにしなくてはと思うのは 私だけだろうか

西暦は 最近ではこちらの方を使うことが多く まあまあ間違えることは無い

けれども元号のほうは 飛ぶように早く時が過ぎる年齢になったせいか 慣れた頃には一つ増えているといった感じになってきている

何度か確かめてから印刷した

これを間違ったら もう 初笑いを通り越す


しかし 元号が変わるという体験をしてからもうこんなに経つのかと驚く

現実的なことを言えば 昭和末期生まれの人であっても実際に生きてきたのは平成の世といってもいい

そういった人たちが今は若い力となって社会で活躍している そういう時代になったのだと今更ながら実感する

年は 確実にとる

まあ これだけは平等のようだ
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またはしご酒

2015年12月20日 | 日記
神谷バーが混んでいるので す~さんの案内で炉端焼きの店に行く

ひととおり話を終えたところで 次の店に行くまでに仲見世を冷かしていこうという

始まったよ また はしご酒かい・・・

仲見世はまるで京都の有名観光地のような人の波で 私は好みでは無いのだが仕方なく付き合う

ここが僕の帽子屋さん といって「銀座トラヤ帽子店」に入っていく

値段も手ごろな物から ボルサリーノを始め 帽子ひとつに・・・と思うような値段のものまで扱う有名店ではないか

彼は常連らしくお店の人と会話を始め 自分の帽子をブラッシングしてもらったりしている

店を出る時に 私まで来年の干支の根付けを頂いてしまった


浅草は俺の庭だというだけあって 彼の手の中には切り札がいくつも握られているらしい

クジラの店「捕鯨船」に行く

有名店らしくカウンターは人で一杯だったが 詰めてもらって二人分確保できた

次々とやってくるお客さんはもう入れない(ラッキー!)

ここも長居はせずに店を出ると 入れるかどうかと迷っているらしいカップルが店の前にいたので 今空きましたと教えてあげると どうやら韓国の人らしい

拙い英語で二人入れることを教えてあげたら ニコニコして入っていった

クジラは美味しいことを世界に広めて欲しい


神谷バーに再挑戦したら 今度は何とか席を確保することができた

オーダーをとりに来た若いウェイターがまるで50年前のスターのようなカッコよさで す~さんと二人でいい男だね~とびっくり

やがてテーブルの前の席が二つあいて 若い男女が入ってきた

なんとなく話が始まり同じ会社に勤める二人だが恋人どうしではなく 彼女は来週の結婚に向けて大阪に戻るのだという

そこで東京でまだ行ったことの無いところへと 二人でやってきたそうな

男性の方は京都出身であるという

大阪も京都も少なからず知っている私は さっそく建築の話を始めたり そのうちどういう風の吹き回しか 音楽の話になったらまだ30才そこそこなのに彼は「はっぴいえんど」や岡林を知ってるという

関西と音楽と建築の話ですっかり盛り上がり す~さんは自分の音楽活動用の名刺をあげていた


帰宅は11時

私にはきつい時間だったが 悪くない一日だった

今朝 遅く起きてから本を売りに行く

さきほど す~さんからメールが来た

ヤッパ ねーちゃんと飲むのは楽しいねぇ! とあった

私も楽しかったよ

でもね こっちはもう若くないんだから 夜遊びはもうできないかもだよ

そこのとこ宜しくね

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浅草に行くことになって

2015年12月19日 | 日記
数日前 す~さんからメールがきた

姐さん 手帳要らない?

欲しい それよりもゼロックスの卓上カレンダーがあればそれが欲しい と告げた

私としてはお金を渡して郵送してもらえれば良かったのだが それでは飲みましょうと誘ってくれた

断るのはあまりに無粋なので 今日の午後会うことにした

場所は 彼のよく知っている浅草

東京の東にはあまり縁が無く 浅草は数えるほどしか行ったことがないので 正午過ぎに家を出て少し徘徊することにした


上野駅から歩くとまもなく おぉっと思う建物発見



大通りを歩きながらも 路地を覗くことは忘れない

調理道具で有名な河童橋では こんなものもご愛嬌



仏壇仏具屋さんが立ち並ぶあたりでは なかなか趣のあるものも



横道に見えたお寺が気になって近寄ってみたら その塀に落語家の名前が・・・






本法寺という日蓮宗のお寺で はなし塚があるという



こういう時代があった


駒形橋まで来たら スカイツリーが見えた

近くで見るのはこれが初めてになる

端を渡り しばらく歩いたあとで再び川に寄って歩く

そこでリアカーにもたれている老女を見かけた

おそらく全財産であるであろう荷物が重くて押しきれないのだろうか 

切なくなった

どんな人生があり どんな運命の歯車に巻き込まれたのか

それは本人のせいなのだろうか

どこでどんな眠りにつき どんな朝を迎えるのかと思うと辛くなる



真昼の月が スカイツリーの横に見える

川の向こうは浅草 

日本人だけでなく海外からの旅行者も絶えることなく訪れ 周辺は飲食店であふれかえっている

彼女の前には 渡ることのできない橋がかかり 超えることの出来ない川が流れているのだろうか

待ち合わせの時間が近づいてきたので こんなことは忘れよう 忘れてしまえと思いながら言問橋を渡る
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