どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

これはこれで

2016年12月26日 | 日記
最後の仮住まいの家賃の支払いで 銀行に行く

そのついでに髪を切ってきた

引越しの話になった時 九州の小倉出身のマスターが 東京で引越しをしたのは一度だけだと言うのには驚いた

どこで修行をし 最初の就職がどこだったのか また いつ東京に出てきたのかは訊かなかったが 最初がこの町のマンションで そのあとに一軒家を買ったのだそうだ

そこでいつしか 再開発で今はすっかり変わってしまったこの町の昔話になった

特徴のあった三角屋根の木造の駅舎 

まだ高架では無かった頃 電車がホームに滑り込むのを見ながら なだらかな階段を走って幾度もすべり込みセーフをしたこと

今はもう無くなった文房具屋さんや本屋さん 角のおもちゃ屋さん 

開発で移転した酒屋さんや八百屋さんなど 来年70歳になる彼と61歳の私が記憶を頼りに あれがあった これがあったと

だが さすがに私が幼少期に見た映画館のことは知らなかったなあ(自慢か?)


団塊の世代の彼は 小学校の教室に暖房(私の時代はコークスのだるまストーブがあったが)も無く 遊び道具は全て自分で作ったという思い出話にも発展し 最近はこうした昔話が楽しいのだと語った

若い時には 自分の生きた時間はまだまだ短く 大きな変化もさして無いけれど 年齢を重ねるうちにいつしか語るだけの歴史が出来上がっている

年寄りは昔の話をするとよく思ったものだが それは語るだけのものを持っているからだとわかるような年齢になってきた


買い出しで 正月用の食品をもう何品か買ってしまった

慈姑は今年も数が少なかったが 出来は悪くない気がする

3個入りパックが598円

とりあえず 品物があるうちに2パックだけ買った


家に帰ったら インタ―ネットの工事のことで電話

今までは家に居る事が少ない生活だったので不要だったが 今回はナンバーディスプレーのサービスもつけようかと思っている

たった一か所のロールスクリーンの見本も宅急便で届いたので それも検討して決めた

今日の仕事はもう終了

こんな暢気な時間はそんなに長く続くわけではないだろうし これはこれで善しとしよう

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来るよね

2016年12月25日 | 日記
震えるほどには寒くない朝だけれど まだ起きるには少し寒い

そんな風に思える時は 布団の中でラジオを聞いたり 本を読んだりしてしばし過ごす

外出はせずにダラダラと過ごした夜に 滅多に鳴らない携帯が鳴った

昨年 退職してから一緒に食事をした 会社のもと上司からだった

あれから早くも一年が過ぎたんだ・・・

あの時はまだ家に居たし 建築の話も出ていなかったものなぁ

ここに引っ越しをしてから 一緒に食事をという話になったままで 夏は暑いから秋になったらと言いつつ そのままになっていた


長男は結婚して 今は日本企業の香港支社に 長女はオーストラリアの病院に看護師として勤務 次男はまだ未婚だそうだ

奥さんも膠原病があり 本人は昔から病気のデパートで 随分前から透析患者

95歳の母親が一番元気だという

老々介護になっちゃうと言うから 意味が逆の 老いた親が老いた子を看る介護でしょう と言って笑った

来年の春には是非食事をと約束し その時は家の写真を見せてね と言われた

見せるような家とちゃうんやけどなぁ・・・・


春かぁ

来るのかな 春・・・ 来るよね

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シングルベルも悪くない

2016年12月24日 | 日記
さてさて 今日はクリスマス・イブということだけれど 私には月末の24日と なも変わららん

鳴るのはシングルベル ちりん ちりん 静かな良い音

公共料金等の支払いもあったので買い出しに出かけたら お馴染みの光景

焼き鳥屋さんも 総菜屋さんも 勿論洋菓子屋さんも そしてスーパーの中も クリスマス一色

人出は多く 誰もが今日のための買い出しのように見える

一年間 良い子にしていた子も またそうではなかった子にも 思い出に残るクリスマスになるといいな

豪華であっても 質素であっても うちは何もやらんという家庭であっても 愛情さえあれば それは必ず良い思い出になるものだ


家に帰ってから 久しぶりにハッシュドビーフを作る

このところ暖かくて とはいってもそれなりに寒いけれど キッチンに立つのはそう苦にはならない

今のうちに手料理をしておかないと 

暖かいものを盛り付ける時は 必ずお皿を温めることにしている

すぐに食べないと あっという間に冷めてしまう

正式名称はわからないのだが 保温プレートを持っていて 冬には良く使っていた

決して冷めることがなくなかなか便利なのだが コードが邪魔なのが難点

粗忽者の私だからここでは使わないことにして ハッシュドビーフは量を少なめに入れてお代わりをする

ルーはインスタントだけれど おいしい~

イブらしくない日ではあるけれど そしておそらく来年もこんな静かな感じだろうけれど それでも決して悪くない一日だった

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ふたつのクリスマス

2016年12月23日 | 日記
さすがの私も 昨夜はむしろ暑いと感じた

そして今朝 糸魚川の大火事のことを友人に教えてもらってはじめて知った

フェーン現象なのか 強風が災害を大きくしたようだ

クリスマスも目の前という この年末の出来事で被災された多くの方々には ただただお見舞いを言うことしかできない


昨日はユーチューブで 池上彰のTV番組を梯子して見ていた

その中で「格差」を扱ったものがあった

アメリカ・ジョージア州のフルトン群というところで 富裕層の人たちが自分たちが住む地域を 市として独立させた

高額納税者である彼らは 同じ地域に住む貧困層に税金やサービスが使われ 結果自分たちが不利を被っていると感じたのだ

もう10年も前のことだが この動きはこの州だけにとどまらず 他の州にも及んでいるらしい

見るからに裕福そうな広大な土地に大きな家

独立後 生活上のサービスもかなり行き届いている一方で 貧困層にまわるお金は減っていく


富裕層の人は 税金を払っただけのことはあると満足する

貧困層の人は 十分持っているのだから分けてくれても良いじゃないかと言う

日本でもとっくに格差は始まっているが アメリカも根深いものがあると感じた

そして 人間の難しさ

私が富裕層の立場であったら 大きな公園 広く綺麗な道路 まるでホーム・セキュリティのように 長期に家を空ける時には見回りをしてくれる警官 それらが可能になり それがまた資産(不動産)の価値を生むとわかれば 喜んで独立するだろう

もしも貧困層であったら 自分たちさえ良ければそれでよいのか と思うかもしれない

そもそも アメリカの国の成り立ちからしてすでに難しいものを抱えてしまっているのだろうが 住民の投票だけで独立が決まってしまうような州法で良いのかという気がしないでもない


誰でも自分の利益は追及したいし 損をしていると感じることには納得できないものだろう

施しはしても 意思に反して取られるということは許せないと感じる

だが一方 自分が困っている時には助けて欲しいと思う

そして それは自助努力だけではどうにもならないことだって往々にしてあるものだ


もうすぐクリスマス

クリスマスソングは数々あれど 私はクリス・レアの「Driving Home For Christmas」が一番好きで 今日はしばし この一曲をリピートで流していた

愛する人々の居る故郷まで 渋滞の道を車で走りながらも ドライバーは誰もがみな笑顔

そんな幸せいっぱいの歌詞である

日本の帰省と似たようなものだろうが キリスト教徒であれば(さほど宗教に熱心でなくたって)格別な時でもある


糸魚川の火災に遭ったひとたちも この連休で楽しい時間を送ろうと計画していただろう

準備しておいた子供へのクリスマス・プレゼントは大丈夫だっただろうか

自分が持つ何もかもをひとに与えることは 私にはできない(そもそも それほどの余裕も無いけれど)

オスカー・ワイルドの『幸福な王子』になることは無理だ(ちなみに 私の大好きな作家の一人であり それゆえビアズリーも知って好きになった)

そしてこの格差社会は 平和と同じで 残念だがおそらくエンドレス・ループだろうと思っている

こうした世界の中で二つのクリスマスがあることだけは 忘れないでおきたい

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電話の活躍日

2016年12月22日 | 日記
この頃は 太陽とともに起き 太陽とともに寝るような生活になってきている

とはいえ それではあまりに睡眠時間が多すぎて さすがの私も夜中に起きていたりもする

となると 再び寝るのが遅くなり 今朝はなんとなんと 起床が9時だった!

良くないことだが 睡眠が2分割になっている

ほどなくして 電話が鳴った

工務店からで できればこれから外壁の塗り方を確認して欲しいとのこと

昨夜7時頃 電話が鳴っていたのを取りそびれたが もしかしたら工務店からだったのかも


11時前に現地に着くと 近所のもとスーパーマーケットの奥さんとばったり(以前も日記に書いた)

まだそれほどのお年では無いのだが ショッピングカートを杖代わりにしながらの散歩の途中で 我が家の前の道をよく通られるみたいだ

素敵な家が出来ましたね と

皆さんそう言ってくれるが 気が付けば 私だって同じことを言うはずだ

良くても悪くても それが常識だものね

現場主任がやってきたので お風邪をひかないようにと言って別れた


家の中に入れてもらうと 建具が全てついている

うわっ 木の香りがする

マンションの引き戸が重いのに比べてここの引き戸が軽いのは やはり合板では無いためと 戸車のせいもあるのだろう

最初は軽いけれど 段々と戸車も減ってくると重くなることもあります

まあ 10年くらいは大丈夫ですけれど

そうか そうだろうなぁ 

全部を開けて閉めて 子供のようにはしゃぐ


家の外に出ると小さな雨粒が空から落ちてきた

寒くは無いが パーカーのフードを被り 今年買ったザックカバーを初めて使って帰る

そのあと そろそろ火災保険会社に連絡しておこうと携帯に電話をしてみたら 「この電話は音声の通信には使われていない」とかなんとか

うんもう~~だ

ちょうど引越しの頃に契約が切れたので 家が出来たらという約束だったし 引き渡し後は無保険になってしまうので すぐに入っておきたい

電話帳には代理店の名前でなく 担当者の名前で登録してあったために社名がわからない

社名さえわかればネットで検索できるだろうと思い 資料・書類箱をひっくり返して探す

もしかしたら それまでの契約書など全てもう不要だとシュレッダーにかけてしまったか・・・

探すこと10分 あったぁ~~!


無事に電話は通じ 見積をしてもらうことになった

と 今度はカーテン屋さんから電話

そして次は 賃貸マンションの管理会社から電話

その間にセールスの電話が一件

今日は珍しく電話が大活躍の一日
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