ジャーア~ン。
待ちに待った愛しのレンゲちゃんが開きましたぁ
大山レンゲと青いバラの庭(05.6.13記事)
数日前からも白いつぼみがほころび始め、
昨日の夕方には、こんな感じ。
今日の夕方、通信の発送も無事終わって、
小雨が降りはじめ、畑にエンドウを採りにいこうとすると・・・・・
うつむき加減にはずかしそうに咲く
大山レンゲの白い花が見えました。
あわててデジカメを取りに戻り、
坂の反対側を向いて咲いているので、
シャガをかき分けてドキドキしながら
のぞきこみました。
うわぁ、咲いてる咲いてる!
わが家レンゲちゃんのお目見えです。
まわりが薄暗いので、フラッシュをたいたら、
光り輝く花が白く浮かびました。
ついでに、足元に咲いていたどくだみの花と、
咲き始めたバイカウツギとオールドローズもオマケです。
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話は変わりますが、
『む・しの音通信』No.55ができあがりました。
『む・しの音通信』55号と今大地さんの記事(朝日新聞5/23)
今月号は7/8シンポを目指して、力作ぞろい。
なかでもタイムリーなのは、いま話題の福井県から、
当事者の今大地さんの「福井発~現代版焚書坑儒」の記事。
全文を『む・しの音通信』No.55から転載します。
福井発~現代版焚書坑儒
福井県敦賀市・今大地はるみ
4月28日付の世界日報の記事で、福井県生活学習館から、上野千鶴子さんらの著書、150冊が排除されたと報じられた。
昨年の11月に一県民の苦情を受け、一度は担当課長が「情報の提供は学習するうえで必要」と回答を出しながら、今年の3月には、150冊の図書が一般の人の目に触れないように倉庫にしまわれたというのだ。
さっそく生活学習館に問い合わせの電話を入れたが連休明けにして欲しいとの回答。
福井県民の1人としても、またジェンダーの視点を基本に活動する「む・しネット」の会員としても、この問題を見過ごすことができないと思い、みどりさんと相談し、抗議のアクションをおこすことにした。
5月2日、市民派フォーラムのMLに抗議のアクションの賛同者を募る一報を入れるとともに、生活学習館に再度問い合わせた。担当課長は、福井県の考えは11月の回答のとおり、本は排除したのではない、検討するために手元に置いたのだと言う。
150冊は誰が、どういう基準で選んだのか、150冊の書籍リストは出してもらえるのかという質問に対しては、行政情報だから出せない、教えられないの一点張り。行政情報なら情報公開すれば出ますねの一言には、「えっ!」と言ったまま絶句する有様だ。
同日午後、ともまささんに協力をお願いし、あげてもらった9項目についての情報公開請求を出してきた。
みどりさん、ともまささんも請求してくださることになり、連名で請求したいと申し出たら、福井県では連名での請求はできない、委任状を出せと言う。岐阜県や鹿児島県ではOKですよと言っても取り合ってくれず、情報公開に対する福井県の意識の低さにまたもや情けない思いをかみしめた。
その後1週間で、賛同者の数は40人近くになり、まずは抗議文を出し、住民監査請求で150冊分の書籍の代金の返還、書籍を元に戻すことなどを請求することにした。
5月11日、朝一番で抗議文と監査請求書を知事と監査委員事務局にFAX、賛同者のリストを整理し本文を郵送、午後から記者会見を行った。翌日の新聞で大きく取り上げられ、福井県は対応にあたふたしているとの情報も寄せられた。
抗議文だけならこれほどまでに大きなニュースにはならなかったと思う。「住民監査請求」なればこそのニュースだった。わたしひとりでここまでこぎつけたわけではなく、ノウハウを教えてくれたみどりさんやともまささんの協力があっての抗議のアクションにつながった。
わたしたちの抗議に対して、福井県生活学習館館長は、検討が終わり次第早急に書籍を戻すとコメントしていたが、一体誰が、いつ、何を検討するのだろうか。本の内容について検討すること自体が検閲だとは思わなかったのだろうか。2日の時点では、決して内容を検討するのではないと、わざわざ電話までかけてきたと言うのに!
17日には、「ジェンダー書籍戻る」などの見出しで新聞報道があった。市民オンブズマン福井も館長に対し公開質問状を郵送。書籍撤去は誰がどのような理由で判断したかや、書籍の内容についてどのように検討したのかを問いただしている。わたしたちの抗議の第一の目的は、書籍がもとの書架に戻されることだが、戻ればOKでは決してない。
福井県は経緯を明らかにするとともに、150冊の書籍リストの公開もしなければならない。現時点で情報公開請求した公文書は開示が1ヶ月延長との回答が来ている。そして思わず突っ込みたくなる矛盾だらけの回答が、18日付知事名で今日届いた。
今後は開示された文書をもとに、公開質問状などで福井県の事なかれ主義や隠蔽体質に厳しく迫りたいと考えている。
ジェンダーバッシングに対する対応もさることながら、県職員の住民や市民団体に対する官僚然とした態度、情報公開や男女共同参画に対する意識の低さなど福井県の問題は根が深い。県内の動きだけでなく全国各地からの抗議のアクションが、福井県の体質を変える大きな力になっていくに違いない。
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『む・しの音通信』55号(2006.5.25発行)より
今月号には、上野千鶴子さんの「役人のいる場所」も、
多重債務問題に取り組む
中日新聞生活部の白井康彦さんの寄稿もあって、
豪華版です。
記事はwebページと「む・しネット」blogに掲載します。
お楽しみに。
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