みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

晩夏の庭の花/「ジェンダー本撤去に苦情申し出」の新聞報道/福井発・焚書坑儒のその後

2006-08-31 09:13:19 | 「ジェンダー図書排除」事件

夜はむしの声が聞かれる、今日このごろ、
酷暑を生き延びた庭の花たちも、
ほっと一息、咲きはじめた。

  
ニオイバンマツリ

  
サザンクロス

  
カクトラノオ

  
アメリカンブルー

  
花アロエ

  
アサガオ     ブリエッタ

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とりあえず
一期一会のクリックを


昨日、福井県の提出した「苦情申し出書」と『要望書」の記事が、
地元の新聞に載り、FAXを送ってもらった。
もう出かけないといけないので、
とりあえず、記事だけアップしときます。

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ジェンダー本撤去問題
県の施策に苦情
著者・上野さんら 申し出書を提出

 県生活学習館(福井市)から、ジェンダーや性教育に関する図書153冊が書架から一時撤去された問題で、著者の上野千鶴子さんらで作る「福井『ジェンダー図書排除』究明原告団および有志」は29日、県の施策に対する苦情申し出書を提出した。
 申し出書では、県による図書の一時撤去▽図書の内容の検査▽図書を書架から移動させ、戻すまでの一連の行為を公務としてしたこと▽リストを挙げて撤去を求めた県の男女共同参画推進員の行為は条例の趣旨に反するにもかかわらず放置している、など4点を挙げ再発防止を求めている。
 有識者による県男女共同参画審議会で調査することを求める要望書も、同審議会の高田洋子会長あてに提出した。
(朝日新聞 2006.8.30)
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ジェンダー図書撤去苦情申し出
県内外80人、県に

 県生活学習館で男女共同参画関連の本約150冊が一時撤去された問題で、著者の一人の上野千鶴子・東大教授らが県内外の80人が29日、県に対し、行政対応の是正を申し立てるとともに、県男女共同参画審議会への諮問を要求した。
 県男女共同参画推進条例に基づいた申し出で▽昨年11月に図書の排除を公式に拒否しながら、3月に153冊を撤去した▽県が5月、撤去した本の内容を検閲した▽図書の選定、撤去、復帰を県の公務として行った▽撤去を求めた男女共同参画推進員の行為は推進員にあるまじき行為であり、それを放置している-などと主張。事実調査と回答を求めている。
 県とは別に、同審議会に対しても、公開の場で一連の問題を公正に審議するよう直接、要望した。              (宇井章人)
(日刊県民福井新聞 2006.8.30)
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上野氏ら県に苦情
ジェンダー本 
撤去求めた推進員留任で

 県生活学習館がフェミニズム関係の書籍約150冊を一時撤去した問題で、撤去リストの公開を求めて提訴を準備していたメンバーら80人が29日、県に対し、撤去や書籍の内容を検査したこと、撤去を求めた県男女共同参画推進員留任していることなどについての苦情を申し出を行った。
 撤去された本の著者の上野千鶴子・東京大教授や、今大地晴美・敦賀市議と、26日に福井市で開いた抗議集会で苦情申し出の趣旨に賛同した人たちで、うち県民は42人。また、県男女共同参画審議会に対して、県への苦情申し出を公開で調査するように要望した。
(読売新聞 2006.8.30)
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今日は月に一度のおたのしみの、
『生き延びるための思想』(上野千鶴子/岩波書店)の読書会。

ではまた。


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コメント (2)
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