みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「労働としてのケア」上野千鶴子+立岩真也(『現代思想』2月号)、おススメです。

2009-02-02 16:24:12 | ほん/新聞/ニュース
先日、東京の「上野千鶴子・中西正司編『ニーズ中心の福祉社会へ:
当事者主権の 次世代福祉戦略』(医学書院、2008年)を読み解く」
のシンポジウムで、立岩真也さんが、
「ケアについての上野さんとの対談が『現代思想』に載る」と言ってみえました。

『現代思想』は、「自由書房」と「カルコス」にしかおいてないし、
冊数が少ないので、だれかが買ったらなくなったしまう!
ということで、発刊日を調べたら27日だったので、
連れ合いに梅林公園のお花見に誘われた28日に
高島屋9階の「自由書房」で買ってきました。

『現代思想』2月号(青土社)

『現代思想』は1300円とちとお高いのですが、内容が濃い月刊誌。
むずかしいテーマが多いので、関心のあるテーマのときだけ時々買います(笑)。
字が小さいのが難点ですが、今号は面白かったので全部読みました。



『現代思想 2009年2月号』
■連載――日本を問い直す 第13回
  人間が国家に帰属するということ / 川田順造
■連載――通天閣 第12回
  無政府的新世界(5) 借家人の精神からの〈社会的なもの〉の誕生(上) /酒井隆史
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特集=ケアの未来 介護・労働・市場
【討議】
労働としてのケア 介護保険の未来 / 上野千鶴子+立岩真也 

【介護保険】
社会保障制度における介護保険制度の意義 社会保険と福祉制度からの考察 / 結城康博
【外国人福祉士】
ケアの確保をめぐって引き起こされる人の国際移動 移動する人々は多様性の一部か / 安里和晃
在日フィリピン人介護者 一足先にやって来た 「外国人介護労働者」 / 高畑幸
【高齢者】
「脆弱な生」 の統治 統治論の高齢者介護への 「応用」 をめぐる困難 / 天田城介
【社会】
「ケアの社会化」 の此/彼岸
 障害者と介助者の敵対的自立へ向けて / 市野川容孝+杉田俊介+堀田義太郎
【家族】
家族の時間・家族のことば 政治学から/政治学への接近の可能性 / 岡野八代
【市場】
「周辺的」 身体と市場原理 / 竹田茂夫
ケア・再分配・格差 / 堀田義太郎
【労働】
「労働力の女性化」 から 「労働の女性化」 へ 愛の労働のゆくえ / 伊田久美子
ケアの未来 介護労働の確立と住民福祉の安定を求めて / 清沢聖子
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■特別掲載
  ガザのあとで / 岡真理
■研究手帖
  現代の 「統治機密(アルカナ・インペリイ)」 / 大竹弘二


この本を紹介しようと勉強会にも持っていって、
本をスキャナで取り込んでおいたら、
なんという偶然!思いがけなく上野さんからも本が届きました。

読みたい人は、もよりの(大きい)本屋にお急ぎください。


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この日は、ともちゃんが薬を取りに行ってる間に、わたしは本を買って、
11階の「山本屋総本家」で「味噌煮込みうどん」を食べました。

 

  

本店が中村区大門にあって、岐阜店は若宮町にあるのが「山本屋本店」 
本家が中区栄にあって、岐阜高島屋にあるのか「山本屋総本家」 
と名古屋の老舗の煮込みうどん専門店もややこしいのですが、
高島屋のお店に来たのははじめて。
「山本屋本店」より八丁味噌とだしが濃い目で、値段はすこし安いかな。
きしめんがおいしそうだったので、追加で注文。
赤味噌と白味噌がミックスされている「山本屋本店」のほうが万人向き、
「山本屋総本家」のほうが地元の人向きかもしれません。

わたしは、「山本屋本店」のほうが好きです。

 お誕生日の人がいることを思い出して、おみやげは、
フレイバーの「バナナシフォンケーキ」と「デビルズフードケーキ」。

 

  

 

この日、高島屋のあとに行った梅林公園の「ソシンロウバイ」を
まとめて紹介したいと思っているのですが、なかなか画像の整理ができません。







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