WAN発足イベントの翌日、WAN事務所に泊めてもらって、
「京都シネマ」で上映中の、ドキュメンタリー映画「沈黙を破る」を観た。
30分ほど前に到着、わたしはぎりぎりで座れたけれど、立ち見が出るほどの観客。
ナレーションも音楽も入らないドキュメンタリー映画、
被害者のパレスチナの人たちと、イスラエル軍の元兵士の話が交互にはいる。
衝撃的なずっしりと重い内容で、映画の間中、すすり泣く声があちこちで聞こえた。
わたしも、ずっとハンカチを握り締めていた。
映画のあと、監督の土井敏邦さんと元兵士がいらっしゃって話を聴いた。
帰りに「沈黙を破る」のパンフレットを買って、
翌日の記事にしたいと思ったが、内容が重すぎて、なかなか言葉にならない。
今日こそは書こうと思ったのだけど、さまざまな思いが錯綜して書けなくて、
5月の庭のお花を紹介しようと、新聞を開いたら、
中日新聞の「このひと」に、土井敏邦さんの記事。
背中を押されて記事にすることにしたが、やはり言葉は出てこない。
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考えるのをやめたとき 僕は 怪物になった
「沈黙を破る」
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土井敏邦HP
ぜひあなた自身の目で見て、耳で聞き、そして、感じ、考えてほしい。
ガザ侵攻 子ども支援
第一歩 アマルちゃん募金とは・・・
2008年 12月末から3週間にわたり、イスラエル軍は、空と海と地上から猛攻撃を加え、ガザ地区を破壊しました。
1417人が死亡し、このうち、18歳未満の子どもが313人、一般住民が926人と報告されています。(パレスチナ人権センター 2009・3・19)
ガザの事実を知った私たちが支援したい人々は無限に存在します。「土井敏邦 パレスチナ・記録の会」では、まずできることから募金活動を開始することにしました。これまで、様々な機会にアマルちゃんのことを伝えてきました。第一歩として、アマルちゃんの家族への支援・100万円を目標に募金活動をします。
支援金は、土井敏邦氏が直接、家族に届けるか、信頼できるガザのNGOの仲介によって届けます。
郵便振替口座 0280-0-95978
加入者名: 土井敏邦 パレスチナ記録の会
(備考欄に「アマル募金」と明記してください。)
写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大
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沈黙を破る―元イスラエル軍将兵が語る“占領”
内容(「BOOK」データベースより)
パレスチナ自治区の占領地で日常的に繰り返される暴力や殺戮。イスラエルでは多くの兵士が占領地での任務に就くが、今までその実態が語られることはなかった。自らの加害体験を社会に伝えるために結成された青年退役兵たちのグループ「沈黙を破る」へのインタビューを通して、「占領」の本質を浮き彫りにする。
(土井 敏邦/岩波書店 /2008/05)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
土井 敏邦
1953年佐賀県生まれ。中東専門雑誌の編集者を経てフリー・ジャーナリスト。1985年以来、パレスチナ・イスラエルを取材。1993年よりビデオ・ジャーナリストとしての活動も開始し、テレビ各局でパレスチナやアジアに関するドキュメンタリー番組を放映。イラクでの米軍のファルージャ侵攻の実態を記録したドキュメンタリー映像『ファルージャ2004年4月』(DVD)を制作。「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」(JVJA)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
最後まで読んでくださってありがとう
「一期一会」に
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記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
「京都シネマ」で上映中の、ドキュメンタリー映画「沈黙を破る」を観た。
30分ほど前に到着、わたしはぎりぎりで座れたけれど、立ち見が出るほどの観客。
ナレーションも音楽も入らないドキュメンタリー映画、
被害者のパレスチナの人たちと、イスラエル軍の元兵士の話が交互にはいる。
衝撃的なずっしりと重い内容で、映画の間中、すすり泣く声があちこちで聞こえた。
わたしも、ずっとハンカチを握り締めていた。
映画のあと、監督の土井敏邦さんと元兵士がいらっしゃって話を聴いた。
帰りに「沈黙を破る」のパンフレットを買って、
翌日の記事にしたいと思ったが、内容が重すぎて、なかなか言葉にならない。
今日こそは書こうと思ったのだけど、さまざまな思いが錯綜して書けなくて、
5月の庭のお花を紹介しようと、新聞を開いたら、
中日新聞の「このひと」に、土井敏邦さんの記事。
背中を押されて記事にすることにしたが、やはり言葉は出てこない。
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考えるのをやめたとき 僕は 怪物になった
「沈黙を破る」
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土井敏邦HP
ぜひあなた自身の目で見て、耳で聞き、そして、感じ、考えてほしい。
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第一歩 アマルちゃん募金とは・・・
2008年 12月末から3週間にわたり、イスラエル軍は、空と海と地上から猛攻撃を加え、ガザ地区を破壊しました。
1417人が死亡し、このうち、18歳未満の子どもが313人、一般住民が926人と報告されています。(パレスチナ人権センター 2009・3・19)
ガザの事実を知った私たちが支援したい人々は無限に存在します。「土井敏邦 パレスチナ・記録の会」では、まずできることから募金活動を開始することにしました。これまで、様々な機会にアマルちゃんのことを伝えてきました。第一歩として、アマルちゃんの家族への支援・100万円を目標に募金活動をします。
支援金は、土井敏邦氏が直接、家族に届けるか、信頼できるガザのNGOの仲介によって届けます。
郵便振替口座 0280-0-95978
加入者名: 土井敏邦 パレスチナ記録の会
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![]() イスラエル軍の内部告発映画を監督 中日新聞 2009年6月3日 「言葉が強い。深い。一言たりとも聞き逃してはならないと思った」 イスラエル軍の元兵士がつくった非政府組織(NGO)「沈黙を破る」メンバーが、占領地でのパレスチナ人に対する殺りくや虐待、略奪などの実態を証言する同題名の映画を製作した。 「何も考えないことが生き残るための手段。パレスチナ人を人間とは考えない』「三年後には自分が変わっていることに気付かなくなっている」「良心がまひしなければ、泣き叫ぶ子供を夜中に外に放り出すことなんてできない」 証言を聞き、ドキュメンタリー映画にする必要を感じた。だが「パレスチナ映画としてしかみられなかったら失敗だ」。 今回はイスラエル側の言い分を多く使った。「パレスチナ支援団体からは評判が悪いだろうが、そうして初めて真実がみえてくる」と話す。 医師になる夢が挫折して世界を放浪。その中でフリージャーナリストとして、パレスチナ問題に遭遇し、二十数年がたった。「不器用だから」これからもパレスチナを追い続けるしかないが、「去年の年収は百万円もなかった」と笑い飛ばした。妻と二人暮らしの五十六歳。佐賀県出身。 (山口弦二) (中日新聞) 2009年6月3日 |
人模様:元イスラエル兵の告発映画--土井敏邦監督 毎日新聞 2009年6月1日 「パレスチナ問題だけを扱う作品にはしたくなかった」。元イスラエル兵たちが自身の「犯罪」を告発するドキュメンタリー映画「沈黙を破る」を製作した土井敏邦監督(56)は、狙いをこう強調する。20年以上、ジャーナリストとして活字や映像でパレスチナを追い続け、導き出した答えは「占領地では、どんな兵士も、考えない“怪物”になっていく」という普遍性だ。 極限状況の兵士には、罪のない少年や老人も単なる狙撃対象の「物体」に見えてしまう。現実を語り始めた20代の元兵士にレンズを向け続けた。 「イスラエル兵が語る現実は、イラクやかつての日本の植民地と同じ。そんな構造も考えてもらいたい」 医者の夢に挫折。学生時代に訪れたパレスチナ・ガザ地区の悲惨な光景が目に焼きつき、ジャーナリストの道に。「まだまだ伝え切れない」。年内にはガザを再訪する。東京(ポレポレ東中野)と大阪で公開中のほか、岡山や名古屋などでも公開予定。【鵜塚健】 毎日新聞 2009年6月1日 東京夕刊 |
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内容(「BOOK」データベースより)
パレスチナ自治区の占領地で日常的に繰り返される暴力や殺戮。イスラエルでは多くの兵士が占領地での任務に就くが、今までその実態が語られることはなかった。自らの加害体験を社会に伝えるために結成された青年退役兵たちのグループ「沈黙を破る」へのインタビューを通して、「占領」の本質を浮き彫りにする。
(土井 敏邦/岩波書店 /2008/05)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
土井 敏邦
1953年佐賀県生まれ。中東専門雑誌の編集者を経てフリー・ジャーナリスト。1985年以来、パレスチナ・イスラエルを取材。1993年よりビデオ・ジャーナリストとしての活動も開始し、テレビ各局でパレスチナやアジアに関するドキュメンタリー番組を放映。イラクでの米軍のファルージャ侵攻の実態を記録したドキュメンタリー映像『ファルージャ2004年4月』(DVD)を制作。「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」(JVJA)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
最後まで読んでくださってありがとう
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「一期一会」に
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明日もまた見に来てね
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