みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

麻生氏の暴言 あなたもアウトです/麻生発言 なぜ首相は黙っている/プラムとジューンベリー、キウイ「孫悟空」の苗を購入。

2018-05-09 21:56:37 | ほん/新聞/ニュース
三重県の花ひろばに果樹の苗を探しに行って、
プラムの苗を買いました。

プラムは受粉木がいるので、
実がなる時期がずれる2本。
サンタローザと秋姫。
  
ちょっと珍しい矮性のジューンベリー。

開花しているキウイフルーツの雄の孫悟空も見つけたので、
ちょうど咲いている雌の受粉木に購入。

100円の花苗もあれこれ。

さて、どこに植えようかと思案しています。

花が終わった椿の植え替え。
  
アジサイは、もうすぐ花が咲きますは、。

カサブランカはぐんぐん伸びてきました。


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後半は、
セクハラ問題に関しての
麻生太郎財務相の暴言に対しての新聞社説です。

 社説:麻生氏の暴言 あなたもアウトです
2018年5月8日 中日新聞

 福田淳一財務省前事務次官の女性記者に対するセクハラ問題をめぐる麻生太郎財務相の発言は、国政の中枢を担う者としての見識を疑う。発言を撤回し、進退を検討すべきだ。
 「セクハラ罪っていう罪はない」。麻生氏がフィリピンでの記者会見で述べた発言は聞くに堪えない暴言である。しかもこの問題では一度ではない。「(女性記者に)はめられた」とも言っていた。
 下村博文元文部科学相ら自民党議員らの心ない発言も続く。セクハラの被害者を批判するような発言は二次被害を拡大させる。まずそのことを認識すべきだ。
 そもそも法を持ち出すまでもない。性的な言動で不快にさせるセクハラは、人の尊厳を傷つける行為である。こうした人権侵害をなくすために取り組むことが今や社会の共通認識である。
 民間では男女雇用機会均等法で事業主にセクハラのない職場環境の整備を求めている。
 公務員もまた、人事院規則によってセクハラ防止について定められている。各省庁の長は具体的な対策などを規定などでまとめ、職員に明示することを職責として求められている。
 福田氏が次官を辞任したのは、職員トップである自らの不適切な言動によって、職責を果たせなくなったからにほかならない。財務省も福田氏のセクハラを認定している。
 にもかかわらず、麻生氏は法にないことを逆手に取って、福田氏を擁護するかのように述べた。
 これまでも被害者に対して名乗り出るように求めるなど、配慮に欠ける発言を繰り返している。
 財務省が福田氏のセクハラを認定した後にも、大臣自らが省の認定と異なるかのような発言をして矛盾を広げている。本来ならば職場環境を改める先頭に立つはずの大臣が、セクハラと認めていないと受け取られかねない。
 国政の要職を担う者としての自覚や資質にも欠けるといわざるをえない。麻生氏が今後も職にとどまり続けるなら、モラルの崩壊など有形無形の悪影響を及ぼすことになるだろう。
 かつて憲法改正について「ナチスの手口に学んだらどうか」と述べるなど、数々の問題発言を繰り返してきた麻生氏である。
 福田氏の問題についても「事実ならアウト」と発言したが、もはや、大臣当人がアウトなのではないか。 


  社説:麻生発言 なぜ首相は黙っている  
2018年5月9日 朝日新聞

 安倍首相は、いつまで麻生財務相を放任するのか。
 前財務次官のセクハラ問題をめぐる一連の言動をみれば、麻生氏に対して、国民が信頼を寄せられないのは、もはや明らかだ。その氏をかばい続ける。それは、政権そのものがセクハラに寛容であることを、広く国内外に宣言するに等しい。
 きのうも麻生氏は会見で、先週と同じく「セクハラ罪という罪はない」とくり返した。
 いったい何が言いたいのか。問われているのは前次官が刑法犯にあたるかどうかではない。人間としての規範をどう考え、それを踏みにじる行為があったと疑われたとき、いかなる態度でのぞむかということだ。
 この認識が麻生氏には完全に欠けている。セクハラごときで大騒ぎするな――。そう考えているとしか思えない。
 だから被害者への配慮のかけらもない振る舞いを、平然と重ねられるのだろう。
 「(前次官は)はめられて訴えられているんじゃないかとか、ご意見は世の中にいっぱいある」と広言し、被害者側が出した抗議文について「もう少し大きな字で書いてもらった方が見やすいなと思った程度に読んだ」と言い放った。
 連休前に前次官の処分を決めたときも、自ら国民に説明することはせず、セクハラ行為があったのかどうか、大臣としての見解を改めて問われると「発表のとおり」とかわす。
 常識ではとうてい考えられない対応を、副総理で政権のナンバー2である麻生氏が続けている。各地に抗議活動が広がったのは当然だ。
 それでも、閣内から批判の声が上がらないのは、どうしたことか。麻生発言への認識を問われた菅官房長官はきのう、「麻生大臣に聞いてほしい」と言葉を濁すばかりだった。
 大臣や副大臣らの問題行動にそれなりに対処してきた安倍首相も、麻生氏には何の苦言も呈さない。これも異様だ。
 秋の自民党総裁選で3選を果たすために、党内第2派閥を率いる麻生氏を味方につけておきたい。そのために政治責任を問うようなことはしたくない。森友問題も混迷のさなかにあり、麻生氏が財務相を辞するようなことになれば、責任追及の矛先が自分に向かいかねない――。
 こうした思惑が、首相を沈黙させているようだ。
 だがこの問題から逃げれば逃げるほど、政権への批判は強まる。「女性が輝く社会」のめっきは、すっかりはがれ落ちた。
 さて、首相はどうする。


 社説:セクハラ問題 被害者に寄り添う
2018.5.9 佐賀新聞
 
 セクシュアルハラスメントという言葉が「日本新語・流行語大賞」の新語部門で金賞に輝いたのは1989年、平成が始まった年だ。セクハラを問題視することに、当時は「職場で冗談も言えないのか」と反発もあった。
 約30年を経て平成も終わろうとしているが、状況は改善したといえるか。福田淳一前財務事務次官によるセクハラ問題は、性差別の根深さを改めて浮き彫りにした。
 音声データに「胸、触っていい?」「抱きしめていい?」という発言が残っていても、福田氏は「全体を見ればセクハラに該当しない」と否定したまま財務省を去った。財務省はその後にセクハラを認定、福田氏を減給処分にして謝罪した。
 ところが麻生太郎財務相は「役所に迷惑を掛けたとか品位を傷つけたとか…(そういう理由で)処分した」と省の発表とは異なる見解を示し、「『セクハラ罪』という罪はない」と開き直った。麻生氏はその少し前にも他人の言葉を引用する形で「はめられて訴えられているんじゃないか」と述べている。二次被害をもたらす発言で、到底容認できない。
 財務省は「先進的な組織になるよう、生まれ変わらないといけない」と再発防止に努める姿勢を示した。それなのに麻生氏はセクハラに甘い態度を取り続けている。
 男女雇用機会均等法は2度の改正を経て対策を強化、組織の長はセクハラに毅然(きぜん)とした姿勢を示さなければならなくなった。麻生氏の態度は、この法の精神にももとる。
 性被害を告発する米国発の「#MeToo」(「私も」の意)運動は世界に波及し、ノーベル文学賞の選考をするスウェーデン・アカデミーも今年の発表の見送りを決めるに至った。アカデミー関係者の性的暴行疑惑などが浮上したためだ。
 だが日本での動きは鈍い。理由は明らかだ。麻生氏の責任を問わないばかりか、被害女性を責める動きさえある。世界経済フォーラムが昨年発表した「ジェンダーギャップ指数」で日本は144カ国中114位。“遅れた国”なのだ。
 法は事業主に相談窓口設置を義務付けたが、被害を申告した女性が配置換えになったり、「女性に責任がある」といったうわさを流されたりするケースが後を絶たない。これでは被害を訴えられない。事業主は「相談がないからセクハラはない」と判断せずに、実態をつかむ努力をするべきだ。
 セクハラは人権侵害であり、根底に差別意識がある。言葉による被害だけでなく、キスされたり、抱きつかれたりといった直接的な性暴力もある。被害者の心の傷は深く「セクハラ問題が報道されると記憶がよみがえってつらい」「苦しい」という声を聞く。「声を上げなかったことで後輩に迷惑を掛けた」と自分を責めている人も少なくない。そんな女性たちに言いたい。あなたは悪くない。胸を張ってほしい。
 ここにきて、反セクハラのうねりが生まれつつある。7日夜は財務省前など各地で女性たちが抗議の声を上げた。野田聖子女性活躍担当相は8日の記者会見で、再発防止策を講じると明言した。
 憤っている男性も多いはずだ。身近にいる被害者に寄り添い、セクハラを許さない立場を貫く勇気を持ってほしい。男女を問わず、誰もが働きやすく、生きやすい社会を目指さなければならない。(共同通信・田村文)


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5月8日(火)のつぶやき

2018-05-09 02:02:01 | 花/美しいもの
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