みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

西日本豪雨  被災者救出、支援に全力を/近畿で避難指示出るなか...安倍首相、死刑執行前夜の上川法相ら宴会で「いいなあ自民党」

2018-07-09 20:44:39 | ほん/新聞/ニュース
青紫の花が涼しげなセイヨウニンジンボク(西洋人参木)。
名前の由来は、掌状の細い葉がチョウセンニンジンに似ていることから「ニンジンボク」、
ヨーロッパ原産であることから「セイヨウ」の冠が付いています。

世界中で古くから栽培されており、ホルモンのバランスを整えるハーブとして利用されたり、
生理痛などの婦人病に効果のある薬として
用いられてきたそうです。

花後にできる果実の風味はコショウに似ているので
乾燥して香辛料として使われたそうです。

植込みのなかには、インドはまゆうが咲いています。

ヘメロカリスも庭のあちこちに咲いています。

鉢植えのオリエントユリ。


お昼ご飯は、更科の冷やしたぬきそば。
  
まどかさんが岐阜に出かけて、
お土産に買ってきてくれました。

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豪雨災害が広がるその夜、安倍首相や自民党の国会議員たちが懇親会を開いていたとのこと。
それだけでも非常識ですが、
死刑執行前夜に首相と法務大臣が酒を飲んで宴会というのも衝撃です。

近畿で避難指示出るなか...安倍首相、死刑執行前夜の上川法相ら宴会で「いいなあ自民党」
7月6日(金)19時54分 J-CASTニュース

2018年7月5日夜、安倍晋三首相ら閣僚や自民党役員が懇親会を行い、満面の笑顔で会合を楽しむ様子が相次いでツイッターに投稿された。
ただ、その時点で西日本を中心に大雨が続いていたこともあり、その緊張感のなさに「不安を感じる」との声も出た。

安倍首相も出席し「若手議員も気さくな写真を取り放題!」
この懇親会は「自民亭」と呼ばれるもので、西村康稔官房副長官がツイッターに投稿した説明によると、「衆議院宿舎の会議室で、月一回食べ物やお酒を持ち寄り、党幹部と若手議員のざっくばらんに話す懇親会」。安倍晋三首相、岸田文雄政調会長、竹下亘政調会長、小野寺五典防衛相、上川陽子法相、吉野正芳復興相らが参加し、西村氏のツイッターには、グラスを片手に持った集合写真とともに

「和気あいあいの中、若手議員も気さくな写真を取り放題!」
「参加した多くの議員は『(安倍総理が差し入れた)獺祭と(岸田政調会長が差し入れた)賀茂鶴とどっちを飲むんだ??』と聞かれ、 一瞬戸惑いながらも、結局両方飲んでました。そして、お二人と写真を撮っていました笑笑 いいなあ自民党」
などと書き込まれた。
ただ、この日は西日本を中心に大雨が降っており、気象庁は14時に開いた緊急会見で、
「非常に激しい雨が断続的に数時間降り続き、記録的な大雨となるおそれがある」
などと注意を呼びかけていた。NHKのまとめによると、20時の時点で、近畿地方で「避難指示」が3万7000世帯、8万8000人、「避難勧告」が19万4000世帯、43万5000人に出されていた。さらに、自治体が避難勧告の目安にする「土砂災害警戒情報」が、長野、富山、石川、福井、岐阜、大阪、兵庫、京都、滋賀広島、鳥取、岡山、徳島、高知、福岡、佐賀、長崎、沖縄の各県で出されていた。神戸市や岐阜県高山市では土砂崩れも起きた。

「秘書、秘書官と随時連絡を取り合いながらの会でした」
西村氏は兵庫9区選出。懇親会のツイートの1時間45分後に、兵庫県内にも避難勧告が出ていることを伝える記事を引用しながら、
「地元秘書から、地元明石淡路の雨は、山を越えたとの報告を受けました。秘書、秘書官と随時連絡を取り合いながらの会でした」
などとツイッターで説明した。ただ、それでもこういった状況での懇親会開催は議論を呼びそうだ。政治ジャーナリストの安積明子氏(兵庫県出身)は7月6日夕方の菅義偉官房長官の会見で、
「東京の方では雨が激しいわけではなかったが、西日本ではかなりの被害が出ている。こういうの(懇親会の写真)を上げる状況をどう思うか」
「長官は常々、万全をつくして安全確保に尽力するとおっしゃっているが、ちょっとこれは、国民の方から見ると非常に不安を感じる」
などと西村氏のツイートを疑問視した。菅氏は、
「大雨については官邸でもしっかり対応しており、そうしたことについてはそれぞれの部門部門でしっかりと行っている。そうしたことを上げることについては、そんなに大きな...、やるべきことをしっかりやっていれば問題ないだろうと思う」
として現時点では問題視しない考えだ。

災害をめぐる声とは別に、上川氏の出席を疑問視する向きもある。上川氏が7月3日に松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(63)らの死刑執行命令書にサインし、執行前夜に酒席に出ていたことになるからだ。


西日本豪雨は、いまだに行方不明の人がたくさんいらっしゃって、
その被害の全貌すら明らかになっていません。

  社説:西日本豪雨  被災者救出、支援に全力を
京都新聞 2018年07月08日
 
活発な梅雨前線の影響で、西日本を中心に記録的な大雨となった。
 土砂崩れや河川の氾濫が相次ぎ、多くの犠牲者、行方不明者が出ている。雨は8日も降り続くとみられ、被害がさらに拡大するおそれがある。引き続き警戒が必要だ。
 前線が西日本から東日本を横断するように停滞した。これほど広範囲に大雨に見舞われる例はなかったのではないか。
 気象庁はこれまでに、数十年に一度の重大な災害が予想されるとして、京都を含む9府県に「大雨特別警報」を出した。2013年8月の運用開始以来、最多である。
 京滋をはじめ各地で降水量が最大記録を更新した。7月の1カ月降水量の2倍に相当するような雨が降った地域もある。大量の雨が地中に含まれ、斜面の崩壊などが起こりやすい危険な状態になっている。
 亀岡市で川に車が転落して女性が亡くなったのをはじめ、京滋でも犠牲者が増えている。府北部で土砂崩れが相次ぎ、多数が行方不明になった。
 京都地方気象台によると、府内で15人が亡くなった04年の台風23号に匹敵する大雨という。JRが多くの路線で運転を見合わせるなど交通網も混乱し、市民生活を直撃した。企業活動にも大きな支障が出ている。
 広島や岡山では街が大規模に冠水し、土砂崩れや生き埋めの情報が相次いだ。
 被害に遭った方々には心からお見舞い申し上げたい。被害拡大を受け、政府は関係閣僚会議を開いた。被災者の救出や生活支援に全力を挙げてほしい。
 気になるのは太平洋上の台風8号だ。猛烈な勢力を保ち沖縄に接近するとみられる。最悪の事態も想定するべきだ。
 専門家によると、これほどの大雨となったのは前線が日本列島に沿うように停滞し、南から暖かく湿った空気が供給され続けたためという。
 ちょうど1年前の九州北部豪雨のように、積乱雲が同じ場所で次々と発生する「線状降水帯」が形成されたとみられる。
 近年頻発している極端な降雨現象は、地球温暖化が一因とされる。経験のない大雨がいつ、どこで降ってもおかしくないと改めて胸に刻みたい。
 桂川や鴨川が増水し、人口密集地である京都市内も避難指示が相次いだ。
 5年前の台風18号被害が記憶に新しい嵐山では、浸水被害を経験した多くの商店が早めにシャッターを下ろし、店先に土のうを積んだ。経験が生きた面もあったのではないか。
 一方、西京区では緊急避難場所が小学校から変更されたにもかかわらず、住民に周知されていない事案もあった。知らずに小学校に行き、変更先は自宅より山に近いからと帰宅した人もいた。
 早めの避難は心掛けたいが、移動することが危険な場合もあり、判断は難しい。1人暮らしのお年寄りなど災害弱者に情報が伝わりにくいという問題も以前から指摘されている。
 よりきめ細かな災害対応が求められる。今後の備えに生かしたい。
[京都新聞 2018年07月08日掲載]


 社説:西日本豪雨 救援、復旧に全力挙げよう
2018年07月08日 山陽新聞

 九州から関西を中心に広い範囲で降った記録的な大雨により、河川の氾濫や土砂崩れなどの甚大な被害が各地で相次いでいる。

 岡山、広島県などで多くの死者が出た。行方不明者や逃げ遅れて自宅などに取り残された人も多数に上っている。警察や消防、自衛隊などの関係機関は被災者の救助、捜索活動に全力で当たってもらいたい。

 大きな被害をもたらしたのは、河川の氾濫である。倉敷市真備町地区の小田川や、岡山市東区の砂川などで堤防が決壊した。真備町地区では住宅地などが広範囲で浸水し、老人ホームや住宅の屋根などに多数の人が取り残され、ヘリコプターやボートによる救助活動が行われている。

 同地区の被害の全容はつかめていない。家屋の中に閉じ込められた人はいないか。流された人はいないか。早急に安否を確認する必要がある。長期化が予想される避難生活への支援も最大限したい。

 笠岡市の自動車部品工場では裏山から土砂が流れ込み、仕事中の従業員が犠牲になった。土砂崩れも県内各地で発生した。突如として牙をむく自然の猛威だ。改めて思い知らされる。

 大雨になったのは、日本列島付近に前線が長時間停滞し、南から暖かく湿った空気が次々と流れ込んだからだ。岡山県内では、観測地点25カ所のうち20カ所で観測史上最大の48時間雨量を記録した。

 ライフラインや交通網も大きく乱れた。総社市などで大規模な停電が発生し、高梁市の広範囲で住宅への水道供給が止まっている。JR在来線はきのう、県内全線で運転を取りやめ、山陽新幹線も長時間ストップした。高速道路も県内区間が全て通行止めとなったほか、一般道も幹線道を含めて各地で冠水し、まひしている。生活や経済への影響は避けられまい。一刻も早く復旧を急ぎたい。

 気象庁は7日夜までに、岡山、広島など9府県に特別警報を出した。2013年に制度の運用を始めて以降、最大規模の発令で、岡山では初めてだった。

 出されたのが6日の夜間だったため、岡山市などで大規模に発令された避難指示は同日夜から7日未明になった。暗い中で避難すべきか、自宅にとどまるべきか、難しい判断を迫られた県民も少なくなかったのではないか。

 特別警報は大雨や暴風などがその地域で「数十年に1度の現象」になると予想される場合に出される。地球温暖化の影響が指摘され、異常気象や災害のリスクが増大している。引き続き、特別警報がいつ出てもおかしくないのだという気構えが自治体や住民に求められよう。

 大雨が終息しても、これまでに地盤が緩んだ地域では、新たな土砂崩れなどが懸念される。危険な場所に不用意に近づかないよう注意し、警戒の手を緩めずにいたい。


 社説:西日本豪雨 避難情報注視し最大級の警戒を
2018年7月8日(日)(愛媛新聞)

 西日本を中心とした記録的な大雨により、甚大な被害が発生している。特別警報が過去最多の9府県に出されるなど、大規模な災害となった。8日も大雨は続く見通しで、最大級の警戒が引き続き必要だ。
 土砂崩れに住宅が巻き込まれるなどして、全国で50人以上、うち県内では少なくとも18人の犠牲者が確認されている。これまで大きな土砂災害の経験がない地域でも、危険が迫っている可能性がある。特に住宅の近くに山や河川がある場合は、早めの避難が命を守ることにつながると肝に銘じ、速やかに行動に移したい。
 屋根近くまで濁流に漬かった民家、冠水した国道沿いの店舗―。県内ではとりわけ、南予の被害が深刻だ。宇和島市では、吉田地区など山間部を中心に土砂災害が多数発生。西予市では宇和川が決壊し、野村地区で浸水被害が出ている。たびたび浸水害に襲われてきた大洲市では肱川が氾濫して、市街地を含む広範囲が被災した。災害救助法の適用も相次いでいる。自衛隊などと協力し、人命を第一にして安否不明者の捜索や、浸水で取り残された住民らの救助を急ぎたい。
 今後、総雨量はさらに増えると予想される。中予を流れる重信川は氾濫注意水位を超えた。昨年9月の台風では自治体から避難勧告が出されていたにもかかわらず、避難した住民はごく少数だった。被災した堤防の復旧工事はまだ終了しておらず、前回避難しなかった住民を含め危機感を持って備えたい。
 避難に関して近年は、より詳細な災害関連の情報を得ることができる。気象庁は1年前から大雨による浸水や河川氾濫の危険が高まった地域を色分けして示す地図をホームページで公開している。7日時点で、県内では土砂災害が南予を中心に「極めて危険」とされる濃い紫色の地域がある。住んでいる地域の状況を見極め、自主避難などの判断材料としたい。
 避難情報を正しく理解し、行動につなげることも重要だ。自治体は、緊急性が高い順に、避難指示(緊急)、避難勧告、避難準備・高齢者等避難開始といった情報を公表する。今も多くの地域で発令されている避難勧告は、人的被害が発生する可能性が高まった場合で、速やかに避難場所へ向かうレベルだ。避難指示はさらに急がなければならない。テレビやインターネットの情報を注視し、ためらわずに行動することが肝要だ。
 被災した地域では、住民が避難所で長期の生活を余儀なくされることが想定される。過去の災害の教訓を生かし、エコノミークラス症候群といった健康の二次被害を防がなければならない。ライフラインや交通機関の復旧のほか、南予では浸水により診療が継続できない病院が相次ぐなど、住民生活への影響が懸念される。国や県、他市町の連携による切れ目のない支援が欠かせない。 


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7月8日(日)のつぶやき

2018-07-09 02:02:45 | 花/美しいもの
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