みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

[土砂搬出 作業再開]度を越す 強行一点張り/「違法」な桟橋利用 国策なら何でもありか/ダリア・コスモスまつり「なばなの里」3

2018-12-06 20:23:35 | ほん/新聞/ニュース
「なばなの里」の一番おくにある
花ひろばの「ダリア・コスモスまつり」。

背丈の低い大輪のコスモスが満開です。
  

  
左にぐるっと歩いていくと、ダリアが咲いています。

色とりどりの超大輪のダリアは見ごたえがあります。


 

  

  


中輪ダリアは寄せ植え。

花の一つ一つは大輪より小さいのですが、
群生してると迫力があります。




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ところで、
国が辺野古埋め立て用の土砂の船への積み込み作業を、
法令を無視して、強行に再開した。
なりふり構わぬ国家権力の横暴に強い憤りを感じる。

  社説[土砂搬出 作業再開]度を越す 強行一点張り
2018年12月6日 沖縄タイムス
 
 法令の運用や解釈を都合よく変更し、反対行動を力ずくで排除して、しゃにむに埋め立てを進める。強引なその手法は、数のおごり以外の何物でもない。
 防衛省は5日午後、名護市安和にある琉球セメントの桟橋を使い、埋め立て用土砂の船への積み込み作業を再開した。
 県は、防衛省が搬出作業に着手した直後の3日、関係法令に違反する疑いがあるとして、作業に待ったをかけた。
 県の公共用財産管理規則では、桟橋の設置工事について工事完了の届け出をしなければならないが、それが行われていなかった。
 県は3日に琉球セメントに立ち入り検査を申し入れている。県赤土等流出防止条例に基づく事業行為の届け出も行っていなかったという。
 県の指摘で防衛省は4日、土砂積み込みを一時中断したが、5日になって、桟橋工事の完了を届け出たとして積み込み作業を再開した。
 赤土条例に基づく届け出については、県との認識の違いがあり、届け出を当面見送る考えを示した。
 玉城デニー知事が指摘するように、少なくとも立ち入り検査が完了するまで積み込み作業を止めるのがまっとうなやり方である。
 だが、辺野古埋め立てを巡っては一事が万事、こんな調子である。一体、この国で、政府による強権の行使をチェックするのは誰なのか。
 立法や司法がチェック機能を高めなければ三権分立の形骸化は止められない。
    ■    ■
 5日に控訴審判決が出た辺野古埋め立て訴訟で問われたのも、行政による法令の運用・解釈の変更が妥当かどうか、という点だった。
 だが、司法は県が求めた判断を回避し、県の敗訴を言い渡した。
 埋め立てのため海底の岩礁を破砕する場合、県漁業調整規則に基づいて県の許可を得る必要がある。
 なのに無許可で岩礁破砕を伴う工事を実施したとして、国を相手に工事の差し止めを求める裁判を起こした。
 福岡高裁那覇支部は、「裁判所の審理対象ではない」と県の訴えを棄却した。一審同様の敗訴である。
 「地元漁協が漁業権を放棄しているので県の許可は必要ない」というのが国側の主張だ。
 県の主張は退けられたが、福岡高裁の判決は、県の許可が必要な事案かどうかという肝心な点については触れていない。
    ■    ■
 3月の那覇地裁判決は、最高裁判例を引用し、「県の訴えは不適法」と却下した。那覇高裁も同じ論法で、実質的な判断を避けたのである。
 岩礁破砕の許可を巡っては、水産庁が従来の見解を変更したいきさつがある。県が強い不信感を抱いているのはそのためだ。
 国は、国民の権利利益の救済を目的とした行政不服審査法を使って、県知事が行った埋め立て承認撤回の効力を一時的に停止し、司法判断を待たずに工事を再開した。
 解釈権の乱用による工事の強行は度を越している。


 <社説>「違法」な桟橋利用 国策なら何でもありか 
2018年12月5日 琉球新報

 法を守るべき国が、届け出の不備で使用できないはずの民間桟橋から土砂を搬出していた。ずさん極まりない。
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に向けて、政府は名護市安和の民間桟橋から運搬船に土砂を積み込む作業に着手した。
 安和桟橋は民間事業者がセメントの出荷に使うため設置を申請し、2016年に許可されている。ところが、県の公共用財産管理規則で定める、桟橋設置工事の完了届けを事業者が提出していなかった。
 作業開始後、県の行政指導を受けて届けが出されたが、申請通り設置されていることを県が立ち入り検査で確認するまで使用は許されない。
 それだけではない。赤土等流出防止条例に基づき必要とされる事業行為の届け出もなされていないことが判明した。4250平方メートルの敷地を、赤土を含む岩ずり(砕石された岩石)の堆積場として使用するには県の許可が必要だ。
 条例では千平方メートル以上の一団の土地で事業行為をする者に、事業開始45日前までの手続きを義務付けている。県は作業を停止し届け出を提出するよう指導した。
 玉城デニー知事は、土砂搬出に関する手続きを「違法」と断じている。
 政府は、新基地建設の既成事実化を急ぐことで、反対する県側の抑え込みをもくろんでいる。玉城知事が安倍晋三首相と会談してからわずか5日後に土砂の搬出に動きだしたのはその表れだ。
 だからといって、必要な手続きを経ていない施設を使用することは許されない。県から「違法」と指摘された防衛省は土砂の積み込みを中断せざるを得なかった。岩屋毅防衛相は「不備があれば改める」と釈明している。
 事情を知りながら桟橋や土砂堆積場を使用したのなら極めて悪質だ。知らなかったのなら、国の機関としてはあり得ない失態といえる。単なる不注意では済まされない。
 この間の辺野古を巡る政府の動きから浮かび上がってくるのは、新基地建設のためならなりふり構わない安倍政権の強権姿勢だ。
 政府機関でありながら一般国民の権利利益を救済する仕組みである行政不服審査制度を使って「身内」の国土交通相に工事再開を認めさせた。そして今回の拙速な民間桟橋の使用である。国策なら何をしても許されると言わんばかりだ。新基地ありきで思考停止に陥り、冷静さを失っているように見える。
 岩屋防衛相は県と政府の集中協議に関し「十分に丁寧な段取りを踏ませていただいた」と述べた。確かに言葉遣いは丁寧だが、やっていることは乱暴そのものだ。
 政府は頭を冷やして考えてほしい。圧倒的多数の県民が反対する中で県内移設を強行することが民主主義国家の振る舞いとしてふさわしいのか。答えは明らかだろう。新基地建設は即刻断念すべきだ。


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12月5日(水)のつぶやき

2018-12-06 02:03:41 | 花/美しいもの
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