しだれ梅の下にニホンスイセン (日本水仙)が咲いているのに気づきました。
例年より早い開花です。
クリスマスローズも咲き始めました。
サザンカ(山茶花)は花盛り。
花が大きくてあざやかな倉庫の横の山茶花。
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12月10日に臨時国会が閉会した。
形すら整っていない法案を提出して
数を頼んで強行採決するのは、議会制民主主義の放棄としか思えない。
河野太郎外相の記者会見も酷い。
「おごれるもの久しからず」
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12月10日に臨時国会が閉会した。
形すら整っていない法案を提出して
数を頼んで強行採決するのは、議会制民主主義の放棄としか思えない。
河野太郎外相の記者会見も酷い。
「おごれるもの久しからず」
社説:臨時国会閉会 立法権の放棄に等しい 2018年12月12日 中日新聞 後味の悪さだけが残ったのではないか。十日閉会の臨時国会。国会は国権の最高機関、唯一の立法機関のはずなのに、政権の言うがまま提出法案を成立させる下請けと化している。猛省を促したい。 審議で法案の問題点が明確になったにもかかわらず、野党の反対を押し切り、審議を打ち切って成立を急ぐ。政権与党がこんなことを繰り返せば、何のための国会かと国民に叱責(しっせき)されて当然だろう。 日本の政治は、内閣(政府)が国会の信任によって存立する議院内閣制ではなく「官僚内閣制」だと指摘された。中央省庁の官僚が許認可権などを「武器」に政治を長く牛耳ってきたからだ。 この「官僚主導」政治を国民の代表たる「政治家主導」に変えるのが平成の一連の政治改革だが、臨時国会では時を三十年以上も戻すようなことが行われた。改正入管難民法の審議である。 与党が成立を強行したこの法律は、外国人労働者をどの程度、どの産業分野に受け入れるのか、どの程度の技能水準を求めるのか、など制度の根幹を法務省令などで定めるとしている。こうした記述は法律中、三十カ所を超える。 安倍晋三首相らは、詳細を尋ねられても「検討中」と繰り返し、明らかにしようとしなかった。 制度の根幹部分を国会の議決を必要としない省令に委ねるのは行政府への白紙委任、官僚主導政治への逆戻りにほかならない。極言すれば、立法権の放棄に等しい。 与党が、野党の反対を押し切って政府提出法案の成立を強行するのはもちろん許されないが、特に問題にしたいのは、与党が事前審査の段階で自らの立法権を奪う省令委任を問題視せず、国会提出をなぜ認めたのかという点だ。 政権中枢への過度の権力集中で抵抗できなかったのかもしれないが、自らの存在意義を損なう立法権侵害に思いが至らず、見過ごしたのなら政治の劣化は深刻だ。 外国人をどう受け入れ、多文化共生型社会をどうやって築くのかは、国の在り方に関わる重要な問題だ。こうした課題こそ、各政党の党首同士が議論を深めるべきなのだが、臨時国会で党首討論は一度も行われなかった。 国会は自らの役割をいま一度、自問し、「安倍一強」政治の下で弱体化した立法や権力監視の機能強化に努めるべきではないか。 国会が議論すべきことを議論せず、政権中枢の言いなりになって追認機関と化す過程は、かつて歩んだ戦争への道と重なる。 |
社説:河野外相 質問無視はひどすぎる 2018年12月13日 朝日新聞 公式の会見で、4度にわたって記者の質問を黙殺する。大臣としての説明責任を放棄した前代未聞の対応は、ひどすぎると言うほかない。 河野太郎外相の11日の記者会見のことだ。 日ロ平和条約交渉について「日本が第2次大戦の結果を認めることが第一歩だ」というロシアのラブロフ外相の発言への見解を尋ねた質問を無視し、「次の質問どうぞ」。 日本の立場を表明しないのか、日本側が一方的に発言を抑えることが交渉に影響を与えないかという関連質問にも一切応じず、「次の質問どうぞ」。 「なんで『次の質問どうぞ』と言うのか」という問いにも、「次の質問どうぞ」と、繰り返すだけだった。 「お答えできない」ということすら言わない。質問などなかったかのように、次を促す。あまりにも不誠実な対応だ。 河野氏に猛省を求める。 安倍政権は、北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を結ぶという従来の政府方針を転換し、歯舞(はぼまい)・色丹(しこたん)の2島引き渡しを定めた1956年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を進めることを決めた。 外交交渉である以上、公にできないことがあるのは当然だろう。しかし、国境の画定と安全保障がからむ重大な方針転換である。国民の理解を得るため、最大限の説明を尽くす姿勢をとるのは当然のことだ。 河野氏は先の臨時国会でも、日ロ交渉に関する野党の質問に「交渉に悪影響を及ぼすようなことは控える」と、具体的な説明を避け続けた。 交渉に前のめりな安倍首相のもと、河野氏はラブロフ氏と対峙(たいじ)する交渉責任者の任にある。自らの発言がロシア側を硬化させることを恐れてのことかもしれないが、議員や記者の向こうには国民がいる、そんな当たり前のことを忘れたか。 質問に正面から答えず、論点をずらしたり、自説を滔々(とうとう)と述べたりするのは、安倍首相の常套(じょうとう)手段だ。説明責任をないがしろにする政権の姿勢は、今回の河野氏の質問無視で極まった観がある。 河野氏は会見終了後、「誠実な対応」を求めた外務省記者クラブの申し入れに、「神妙に受け止めます」とのコメントを出した。本気で反省しているか、今後の言動を注視したい。 民主主義国の外交は、国民の理解に支えられて初めて成り立つ。どれだけ誠実に国民に向き合えるか、河野氏の外相としての器が問われる。 |
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