熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中国旅行3(西塘)

2010-01-13 19:49:10 | Weblog
江南巡り第3の都市は、西塘です。

西塘は、浙江省嘉興嘉善県の北部、上海市、江蘇省と浙江省の境目に位置しており、春秋戦国時代には呉国と越国が戦った場所で、「呉根越角」と呼ばれ、昔から物産豊富なところでした。

トムクルーズの 「MI・Ⅲ」でロケ地に使われ、一躍有名になった所で、明や清時代に建てられた江南様式の民家が多く残っています。
保存状態も良く、「生きた千年の町」と称えられていて、江南水郷古鎮の中で、白眉の美しさを放っています。












中国のベニスと呼ばれているだけあって、観光客を乗せた小型遊覧船が静かに運河を進んできました。






実際に生活している街で、運河で洗い物をしている人がいました。





西塘の見所の一つは路地です。
石皮弄とは石皮の弄(路地)という意味になりますが、ここで、石皮とは路地に敷かれた石が皮のように薄いことから名づけられたとされています。この路地の石板は厚さがわずか3cmしかないそうです。





狭い路地で、幅は80cm程度しかありません。
西塘の中でも、この石皮弄が最も狭い路地のようです。



西塘は水郷の街で、石橋の美しさも際立っています。







西塘で最も有名な建物は、長さが千メートルもある古風で純朴な雰囲気を持つ屋根つきの長い廊下「煙雨長廊」です。









西塘は、「生活着的水郷」と言われるように、生活感が息づく水郷です。











西塘は、私が子供のころの下町の雰囲気に良く似ています。
友人に言わせると、日本や欧米が体験した経済発展の変化をそのまま観察することができる貴重なモデルだそうです。
確かに、西塘に身を置いていると、不思議な安らぎを覚えます。
また訪れてみたい街です。




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コメント
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