熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中国旅行4(同里)

2010-01-15 14:50:40 | Weblog
江南7都市を巡る旅、第4番目は同里観光です。

蘇州のホテルを後にして、同里へ向かいます。




同里は蘇州から南東に25キロの距離にあり、千年の歴史を持っています。
多数の科挙合格者、文人を輩出した文化の薫り高い街で、古鎮に入る橋を渡れば、明清時代に迷い込んだかのようです。

主な観光スポットは「一園・二堂・三橋」といわれ、世界遺産の「退思園」、「崇本堂」「嘉萌堂」の二堂、「太平橋」「吉利橋」「長慶橋」の三橋が見所です。




先ず、世界遺産の「退思園」観光です。

退思園は、蘇州の古典庭園の傑作の一つで、清代光緒年間に任蘭生が官職を解かれ、故郷に戻った時に建造されたものです。
池を中心に回廊、楼閣、草堂などすべての建物があたかも水に浮かんでいるように設計されています。













中国の伝統的な音楽を演奏していました。


崇本堂は、彫刻の芸術品にもなっている建築で、持ち主が1912年に購入し、後に改造したものだそうです。


同里は、水が占める面積は総面積の五分の一で、五十近い橋が街の風景に風情を添えています。
一番小さい橋は三尺足らずの「独木橋」、最も古い橋は「思本橋」で700年以上の歴史を持っています。

三橋で有名な「太平」、「吉利」」、「長慶」と呼ばれる3つの橋は品字型にかけられ、同里の人は結婚の慶事、66歳の過寿の時には吉祥の意味を込め、必ずこの橋を渡るといわれています。















西塘、同里という水郷の街は、懐かしさを覚える、古き良き中国の雰囲気が色濃く残っています。

西塘と同様に、また訪れたい街ですね。




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