熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中国旅行2(蘇州)

2010-01-12 20:05:45 | Weblog
江南を巡る旅、2都市目は、蘇州市です。

蘇州市は、中国江蘇省東南部に位置する都市で、古くから絹織物で発展した国家歴史文化名城です。
上海市に隣接する地の利があり、現在も省の経済的中心となっています。

蘇州は、「蘇州夜曲」でも歌われているように、「水の都蘇州」、すなわち無錫と同様な水郷の街です。
そういえば、無錫も「無錫旅情」で日本ではかなり知られていますね。





「水の都蘇州」に相応しい美しい水郷の景色が広がります。


蘇州では、先ず、寒山寺を訪れました。
寒山寺も蘇州夜曲に歌われていますね。





寒山寺は中国江蘇省蘇州市楓橋鎮に位置する臨済宗の仏教寺院で、寒山寺という現在の寺名は、唐代の貞観年間(627年 - 649年)に風狂の人寒山がこの地で草庵を結んだという伝承に因んでいます。






寒山寺境内に入ると、シーズンオフなのに日本、韓国からのツアー客、中国人観光客で賑わっていました。




寒山寺のご本尊でしょうか。




大雄宝殿の南東側には、屋根の大きく反り返った2階建ての鐘楼があり、観光客はそこで鐘を撞くことができます。
寒山寺では、毎年大晦日には除夜の鐘が鳴らされることになっており、その鐘の音を聴くと10歳若返ると言われています。
私たちも鐘の音を聞きました。
除夜ではありませんが、10歳若返るのではと期待しています。





鐘楼の前には「聴鐘石」と刻された自然石が置かれており、記念写真の撮影スポットとなっています。






唐代の詩人張継が詠んだ漢詩「楓橋夜泊」の石碑があることで知られています。





中国では、珍しい、綺麗な石を持っていると運が開ける、いわゆる金持ちになると言われているらしく、競って石を集めています。
特に、無錫の太湖から取れる太湖石は、貴重品として大事にされています。

私の家にも一つあれば良いのですが。
今では、このような見事な石は採掘できないそうです。


寒山寺観光を終えて、世界遺産「留園」へ向かいます。



留園は蘇州城の西にあり、拙政園と並び中国四大庭園のひとつです。
清代の嘉慶年代に改修、園主の劉恕名の姓にちなんで劉園、のちに留園と呼ばれるようになったそうです。
敷地面積は約2ha。蘇州で2番目に大きい庭園です。
留園は蘇州にある各名園の長所を取り入れられており、東、中、西、北の4つの部分に分かれています。






世界遺産に相応しい見事な庭園です。




園内部の建物にある部屋、今でいう応接間でしょうか。
立派ですね。


ここにも太湖石が数多くありました。






世界遺産の留園の美しさをたっぷり楽しんだ後は、格安ツアーに付きもののお土産屋さん見学です。

これもツアーコースの一つとして、しっかり楽しみました。

明日は、西塘、同里観光です。



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コメント
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