熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

中国旅行5(杭州)

2010-01-16 14:14:46 | Weblog
江南7都市を巡る旅、第5番目は地上の楽園「杭州」です。

杭州は、中国、浙江省北部にある都市で、浙江省の省都で、省の政治、経済、文化、交通の中心です。
風光明媚なことから地上の楽園と呼ばれています。

先ず、杭州市の西側に位置する西湖観光です。
西湖は、中国十大美景の一つで、湖水面積約5.6平方キロメートル、周囲約15キロ、水深約2.8キロと中国では決して大きくはない湖だが、数多くの景勝地を持つことで知られています。
見所は、断橋残雪・平湖秋月・柳浪聞蔦・三潭印月・曲院風荷・蘇堤春暁・南屏晩鐘・双峰挿雲・雪峰夕照・花港観魚の十名所があり、船での遊覧もできます。





この遊覧船に乗って、西湖遊覧に出かけます。


西湖は湿度が高いのか、墨絵のような風景です。














西湖遊覧を楽しんだ後は、西湖の湖岸にある「西冷印社」を訪ねました。

西冷印社は、中国で金石、篆刻を研究する著名な学術団体として、浙江省の重点文物保護単位に指定されています。

篆刻家の丁仁、呉隠らが1904年に創設し、篆刻の大家である呉昌碩が主任、社長となりました。
現在、後漢『三老諱字忌日碑』と名家たちの石刻、摩崖題記などが展示されています。





印社内の園林、建築はいずれも自然の地形を利用して作られており、独創性に富んでいます。





次に、六和塔に向かいます。

六和塔は、杭州市の南を流れる銭塘江のそばに立つ高さ60㍍の塔です。
北宋時代に銭塘江の高波を鎮めるために作ったの祈念塔は木とレンガを材料に八角七層ですが外から十三層に見えるなかなか面白い塔です。
塔内は草花、人物、鳥、虫、魚などの彫刻もあり、塔頂の灯はかつて灯台の役目を果たしていました。










六和塔の最上階に登ると、そこからの景色は一見の価値があります。






杭州は、地上の楽園と呼ばれているだけあり、蘇州と比較して温暖な気候で、同じ水郷の街の中でも過ごしやすい観光地です。

杭州も、また訪れてみたい街です。



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