熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

反骨のジャーナリスト

2012-08-17 09:27:37 | Weblog
戦後日本のあり方を問い続け、メディアが報じない真実や国家のうそを暴いてきた反骨の報道写真家・福島菊次郎さんをテレビのある番組が取り上げていました。

福島 菊次郎さんは、1921年3月15日 生まれの91歳です。
写真家、ジャーナリスト、ノンフィクション作家として生涯現役を貫いています。

福島 菊次郎さんは、戦後、民生委員などの社会事業を通じて作家活動をはじめ、広島市に投下された原爆の被災者の10年におよぶ困窮生活を活写した作品『ピカドン ある原爆被災者の記録』が、日本写真評論家賞特別賞を受賞しました。

原爆、政治・軍事問題、学生運動、公害・福祉問題などをライフワークとし、「ピカドン」など17回の個展を開き12冊の写真集があります。

最近は、福島原発事故に対する、メディアが報じない真実や国家のうそを暴いています。

福島さんは、徹底した反骨のジャーナリストです。

癌を患っている満身創痍の体で、新聞、テレビが取り上げない(意図的に取り上げない)事実や国家の嘘を暴く活動をしています。

現在の収入は、原稿料などで、月に10万円程度ですが、年金は受け取っていません。

その理由は、国家に対して文句を行っているのに、年金を受け取るのは筋が通らないということです。

本当に徹底した、反骨のジャーナリストですね。
似非ジャーナリストに爪の垢を煎じて飲ませたいですね。

反骨の報道写真家・福島菊次郎に密着したドキュメンタリー映画が公開されるそうです。

敗戦直後の広島で被爆者や家族の苦悩を撮影し、隠ぺいされた広島の実態を暴き出して以来、確固たる信念で真実を伝えようとしてきた福島さんの生きざまや、カメラマン人生最後の取材場所として原発事故の起きた福島へと向かう姿を映し出す映画だそうです。

これは是非見なければ!!






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