熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

敗訴の影響(続き)

2012-08-29 19:28:30 | Weblog
韓国取引委員会高官は29日、「多国籍企業に対する特許技術の依存度が高い分野で特許権を乱用する例が多く、監視を強める」と述べたそうです。

事業活動を妨害するため、不当に特許訴訟を提起したり、関連市場への参入を防ぐ行為には厳重に対応する方針で、米アップルとの特許訴訟で多額の損害賠償金を支払うよう命じられたサムスン電子のようなケースが再発することを避けたい狙いがあるとみられています。

サムソン敗訴に対する仕返しでしょうか。
国家が民間企業の争いに参戦するのはどうかと思いますが、韓国といい中国といい、なりふり構わずですね。

両国とも新興国というか発展途上国ですね。

製薬分野では新薬特許権者の特許権乱用について調べるsぷです。
同分野はITのようにグローバル企業の技術支配力が強く、国内企業は劣勢に立たされているので、国家が応援するのが狙いでしょうが、民間企業の公正な競争が阻害されそうですね。








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