雪が降って雀が裸木で群れているが、その群れを離れて一羽のヒヨドリが羽根を休めている。ときおり、するどくピーと鳴いて、別の木へ移っていく。この季節には、梅もどきの赤い実を好みさかんに啄ばんでいるのを見かける。
林泉の雪鵯来てあとを跡をとどめたり たか女
しばらぶりで書店を覗く。新書の棚に木嶋利男『「育つ土を作る家庭菜園の科学』を見つけて購入する。雪がきてから、畑へいくのも遠のいているが、こんな本を見つけると、来年の野菜作りの勉強は、この冬のうちにという思いを強くする。
テレビの報道で、原油価格の低迷でロシア経済を直撃し、物価の上昇がすごいことになっている。ロシアの人々は、国家をあてにしないで、自分たちで野菜を自給して危機の乗り越える国民性であるという。こんな報道に接すると、野菜作りに習熟するのは、意味あることに思える。
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