ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

寒の戻り

2009年02月19日 23時06分36秒 | 仕事・職場
先週までの暖かさが嘘のような
冷え込みが戻ってきた、ここ数日。
まさに、三寒四温の季節。

早春、とはいえ、
沈丁花のつぼみもまだ固く。



先日、わたしの職場の元インターンさんの一人から
仕事を続けるべきかどうか迷っているとの相談を受けました。
人間関係でも、仕事自体でも悩みを抱えているようで、
逃げ出したい思いが、メールの文面ににじんでいて。

何を言ってあげられるのか、
何を言ってあげるのがいいのか、
2-3日迷い続けて、やっと昨日送った返信メール。

仕事のやりがいや、面白さや、職場での自分の居場所は
必ずしも「与えられるもの」ではなく
「見つけるもの」、「作り出すもの」だということ。
「卒業」としての転職はうまくいくことが多いけれど
「逃げ」の転職は、そうならないことが多いこと。
そして、答えは自分自身の中にしかなく、
自分自身でしか、見つけ出せないものだということ。

考えに考えた末の言葉で、
その言葉自体に、迷いはないけれど、
このタイミングでそれを言うことが正しかったのか、
彼にちゃんと伝わるように言えたかどうか、
そのことは今でも、迷うことしきり。

多分、それは彼が聞きたかった言葉ではなかっただろうから、
わたしの言葉は、今は彼をうちのめしただけかもしれない。
突き放すように、冷たく聞こえただけかもしれない。
でもいつかわたしの言葉が心にじわっと沁みて
彼の固くなった心をほぐし、
彼の道をかすかにでも照らす日が来ると信じよう。

春はまだ、もう少し先。

コメント
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