ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

心洗われる時間

2009年02月25日 22時34分22秒 | 家族
仕事はお休みを頂いていたので
今日は再び、両親の元へ。
山ふところに抱かれた田舎はまだ風が冷たいけれど
朝からの雨も止み、午後からは時折陽ざしも出て
そこかしこに、梅がほころび始めていて。



実家に着くとまずは確定申告へ。
今まで父に任せっきりでやったことがないと
不安がる母に代わって、わたしが代理で。
わたしとて過去1度しかしたことがないけれど、
まあなんとかなるだろうと行ってみたら、
何と言うこともなく、5分ほどで終了。
母もこれでひと安心してくれた様子。

次はいったん実家に戻って、タオルや着替えなどを抱え
歩いて15分ほどのところにある、父のいる病院へ。
相変わらず、言葉はほとんど話さないけれど、
「お父さんはいっぱい働いたから
神さまがゆっくり休めって言ってるんだね。」と言うと
赤子のような瞳でわたしを見つめ、うなづいていた父。
父と過ごす静かな時間は、たとえ短くても
どこか心が洗われるような気がするのは、なぜかしら。

そして洗濯物を持ち帰り
家中、がーがーと掃除機をかけまわり、
わたしのささやかな親孝行の一日は
またあっという間に過ぎてゆきました。

コメント
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