きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

火花

2017-11-15 | 本と映画の話

映画をみたいな~と思って、まず大ヒットした原作を読んでみる

ある芸人たちの、出逢い・蜜月・違和感・相違・幻滅・怒り・別離.......その先は?
という、10年間くらいの友情ストーリーというか.................

流れを書けばまるで恋愛物語だが、漫才の間柄をよく「夫婦」に例えるし
どうも男同士の友情というもんは、恋愛に近いのかもしれない

正直、女にはよく解らない感覚かも


四六時中「笑い」を考え追及し、大勢のライバルの中から伸し上がり
売れ続け生き残っていくってことは、素人考えでも過酷なのは想像できる

そんな世界を描き、また「笑いとは?」ということにも初めて触れたし
男の友情物語としても面白かった.........................

けどいかんせん、理屈っぽい

太宰好きまるだし

もっとハッキリと簡潔に、感情の動きに強弱をつけてほしかったし
だらだらと内面を語りすぎ、意識が文面から離れていく.........

よって物語の流れが解りにくく、深みが消えている

もっと上手く書けば、男の物語としてずっと面白かったのに~と
偉そうながら、地団駄ふむくらい悔しい読後感であった


映画はどうだろう

すくなくとも、おっとは好まないだろう



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あゝ、荒野

2017-11-14 | 本と映画の話


寺山修司原作、大好物の菅田くんとイクチュンさん共演

6話完全版をいっきにみた、あ~泣いたないた

新宿新次とバリカン健二の、傷み伴う壮絶な愛の物語
というか、「愛を乞う」物語といったほいがいいか


午前中、台所の掃除中に指を深く切ってしまい家事がストップ
明日までおっとは不在だし、傷が固まるまでダラダラすることに

けっこう痛かったし、いろいろテンション下がったし

それで「あゝ荒野」を鑑賞しだしたけど、なんせ長いから
少しづつみるつもりだった、しかし面白くて全部みてしまう

あぁ~よかった、やっぱよかった
この「長さ」がないと描けない世界だった

新次と健二の物語を中心に、いろんな人間たちの人生がうごめき
誕生と死別、その狭間の苦しみ、生きるとは命とは何なのかを問う


人間は、独りでは生きていけないんだな
あったかい愛がないと、生きていけないんだな

だけどどんな人と出会っても、どんなに努力をしても
100%満足するなんてことは、絶対にない気がする

たぶん「孤独」がふつうなんだと思うけど
それが辛いから、死ぬまで執拗に求めて探すんだ

誰かと繋がりたくて


だから健二は、あんなに強欲に新次のパンチを欲しがったんだ
同じリングで、おなじ目線で、繋がりたかったんだな新次と

と思った



あ~指がいたい、ときどき電気がはしる


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイヒールを履いた女

2017-11-09 | 本と映画の話

この女優さんは、精神を病んだ役をやらせると魅力が倍増するな

あいかわらず美しい足だし


ひとを愛しすぎる(依存しすぎる)っていうのも、残酷なもんだな

かといって、相手がいなくなっても「第二の人生だ~」なんて調子で
ケロッと元気に生きていけるっていうのも、それはそれで哀しいものがある

生き別れ死に別れ、内容にもよるだろうけど
一緒に生きてきたのに、別々になっても影響がないなんて

なんて寂しい関係なんだろう、空しい年月だったんだろう

引きずるってほうが間違ってるんだろうけど、あたしはそう思っちゃう


ケロリと清々するより、寂しくてさびしくて身が引き裂かれるほうを選びたい

生き地獄だろうけど、女の人生としては、そっちのほうが幸せだから






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピンクとグレー

2017-10-31 | 本と映画の話

※公式サイト

原作は読んでないし、そんなに斬新なストーリー展開でもないけど
菅田くんが好きだから、けっこ~面白く楽しめた.............

だから菅田くんが消えたラストは、ちょっと芝居がダレた



菅田くんの、「あゝ荒野」は専門チャンネルで放送されるみたいでラッキー♪
11月23日公開の「火花」も観にいきたいな~、おっとの誕生日なんだけど(笑)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたの人生、片づけます

2017-10-30 | 本と映画の話

非常に面白かった


片づけ屋のおばさん大庭十萬里が、片づけられない人々を救っていく

単純に部屋を掃除するだけじゃなく、それぞれの人生も整理整頓していく

物語は、順々に4人の人間を救っていくんだけど..........
すべて解りやすい「汚部屋救済」のお話なのかな?と思っていたら
そんなこともなく、ひとくせもふたくせもある物語展開となっている

とくに自分の母親と同世代の老女の話は興味ぶかく
戦前生まれ戦中戦後育ちの悪癖を暴いていたし、また年寄特有の
視野の狭さなども描かれ、子供達との軋轢は他人事ではなかった

勉強になる




やっぱり、物を片づけられない、整理整頓できない、ゴミを捨てられない
衛生概念が欠落する、健全な暮らしを営めない................

または、物事に異常に執着する、物欲が激しい、思い込みが激しい
視野が狭い、他人の意見を聞かない、無気力などなど............

心が病んでるんだと思う

自分にも覚えがある、独身時代、ひとり暮らしの部屋をひどく荒らしたことがあった
狭いワンルームで家具も殆どないのに、まったく片づけられない、ゴミも捨てられない
仕事から帰ると、しんどくてだるくて、なにも出来ないのだ..................

すんごいことになった

当時、人間関係で疲れきり心が荒んでいた、そういう自覚があったので
原因は「心の荒廃」だと自分でもわかった..............

汚部屋を眺めながら、部屋とか家って「住人の内面」を表しているんだなってことを知る

それ以来、道を歩いていても「家」とか「庭」とか「玄関」をそういう目で見てしまう
あ~ここんちは健全で幸せそう、わ~ここは酷いな荒みきってる、なんて感じてしまう

そんなに予想は外れてないと思う

ただ、じゃ~きれいなら健全なのかっていうと、そうとも言えなくて
整理整頓しすぎて無味乾燥なキリキリしてるとこは、幸せっぽくない

人間だもの、多少は乱雑なほうが自然な気がする(言い訳か)



若い主婦のなかにも、とにかく「だるい」、毎日だるい、かったるい面倒くさい
そう嘆いている人がいる、もしかしたら疲労してるのは身体じゃなくて心かも

あたしも「息を吸う」のも面倒くさくなったことがある


まずは、引きだし1つから片づけてみたらと言いたい
思ってる以上に、心が軽くなるかもしれないよと

心が軽くなれば身体も軽くなる、これは経験ずみだから自信もって言える


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息もできない

2017-10-20 | 本と映画の話
                 

※公式サイト

何年も前にみたけど(※ここ)、ひさしぶりにみてみた

最初にみたときより、ちょっと印象がちがった
もっと暴力的で激しい気がしたけど.........

たぶん、あのときは震災直後で心が病んでたんだと思う
だから実際より過敏に反応したんじゃないだろうか

女子高生を殴って失神させちゃうなんてっ!って

今回気づいたけど、この映画は彼(主役)が撮ったんだ~知らなかった
公開中の「あゝ荒野」にも出演してるって知らなかったし...........

調べたら隣町(市川・幕張など)でしか上映されてない、しかも1日だけみたい

女子高生役の子も魅力的でよかったし、ほかの役者もみんないい
あらためて見返してみて、余分なシーンがいっこもないなと思った

それにしても、韓国映画って最後の最後までスッキリさせない
悲しみとか憤りとか恐怖とか、何かぜったい残して負の余韻をつくる



すこし前に、韓国映画の「殺人の追憶」もみた



これもラストはそうだった





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

透明なゆりかご

2017-10-18 | 本と映画の話

ずいぶん前に、ゴジムで中瀬ゆかりさんが紹介していたんだけど
産婦人科の話だから、子供のいない女には解んないかな~と

でも先日、ふと目について5巻いっき読みしてみた

なかなか面白く、自分や身近な人達の出来事とも重なり
とちゅう何度か号泣しつつも、読後感は悪くなかった


内容は今から20年前の話で、著者が高校生だった頃
産婦人科でアルバイトをしていたときのもの..........

まだ未熟だった思春期の目線が良かったのか
あたしのような女が読んでも、違和感がなく
いろいろと勉強になった...............


あたしにとって産婦人科というところは、苦痛しか感じたことのない
楽しい経験で通ったことなど、「いっぺんも」ない場所なんだけど
かたや、他の科ではありえないほど「幸福に包まれる場」でもある

こんなに落差のある、明暗のわかれる病院もないのではないだろうか


知り合いのひとが離婚して、産婦人科の下働きのような仕事に就いた
数か月して会ったら、「人生観かわる」と肩を落としてポツリと呟いていた

予定日前日に死産した子供のお葬式に参列し、入院中の母親のかわりに
子供の死顔をながめ見送ったとき、なんて残酷な世界だろうと憤った

結婚式で久しぶりにあった友人から、笑顔でいきなり「流産した」と
トイレの鏡ごしに言われたときは、どう言葉をかけたのか思い出せない

「あの人また妊娠したんだって」と、バカにしたように嗤っていた友人達に驚き
なぜ他人様の幸福を侮辱するのかと、ひどく幻滅した記憶...............

自分のこと、いろいろ


読みながら、次々といろんな記憶と重なってゆき
自分の目線以外の、いろんな景色に気づき

なるほどそうだったのかと

勉強になった



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誘拐報道

2017-10-14 | 本と映画の話
                    

1982年公開

実際におこった誘拐事件を描いている

ショーケンかっくいい


   ・・・


あたしの映画鑑賞は、食べもの中心にみてしまう

この映画には、意外と「食事シーン」が多く
それが五感に訴えて、臨場感を増しているように思う


子供が誘拐され犯人に翻弄されて一睡もしてないのに
刑事さん達のご飯を拵える、被害者の母.........





いただく方も辛いが、バテては困るので無理して食べる刑事たち



身代金の金策に苦労してる被害者の父も、エサを掻きこむように食べる
どんなときも「食べなきゃ」頑張れない、生きていけない哀しいさが




犯人(ショーケン)が、逃亡途中に自分の母親を訪ねる
母はいそいそと、食事の支度をしてやる..............

凍てつくような丹後の海辺の町(伊根町・舟屋集落らしい)
漬物樽から菜漬けをとりだす、凍って漬物石が木蓋に貼りついている




こういう光景は、あたし(道産子)にとっても懐かしい
歯にしみる「しばれた漬物」は、郷愁の味...........

なんの菜っぱだろうか?






ちらちら母の顔を盗み見ながら、母に世話されて食事をする犯人
甘えて干物の身をむしってもらったり、お茶を煎れてもらったり

熱いお茶を、味や香りや熱を、母の愛を、強烈に味わっているかのよう
どこかで、もう会うのは最後かもしれないと感じているのだろうか

凍る車のトランクには、誘拐した子供を監禁したまま、なのだけど



「メロンパンも好きだけど、ジャムパンはもっと好き」という子供


そういえば、犯人宅で妻が焼いているのも鰈だった
どうも犯人の好物でもあるようだし...........



やっぱり笹鰈の干物かな、若狭鰈とか有名だし

このシーンは、ふがいない夫と借金苦生活苦に追いつめられる妻と
せっぱつまった誘拐犯である夫との、身を切られるような場面だけど

干物が焼ける音や煙、映らないけど汁物か煮物の湯気(蓋をとって)
などがバックにあって、なんでもない普通の日常と尋常じゃない現実との
そのギャップが怖く、キリキリと絶望感を味わった(湯船の湯気も)

香ばしい魚が焼ける匂い、目にしみる煙、湯気の暖かさや湿り気
本当なら、冬の1日のおわりに何よりもホッとする状態なのに

いちばん大切なのは、人の営みの温もりなのに
お金や見栄や名誉が諦めきれない愚かな男

母の温もりにふれ嬉しかったはずなのに、妻子の前では忘れてしまう
とういうより、もう後戻りできないところまで来てしまっていたのだが


どのシーンも、湯気がやけに際立っていた


※風は息をしている(エンディング)など

この曲はなんとなく聞き覚えがある





魚の身を「むしって~な」と甘えるシーンをみて
そっか~男は幾つになっても、こういうのが欲しいのか

と思った

女には、この手の幼児性は残っていないから...............
つい「甘えるなっおまえさんの母親ではない」っと突き放すけど

そっか~欲しいのか、気がむいたら甘えさせてやるか(むりかもだけど)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日の名残り

2017-10-05 | 本と映画の話

ここには記録しなかったけど

西洋映画にしては、陰影のある作品だな~と印象にのこった

見終って、原作が日本人だと気づきなるほどって思った


ノーベルかぁ






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三度目の殺人【映画ノベライズ】

2017-09-28 | 本と映画の話

ノベライズなので、小説としての完成度は低い
けど面白かった、あとで映画も見てみよう


なんせ、是枝監督の脚本だから
このてのサスペンスを期待してみると

肩透かしをくらうかも

ハッキリした話を好むおっとは、おそらく気にいらないと思う


監督が語っていたけど、この「三隅」という男には
人間の多面性を凝縮させた、ってことを言っていた

それと監督は、日本人特有の「問題をいかに回避するか」って能力に
とても興味があるらしく、この映画でもそこを追及しているらしい


今までの作品から考えると、ずいぶん違う作風のような気がしたけど
ノベライズを読んでみて、やっぱり是枝は是枝なんだな~と思った

人間の、っていうか日本人の、もちゃもちゃっとした不透明さ
奥に隠蔽する仄暗さ、無表情の下の激しさ、笑顔の裏の傲慢さ



そんなところをいつもいつも描いているような気がする

そして、日常はなんら解決なぞせぬまま果てしなく続いていく、ってことも



読んだ直後に、たまたま「そして父になる」も見たけど、似てた



こっちには「救い」があったけど



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペット

2017-09-26 | 本と映画の話
                   

すんごい面白かった






ぜったい、吹き替えで見ないほうが好いと思う


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京の台所・台所の工夫

2017-09-21 | 本と映画の話



重い重い「おけつ」を持ちあげ、やっとこさ「※台所の大そうじ」をしたんだけど
自分の「やるきスウィッチ」を押すには、多少の小細工が必要だった...........

それがこの2冊だ

参考になるのならないの、興味がわくのわかないの
いろいろなページがあったけれど、やるきは頂いた

感謝です

ちなみに「東京の台所」は、第2弾も出版されているし
ウエブサイトでも連載中である(※ここ






とりあえず台所は何とかなったので、おつぎは押入れ系いきますか~

手がぼろぼろだぁ





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘヴンズストーリー

2017-09-20 | 本と映画の話

※公式HP


面白かったけど、ムダに長い



いろんな団地が登場したとこと

山崎ハコが良かった



ちなみにぜんぜん関係ないけど、山崎ハコの「呪い」って歌がおもしろい

※呪い


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

2017-09-11 | 本と映画の話

※公式サイト


おもしろかった


なので原作も続けて読んだ



こっちも面白かった

ふ~ん、こんなの書くひといたんだ、知らなかった

(※ついでに・ぜつぼう・も買った)


もういっかい、映画をみてみよう

やみつきになる世界、すき、こ~いうの






すごく面白い

変な空間があいて変な構図なんだけど.........
妙に安定感があるような、危ういバランスを保っている

登場人物の関係性や心理状態をあらわしている、気がする(深読みか?)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うなぎ

2017-09-01 | 本と映画の話

賞をとったのは覚えているし、見たいな~とも思っていたのに
上映されていた頃とそのご数年間は、とても映画を鑑賞する状態ではなく

でも今はレンタルやTV録画で、最低でも月に5本は映画を観ているのに、
まったくもって忘れさってしまっていた映画、それが「うなぎ」

やっと鑑賞できた、完全版を

それで初めて知ったんだけど、原作は吉村昭さんだったんだ
ちょうど読んでいない「海馬」ん中の1篇らしい

う~ん、あとで読んでみよっと



映画の感想は、面白かった

ロケ地はすぐ、霞ケ浦のほうだなって解って馴染み深かったし
千葉市民になって、あっちのほうにもドライヴするようになって
それからこの映画を観てよかったな~と、ほんと思った

面白さ倍増

土地勘があると空気感が読めるっていうか、匂うっていうか
上京してから、映画も小説も臨場感が増したのは嬉しいことの1つ



物語には、夜釣りのときの「お弁当」が登場する
なかみは映らない、けど、重要な意味をもつ

釣りキチだった父にも、母は必ず手づくりのお弁当をもたせていた
まずは「おにぎり」、あとは「甘い卵焼きや塩鮭、自家製の漬物」なんか
それからポットには熱いお茶、お酒は父が自分で隠しもって行っただろう

仕事がおわった週末、大好きな釣りをしながら愛妻弁当をたべる
それはそれは楽しかったろうなって、あたしでも想像できる

たまに家族で出かけたときは、あたしも一緒に食べていた

海苔で巻かれたおにぎりは、海辺の潮の香りと相まって
ますます磯くさく「海の味」がして、他で食べるのとは別もんだった

海岸の潮騒、港のコンクリートに打ちつける波の音、縄や浮き球や漁船
キラキラ光る波打ち際、サ~ッと砂から波がひく音、冷たい海水、潮風
潮の香りと腐敗した匂い、寝袋の匂いと感触、黄色いテント、父の後ろ姿

書いていても、五感がいっきに開くみたいに記憶が流れ込んでくる



公開は1997年、まだ帯広にいた、父も生きていた




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする