ひさしぶりに拵えたけど、やけに美味しく感じた
加熱しすぎず、歯ごたえを残して仕上げる
◆大根・人参
・太めの拍子切り(短冊切り)
・まず大根と水を入れて、火にかけ
・沸騰直前に人参を追加し
・沸騰しはじめたら、すぐ火を止め
・笊にあげ湯をきる
※下茹でナシでもOK
◆太白ごま油
・油を熱し、大根と人参をサッと炒める
◆味の母(多め)
◆かつぶし・水(少し)
◆うすくち醤油・塩
◆タカノツメ
・中火で炒るように炒め
・まだ汁気があるうちに火を止め
・蓋をして休ませる
※下茹でナシの場合、汁気を多くし蓋をして蒸らし煮する
※出来たてじゃなく「休ませる」ほうが、味がしみて美味しい
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是枝監督の「歩いても歩いても」の中に、母親の得意料理として「大根のきんぴら」があった
チラリと映りこんでいた「消えもの」を見ると、おおぶりに短冊切りしてあって色も薄い
うちの母親も似たようなものを拵えてたし、久しぶりに思い出しながら
やっぱり美味しいな、このお惣菜は...........
原作を買ったけどまだ読んでいず、どこかにレシピが載ってるかな~とパラパラって
めくってはみたけれど、本のほうには書いてないようだ(監督も知らないのだろう)
映画の最後で嫁が、「こんど作り方を教えて下さい、大根のキンピラ」と姑に言う
うそこけって思った、聞く気があるならとっくに聞いているだろうに
姑は「お安い御用ですよ」と答えているけれど、内心はアタシと同じだろう
やるきのない人にレシピを説明することくらい、バカバカしいこともない
聞くほうは気軽に聞くけど、答えるほうは何時だって真剣なのだ
映画の冒頭で、娘が大根の皮をむきながら、一緒に料理する母親に大根料理のレシピを聞く
「煮ても焼いても美味しい」と言うと、「大根を焼いたりはしないでしょう」と反論したので
「焼くわよ、煮てから焼くと渋みがとれて美味しくなるんだって」みたいなことを教える
だけど結局、この娘は面倒で料理する気なんかないんだと知った母親は
「じゃ~なんで聞くのよぉ」とイヤな顔をする、娘は「聞いてほしいかと思ってぇ」と
ようするに「お愛想」だったのだ、本当にこれは腹立たしい
娘でも腹がたつのに、では嫁だと、言わぬが花だろう
この嫁は連れ子で息子と再婚した、息子のほうは初婚だ
初婚と言ったって中年で、しかも親には内緒だけど失業中
いわゆる「かなり」出来そこないの甲斐性なし........
そんな男と結婚してくれただけで、傍目には有難いって感じなのに
母親にとっては、「なにもあんなお古を貰わなくたって」となる
だからか、要所要所でけっこ~きつく嫁に嫌味をいう
ザッ母親って感じで面白かった、これぞ母親ってもんだ
嫁も嫁で、姑が夫にだけ新品のパジャマを用意していて
自分の息子(連れ子)には買ってくれなかったとスネる
げ~ずうずうしい、当たり前じゃないか~そんなの
血のつながりもなく親しくもなっていず、懐いてもくれない
そんな子の面倒まで、なんで婆ちゃんが気を使わねばなら~ん?
しかもシュークリーム1箱と、おこづかい1万円わたしただけでさぁ
手料理にお寿司にビール、おやつ、夜はうな重で翌朝の朝食まで.......
どんだけお金かかってると思ってんだ~、パジャマいくらすると思ってんだ
その前に「オマエ(嫁)」が、舅姑のパジャマを買ってこいや~
そもそも義兄の法事だよ、おこづかいじゃなく、ちゃんとした形でだせやっ
去年、父の法事で実家へ帰ったけど、ほとんど食べないで帰ってきたけど(笑)
それでもある程度の金額は置いてきたよ、なんだよ1万円って、いい歳ぶっこいてさ
子供のこづかいじゃないかっ、気のきかない嫁めっ
それで親子そろってバクバク食べて、ビールぐびぐび飲んだ挙句の「パジャマ」かよ(怒)
うちの息子だけ「君づけ」だって拗ねてもいた、ちっ、新人のくせしてず~ず~しい
も~完璧に「姑目線」になっているようだアタシは(笑)
「孫もどき」がいるんだから、当たり前か
子供がいなくて良かったのかも
血~みてたわ