マルちゃんの「北の味わい」シリーズ
これぞ北海道の味、って書いてあったもんだからオットが買って
それを、できるかぎりアタシが美味しく拵えた日曜の昼下がり
美味しかった~♪
・湯を沸かし、麺を茹でる
・丼に熱湯をいれ、袋ごとのタレも入れて温める
・湯を捨て、タレを入れる
◆おろし大蒜
・タレに大蒜を混ぜておく
・・・「スープ」・・・
◆水・酒
◆鶏ガラスープの素・白だし
◆豚ばら肉
◆生姜・テーブルコショウ
◆塩
・薄味に仕立てたスープを煮たてとく
・・・「ぐ」・・・
◆ごま油(多め)
◆もやし
◆メンマ
◆スープの豚バラ肉
◆テーブルコショウ
・強火で熱し、煙がでたら「ぐ」をジャッと入れ
・サッと炒めて
・熱いスープを注ぎ、煮たてる(※重要)
・コショウを強めにふる
・湯きりした麺を丼にいれ
・まず熱いスープだけを注ぎ、混ぜる
・つぎに「ぐ」をのっける
◆葱・七色
・薬味をのっけ、熱々のうちに食べる
下準備をしっかり整え、手順を頭に入れて、あとはいっきに流れ作業
ちょっと手をかけたダケで、すごく美味しくなる
「ぐ」は、炒めたものを最後にのっけるのではなく、スープで煮るってとこが重要
関東の「タンメン」の拵え方と一緒で、これが北海道味噌ラーメンの本当のレシピ
炒め油(ごま油やラード)は多めに使い、コッテリと、火傷しそうに熱々に仕上げるのが正統派
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寒いから、ことさら美味しかったかも味噌ラーメン
このあとお風呂につかって出てきたら、もうすごい睡魔が
で、3時間ほど寝てしまって、夕餉は簡単になってしまった
ぜんぜん疲れはとれないけど、それでも少しだけトンネルから出てきた気はする
むこうにいる時から、どうしてだか喉がガラガラ荒れていて
帰ってからも治らず、さりとて風邪に移行するでもなく
気がつけば目薬は滲みるし、舌の両側も滲みて痛い
粘膜がやられていた
それもやっと正常に戻りつつあるけれど、何だったのだろうか
ひさしぶりに実家へ帰ってまず思ったことは、ずいぶん家の中が汚くなったなぁと
あれだけキレイ好きだった母なのに、父の目がなくなったのと、年老いてしまったのと
姉妹の中で一番「気にしない性格」の妹家族と一緒に暮らしているのとで........
あら?ってくらい、乱雑な家の中になってしまっていた
べつにキレイ好きなんかじゃないアタシだが、それでも相当に居心地は悪かった
もう自分が知ってる「実家」は、どこにもなかったって感じ...........
しょうがない、これが当たり前なんだけれども
2世帯住宅で、父亡きあと母は寂しいからと妹家族のほうへ引っ越した
つまり、両親のほうの家屋が空家状態となっており、使ってないからなお寂れてる
そこには仏壇もあるし、その奥に建て増しした部屋は姪が使っているから
完全に封鎖されているワケじゃないけれど、アタシには廃屋に見えて寂しかった
しょうがない、これが時の流れというもんだ
妹家族の住居の居間部分は、むかしアタシの部屋だった
窓からみえる景色は、複雑な思春期にみていたもので
様変わりしてしまったけれど、ここで色んなことがあったんだなと思い出す
真夜中に独り思いに耽ったり、凍てつく夜空を眺めたり、ずいぶん泣いたしな
親が不在の夜には、大勢の友達をよんで(男女)お酒のんで大騒ぎをしたり
窓にあたる小石の音が合図で、深夜に抜け出して夜通しディスコ(笑)で踊って
朝方かえったら、階段のところで父と鉢合わせして「おかえり~」と言われたり
勝手にドアに鍵をつけたら母に怒鳴られたり、あまずっぱい秘密なこともあったり(笑)
この部屋をでていった日のこともよく覚えてる
31年たっていた
いつのまに