「道民笑いの日 8月8日 制定へ」
「笑う門には福来たる」と言う言葉がありますが、笑って暮らせば健康にも良く長生きができると近頃ではよく言います。
世の中は、多忙な毎日であり、勤め先では上司に責められることも多く職場ではストレスがたまり、病を発生することにもつながっていると聞きます。世知辛い世の中にあって笑って暮らせる事が少なくなりました。
昨年の秋だったでしょうか、健康に関する大会に出向いた折、そのプログラムの中に「笑いヨガ」が組まれておりました。「笑いヨガ」とは、会場の人全員で、声を出して笑いあいましょうという物でした。外から見れば作り笑いをしている人たちを見ていると、気違いじみていますが、輪の中に入ってしまうと「まあ健康で良いか」と思えるものでした。
札幌でも「笑いヨガ」のグループ(教室)が多くなっているとのことです。何時までも健康でいたいなら、「笑いヨガ的な行動をする。笑いを持つ生活をする。」ことが良いと言います。
気のおける友たちと会話すれば自然と笑いが出てきます。どの会場、どの会に出向いても女の人ばかりで、引きこもりがちの高齢の男性は友達とも会食することも少なく、笑いもでてきません。
女性は長生きで、男性はどちらかと言えば長生きできていないのも、笑いの機会を持てないためであろうとも想像されます。
そこで、道は、笑いの力で健康長寿の社会を作ろうと、「8月8日を笑いの日として制定するすること目指している」と言います。8月8日はハ(8)ハ(8)の語呂合わせで、笑いの日につながり、生活に笑いの日につながるとして、気運を高めて行こうという事なのです。
皆さん、近頃は「健康寿命」という言葉をよく聞くようになりましたね。介護を受けず、自立した生活ができる年齢を言いますが、道内では(2010年)男性が70・03才、女性では73・19才だそうですが、全国平均から見ると低い水準にとどまっています。
全国順位では男性が32位、女性では34位と下位にとどまっています。平均寿命も10才ほど下になっています。
そこで、健康な生活の底上げに生活に笑いを取り入れようと、道は「笑いの日」を制定していこうというのです。8月8日でなくとも笑いの日をできるだけ多く持ちたいものだと思います。
笑いを持つというのは、簡単なようで簡単ではありません。「生活に歌声を、そして生活に笑いを」ですね。
カムイラビットが唱えている言葉に「1読、10笑、100吸、1000字、10000歩」と言う言葉がありますが、その中の「10笑」とは1日十回は笑いを持ちましょうという意味の言葉です。しかし、日常生活で1日10回も笑うのはなかなかむつかしい物なのです。
★「8」の数字は中国では縁起の良い数字とされています。北京オリンピックの開会式も8の付く月、日、時間でした。
ちなみにカムイラビットの誕生日も8月8日です。