「今年の正月 雪が本当に少ない びっくりぽんやがな」
例年は雪の多さに連日雪除けで大変なのに、今年は本当に雪の少ない新年を迎えています。札幌に住むこと34年あまり、これほど降雪の少ないの年の暮れ、新年は始めてです。例年連日雪除けに外に出ていたのが嘘の様です。
今年は屋根の上の雪がまったく無く、今年の気象異常に驚いています。例年ですと屋根の雪の重さが気になり、屋根にも上がり雪除けをしていたのが嘘のようです。雪除けが無いので身体が鈍ってしまいそうです。
「雪道にご用心 歩き方はそろり新左エ門です」
後輩が経営していた食堂に通っていた常連さんが、食堂に来る時に駐車場で滑って転倒し、頭を打ったらしくその後何日かして亡くなられたそうです。駐車場や交差点の白線の上は特に滑りやすく転倒し足の骨を折ったり腕の骨を折ったりする人が多いので注意する必要があります。
ラビ妻もだいぶん前に交差点で転倒し手首の骨を折って帰ってきたことがあります。この時は入院し手術を受けましたが、入院中に若者が腕を折ったり、ある主婦はコンビニの駐車場で両足を折ったりと驚くほどの怪我人が病院に来ていました。
晴れた日の翌朝が一番危険なようで、この病院は人気でしたが、手術数、入院数に限度があり、他の病院に回ってもらったと病院の先生が話しておりました。
腕を折って痛い目に合うのは怪我をした本人ですので、まずは「転ばぬ先の杖」ではないのですが、転ばぬようにする用心だけはしなくてはなりません。
転ばぬ用心をしていても、不意に転ぶことがあり、「札幌の冬道は、そろり新左エ門」の心構えで、時間がかかってもゆっくり歩を進めていきましょう。
カムイラビットも4年も前でしたでしょうか、突然道で転んで頭を強く打ちこれは大変なことになったと思ったことがありますが、この時は何でも無かったのですが、雪道はさいぜんの注意が必要と思うようになりました。
齢をとってからの骨折は治りにくいのでなおさら気を付ける様にしましょう。
齢を取ると筋力やバランス力が衰えて、転びやすくなります。骨密度が低下して骨折すると治りにくい人が増えて居ます。このことをロコモティブ症候群と言うのだそうです。
転ばぬための注意としては、老若男女を問わず、凍結した道路を歩くときには、蟹股(がにまた)、へっぴり腰、小足で歩くことが良いようです。北海道に長く住む人は雪道はすり足で歩いる人が多いのですが、すり足も転ばぬための工夫の一つでしょう。
道路が溶けて夜に寒くなると凍り、その上にうっすらと雪が降っていると要注意の日です。雪解け時期も転倒する人が多くなります。