「近畿の呼び方はknkyと聞こえ国際化時代に併せて使わないことになる」らしい。
外国とつきあって使われなくなった言葉に「トルコ」があります。その名は「ソープランド」となりました。これはトルコ国からトルコ国が印象悪くとられるとの申し出によるものでした。
そして今回の話題は「近畿」という言葉は使わないことにしたいという話なのです。近畿の「畿」は都を指し都の近くということで、畿内に由来する由緒ある呼び方で「近畿」としていたのでした。
明治後半に始まる日本8地区分によるもので、国内を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州としていたのですが、その「近畿」という呼び名が無くなるのです。
変える理由については近畿の呼び方が、英語の「knky」と同じに聞こえ、これはいけないとなったのでこれからは「関西」と呼ぶそうです。
名前の変更は、関西経済連合会の松下正幸副会長の「外国人に地元を紹介する際に近畿ではなく関西とするのがふさわしい」という提案沿ったもので、近畿は英語のkinkyとほぼ同じ発音で、風変わりな、変態のという言葉になるというのが変更の理由です。
「風変わりな」という意味だけらならまだしも「異様な」「変態な」の意味にとられるといけないということからなのです。
近畿といえば、「近畿大学」がありますが、このことから、近畿大学はこれからは「近大UNIVESITY」とするとしています。「風変り」という意味だけならまだしも「異常趣味大学」「異常性欲大学」と誤解されては困るというのです。時代とともに名の変更も余儀なくされることがあるのです。