「松本紀生 アラスカ原野行 写真展」
11日、札幌・富士フォートギャラリーで行われている松本紀生写真展「アラスカ原野行」を見てきました。13日(水)までですが、見ごたえがありました。
多くの人が会場に来るなり、「ワァー」とか「ヘー」とか「素晴らしい」という言葉の上の驚きで写真にくぎ付けとなります。
テレビでも紹介されていたらしく、来客どおしでこの写真展の存在を話している光景に出会いました。
松本氏がアラスカに取りつかれ、長年に渡り写真を撮り続けています。その一コマ、一コマが展示されているのです。展示会場には紹介のはがきも、芳名帳も置かれていませんが、この写真だけ見てこの人の名は忘れたくないとさえ思います。
今回の展示で、松本紀生の存在は多くの人に焼き付きました。それほど素晴らしい写真展でした。
カリブーの数百に及ぶ写真にも驚きましたが、アラスカ熊の迫力満点の写真にも見入りました。アラスカに長く住み、冬季にも泊りがけの写真撮りをしているとか。普通の人にはできない「アラスカ原野行」、オーロラ撮影にも挑み見事な写真を残しています。山並みとオーロラを合わせて撮るのはむつかしいといいますが、大画面にその写真がありました。
紅葉のアラスカ原野の光景はまたすごいと思います。真っ赤な原野の上に途切れぬ虹が切り取られ見事な作品がありました。アラスカの秋は真っ赤に燃えて、目の覚める美しさです。
ラビ妻にこの展示物のどれかもらえるとしたらどれにするか聞きました。いつも聞くカムイラビットの質問なのですが、くれるわけもないのにと思いながらも、大きな写真のオーロラの写真をあげました。
私も同じでやはりオーロラの写真です。もう一つもらえるとしたら、真っ赤に紅葉したアラスカ原野の虹の写真にします。よくを言えば、カリブーの雪原を行く何千頭かの群れの写真もほしいですね。
いつも、もしももらえるとしたらなどと、クイズしながら展示会場で見学するのも楽しめます。
この写真展は大変満足するものです。あと二日間しかありませんが、ぜひ見に行ってみてください。かならず感動することでしょう。今まで見た写真では最高でした。
会場内の撮影禁止で、写真展の様子は言葉のみになりました。
★今日11日(成人の日の祭日)は、息子夫婦と孫、嫁さんのお母さんと、そしてカムイラビット夫婦と6人の会食会。そして紹介しました写真展をみて、丸井で開かれている加賀老舗祭りと三つもこなしました。どれもが満足するものばかりでした。