雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

ミゾソバ 旬 爽やか笑顔

2019-09-06 14:06:18 | 草花

「待っていました ミゾソバの花 可憐です」

 ミゾソバ  タデ科 タデ属

9月に入ると、わが別荘近くの排水溝に「ミゾソバ」の花が咲き出します。

姿形はキヤシャで、花もコンペイトウのような小振りの花です。

花びらの回りは桃色がかって可憐です。どうしてもこの時期にはミゾソバが私のブログに登場します。

季節に合わせ、路の傍の排水溝の草刈りをするのですが、ここはミゾソバの花の見られるところと思い、思いっきり除草はしません。

そのかいあって、今年も沢山のミゾソバの花に出会いました。自然よ有難うという思いです。

花は可愛く、葉も独特です。

葉は牛の顔を逆さまにしたような矛形(ほこがた)で、左右対称に葉を付けます。ここらでは聞きませんが、その形から別名「ウシノヒタイ」と言っています。

草丈は30~1mにも伸びています。排水溝などに生えていますので、溝にはまらないよう用心し写真を撮ります。小振りの花なので、接写レンズが必要です。

一つの花は小さく花弁状のガクが5裂 5つの裂片の先は紅色のぼかし状に入っています。

この花が集まってコンペイトウのような感じとなっています。

9月に入ると一気に花を付けます。日が経つと昆虫がやってきて花びらに穴が開き、花も形が崩れてしまいます。

溝のような湿地に生え、花や草の姿が蕎麦(ソバ)に似ている所から「ミゾソバ」の名が付けられました。

 

※我が庭ではこの季節、ミズヒキの可憐な姿を見ます。