「待っていました ミゾソバの花 可憐です」
ミゾソバ タデ科 タデ属
9月に入ると、わが別荘近くの排水溝に「ミゾソバ」の花が咲き出します。
姿形はキヤシャで、花もコンペイトウのような小振りの花です。
花びらの回りは桃色がかって可憐です。どうしてもこの時期にはミゾソバが私のブログに登場します。
季節に合わせ、路の傍の排水溝の草刈りをするのですが、ここはミゾソバの花の見られるところと思い、思いっきり除草はしません。
そのかいあって、今年も沢山のミゾソバの花に出会いました。自然よ有難うという思いです。
花は可愛く、葉も独特です。
葉は牛の顔を逆さまにしたような矛形(ほこがた)で、左右対称に葉を付けます。ここらでは聞きませんが、その形から別名「ウシノヒタイ」と言っています。
草丈は30~1mにも伸びています。排水溝などに生えていますので、溝にはまらないよう用心し写真を撮ります。小振りの花なので、接写レンズが必要です。
一つの花は小さく花弁状のガクが5裂 5つの裂片の先は紅色のぼかし状に入っています。
この花が集まってコンペイトウのような感じとなっています。
9月に入ると一気に花を付けます。日が経つと昆虫がやってきて花びらに穴が開き、花も形が崩れてしまいます。
溝のような湿地に生え、花や草の姿が蕎麦(ソバ)に似ている所から「ミゾソバ」の名が付けられました。
※我が庭ではこの季節、ミズヒキの可憐な姿を見ます。