「ツユクサ、イヌタデ この植物って知っている?」
イヌタデの花
9月中旬、今、秋が深まって来ています。
我が菜園の枝豆が遅ばせながら実が付いてきました。秋は枝豆で健康維持です。
それでも、「まだ実の入りが十分でないよ」とラビ妻が言います。十分実の入るまで待っていると、すぐに秋が深まり大豆になってしまうので、早め早めに食べなくてはいけません。
畑の脇の草わらにツユクサが花を付けています。「ツユクサを食べた人が居るのよ、私も食べてみたい」と妻が言います。
さっそく家まで持ってきました。コップに刺してみると結構感じよく鑑賞できました。
秋は食べ物が十分なので、とうとう試食しないまま終わりましたが、ツユクサの生命力には感心しました。鑑賞に堪えうる野花です。
ツユクサのブルーの花は可憐で親しみを得ます。
かつてOlympusの高めのカメラを購入した時、最初の撮影はツユクサでした。何かおどけた顔のようなものが沢山撮れました。
もはや、9月14日にもなりました。野花たちと親しむのはあと一か月ほどとなりました。
昨日はミゾソバの花にコオロギが居ました。虫と花とのコラボは嬉しいですね。
目を転じれば、畑の放置された跡には、イヌタデが赤ピンクの花が楚々と咲かせています。私は長い事「イヌタデ」の名は知りませんでした。
いつも見ているのに、ありふれた野の花なので名前を知るまでになっていませんでした。
しなやかに穂先まで幾重にも列状に花を付け、群生して花を咲かせています。
あの「タデ食う虫もそれぞれ」のタデは、料理のツマに出されますが、あの辛さを好む虫もいるという言葉なのです。
空き地に一面に咲くイヌタデは辛味も無く、利用できないというので「イヌタデ」の名がつけられています。
イヌタデの一面に咲いている姿には魅力があります。