
友人が三菱一号館美術館で開催中の「ボストン美術館・ミレー展」の招待券を送ってくれたので、見に行って来ました。ミレー生誕200年の記念企画とのことです。


ミレーの絵は、先月オルセー美術館で「晩鐘」や「落穂拾い」などを見てきたばかりですが、今回の展示も、落ち着いた色合いと柔らかな筆致の中から、農村地帯で暮らし、働く人たちの穏やかな日々や家族の温かい雰囲気が伝わってきて、心休まるひと時を過ごさせてもらいました。
ミレーやコロー、ルソー、ドビーニなどバルビゾン派の絵そのものも良かったですが、風景画を見ているうちに、10数年前に行ったバルビゾン村やフォンテーヌブローの森を懐かしく思い出しました。
三菱一号館美術館は、庭や建物そのものも美しく、そこで過ごすだけで豊かな気持ちになります。今日は庭の一角にある「Echire」というフランスのバター屋さんで、バターやクロワッサンやバター・マシュマロなどを買いました。バター・マシュマロ、不思議な美味しさ!(三女)
