ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

利尻、礼文の旅(2)札幌から利尻島

2017-08-03 10:06:29 | 日常
            

2日目は1日1本しか無い札幌~稚内間特急宗谷に乗車。今回の最大の目的です。札幌7:30発、稚内12:40分着。旭川から先は本数も少なく、先行きが心配です。

列車が旭川を過ぎると、右側車窓はるか彼方に十勝岳や大雪山が見えました。また車内放送で「この先しばらく線路を動物が横切る恐れがありますので、徐行したり急停車することがあります。」うーん北海道!

周りの景色も、名寄などちょっとした街が広がっている所もありますが、時々広い畑、時々牧場、あとは林。左側には天塩川がゆったりと流れています。列車が幌延を過ぎたあたりから外は雨。

稚内駅は、昔来た時はまだ最北の停車場という雰囲気でしたが、今はガラス張りの近代的な駅舎に変身していました。小雨が降っていましたが まず歩いてすぐの食堂で名物のタコシャブの昼食(しゃぶしゃぶして味は抜けているし噛みきれないし、、、でした)。

その後はバスで宗谷岬へ。昨年と同じコースで宗谷丘陵をぬけました。途中キタキツネ、エゾシカに出会いました。岬に着くころには雨も上がり、稚内港に向かう頃には遥かかなたに利尻富士まで見えてきました。

            

稚内港から利尻島の鴛泊港までずっと利尻富士が見えていました。

港から昨年も泊まったホテルへ。ここの食事はビュッフェスタイルで種類も多いし美味しいです。でも残念なことに昨年は6月だったせいかアスパラガスのまるまる1本そのまま茹でたものが山積みになっていましたが、今回はきざんでありました。でも美味しかった!

夜、窓を開け網戸だけで寝ていたのですが、夜中に外でヘリコプターが飛ぶような音が騒がしく聞こえました。翌朝知ったのですが、丁度そのくらいの時間にどこぞの国が自己主張したらしいですね。起きて外見れば良かったな。

            

(ちょっと判りにくいですが、浅瀬でお腹を上にして日光浴している海豹達です。)

3日目は今回唯一の観光日です。バス移動なので、朝の出発時間も8時過ぎとゆっくりです。朝の利尻富士は雲の中。

観光の最初は姫沼。昨年来た時は花ガイドさんの説明を聞きながらの散策でしたが、今回は自由散策だったので、足場の悪い場所もあるので、私は売店で花の写真を見ながら待つことにしました。

15分位で一周してきた皆さんと次の目的地オタトマリ沼へ。このころから傘をさすほどではないけど弱い雨が降っていて、今年も沼に映るさかさ利尻富士を見る事はできませんでした。それより残念だったのが、昨年買って美味しかったホタテの卵だけ薫製?にしたものが売り切れだった事です。

次は利尻山の裾が海に流れ込む仙法志御崎です。ここに着く頃には空も晴れ、山の裾野が海と一体となる景色が綺麗に見えました。昨年も書いたと思いますが、ここには海豹が2頭飼われていて餌やりができます。でも私達は昨年見ているのでお土産屋さんで試食したりして過ごしました。

利尻島の観光はこれで終わり。沓形港から礼文島の香深港へ。港からバスで30分で昨年と同じ「あとい食堂」へ。この頃には空は晴天。食堂近くの海は潮が引き、浅くなった海辺ではサンサンと降り注ぐ太陽の下で多くの海豹が仰向けにお腹を出して寝ていました。

昼食は ウニやイクラも載せられた美味しい海鮮舟盛でした。

            


食後はバスで澄海岬へ。バスから降り階段を60段位上がると目の前に素晴らしく青い海が広がっています。

            

澄海岬からスコトン岬方面へ。予定では岬の手前にある江戸屋山道を歩きその後バスでスコトン岬に行く予定でしたが、時間があるし天気も良いので岬まで1時間位ガイドさんの花の説明を聞きながら歩くことになりました。

空は青く海もコバルトブルーに輝き、お花は時期的に少なかったですが、とても気持ちの良い散策でした。しかもスコトン岬から利尻富士が見えると言うラッキー!日焼けし足が疲れたけれど、それ以上の満足感でした。

         

スコトン岬からバスで香深港へ。港から真正面に利尻富士が綺麗に見えました。港からフェリーで稚内港へ。

ここで1泊し、次の4日目は朝6:30発のサロベツ2号で旭川ライラック18号で札幌へ。札幌から北斗12号で新函館~北斗はやぶさ30号で東京、そして中央線で国立。延々15時間かけて ただひたすら列車、電車を乗り継ぎ我が家にたどり着きました。

くたびれたけど充実した旅でした。(次女)
コメント
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