
昨日は立川の「たましんRISURUホール」で行われた「加藤登紀子・百万本のバラコンサート」に、夫と2人で行ってきました。
加藤登紀子のコンサートを見るのは2011年5月、2013年7月に次いで3回目。今回は東京ニューシティ交響楽団との共演で、「オーケストラの翼に乗って、大きな思いを天に届けたい」というのがテーマだったようです。
第一部は登紀子さんのオリジナル作品がメインで、耳に馴染んだヒット曲「LOVE LOVE LOVE」「時には昔の話を」「難破船」「ひとり寝の子守唄」、東日本大震災の後に作られた「今どこにいますか」、広島の日を翌日に控えてプログラムに組んだ、「はだしのゲン」作者・中沢啓治氏のメッセージの朗読と中沢氏作詞の「広島 愛の川」、歌手生活50周年に未来世代への想いを込めて作ったという「愛を耕すものたちよ」。
衣装は白と黒のモノトーン。
第二部は、エディット・ピアフのシャンソンやピアソラのタンゴなど、登紀子さんが選んだ名曲がメインということで、「バラ色の人生」「リベルタンゴ」「忘却」「愛しかない時」「オペラ」「愛の賛歌」、そして最後は、立川市民のコーラスと一緒に歌う「百万本のバラ物語」。
衣装は真っ赤なドレスに大きな赤いバラの装飾が背中に縫い付けられたデザイン。
今までコンサートに行く度に登紀子さんの艶やかで魅力的な歌声、華やかで美しい舞台姿に魅了されてきたのですが、今回はオーケストラの音が大きすぎるのか、ホールの音響効果の問題か、登紀子さんの年齢のせいか、歌声がやや一本調子な感じがあって、少し残念。また上半身にボリュームを持たせた衣装のデザインも、スッキリ感に欠けちょっと失敗の感じがしました。
長い人生の間に様々な出来事に遭遇し、それを「愛の歌」に昇華させ続ける登紀子さん。いつまでも輝き続けていてくださ~い!

コンサート後は、立川駅隣接のグランデュオ7階レストラン街にある「さんるーむ」という自然食品のレストランで食事。
夫は「鰹の土佐造り御膳」、私は「釜揚げしらす丼とたっぷり野菜の冷しゃぶ御膳」。普段私が作るような私好みのメニューで値段も手ごろ。私としては満足度が高かったのですが、夫は「飲み物がビールしかない」「(清潔感溢れる若い客ばかりで?)食べながら政治にグズグズ文句を言ったりできない雰囲気」が少々不満だったようです(笑)。(三女)
