
昨日は次女と一緒に我が母校の学園祭に行ってきました。多分20年振り位です。
次女が、この大学で教師をしているコーラス仲間に「ゼミ主催のジャズ演奏を聴きに来て欲しい」と誘われたのが、久々の来校の切っ掛けでした。



最寄り駅から母校までは武蔵野の雑木林に囲まれた静かな散歩道。薄っすら色付いた木々を眺め、小川のせせらぎを感じながらのウォーキングは快適です。
在学中はほとんどバス通学で、いつも遅刻を心配しながらアタフタ通っていたことが、今にして思うと勿体無い!



構内は基本昔のまま。中庭の池の後ろにたたずむミロのヴィーナス像、運動場を囲む桜の木々(春には素晴らしい花を咲かせていた桜も古木になっていて維持が大変そう!)、初代学長のお墓、、、懐かしい記憶が次々に蘇り、感無量。



お目当てのジャズ演奏が始まる3時頃になると、中庭に冷たい風が吹き始めて急に寒くなり、ステージ前の椅子からビルの入り口まで退避。
途中で加わったアメリカ人トランペッターはお年のせいか?問題ありでしたが、MIWOさんのヴォーカルは耳に心地よく、ビアノやベースの演奏もとても上手で、青空の下でスウィングする旗と一緒に、曲にあわせて身体を揺らしながら、最後まで聴き通してしまいました。
4時過ぎに構内を後にする頃には、本館前の大きなもみの木にイルミネーションが灯り始めていました。こんなに静かで美しい、恵まれた環境で学んでいたんだなあ。当時はその有難味を全く分かっていなかったのだけれど。
次女さんのお陰で、思いがけず、青春時代の一こまを懐かしく愛しく思い返すひと時となりました。(三女)
