昨日は、2時半から東工大デジタルホールで地域交流音楽会「ピアノとうたの演奏会」が行われ、夫と一緒に行ってきました。
地域交流音楽会は2017年に始まり、1月に「歌のコンサート」、11月に「アフタヌーンコンサート」と、年に2回行われてきましたが、2019年11月の「アフタヌーンコンサート」を最後にコロナで中断。3年3か月振りの再開となりました。
出演者はこれまでの「歌のコンサート」と同じ、芸大声楽家出身の若手音楽家グループ「うたの贈り物」のメンバー:ソプラノの金持亜美さん、メゾソプラノの野間愛さん、テノールの青木透さんとバリトンの河野陽介さん、そしてピアノ演奏は水野彰子さんです。
河野さんの司会でプログラムは進行。
まずは自己紹介を兼ねて夫々のメンバーが歌と演奏を披露。
金持さん: シューマンの「献呈」
野間さん: まどみちおの「わけあって」
青木さん: 「アルルの女」より「フェデリコの嘆き」
河野さん: 劇場版「美女と野獣」より「ひそかな夢」
水野さん: ショパンの「『革命』のエチュード」
続いて、♪みんなで歌いましょう♪のコーナーとなり、「エーデルワイス」と「幸せなら手をたたこう」を皆で合唱。280席の客席をほぼ埋め尽くした観客が声を合わせて、とても盛り上がりました。
引き続き、4人のコーラスでヘンデルの「ハレルヤ」、で第一部は終了。
20分の休憩を挟んで、第二部は、「千と千尋の神隠し」より「いつも何度でも」、中島みゆきの「糸」、美空ひばりの「川の流れのように」のメドレーから始まり、「ふるさと」「春の小川」「朧月夜」「紅葉」で構成された「ふるさと」で、予定のブログラムはあっという間に終了。
アンコールでは、次の冬季オリンピックへの期待なのか、1972年札幌オリンピック の テーマソング 「雪と虹のバラード」を歌って、締めとなりました。
コロナ禍で、私たちも、演奏家の皆さんも、長い間辛い思いで過ごしてきましたが、それにもようやく終わりが近づき、希望の光が見えてきたような、明るい気持になれた、ほのぼのと楽しい演奏会でした。
企画・実行して下さった自治会役員の皆さん、出演者の皆さん、有難うございました。次回も楽しみにしています♪
久々に入った東工大キャンパスは、紅白の梅が満開で、すっかり春の装いになっていました。(三女)