今日の信濃毎日新聞の記事に、長野県内では絶滅してしまったとされていた「
ジロボウエンゴサク」が、松本市内の山林で約100株程自生しているのが見つかったとの記事がありました。
早速「長野県植物誌CD版」で検索してみると下伊那郡天龍村で9つの標本が採取されていました。
信濃毎日新聞の記事によると松本市で発見されたものは自生地の北限に近い可能性もあるとの事でした。
自生していた場所はコナラやカラマツなどの雑木林内との事ですので、松本市内ではいたる所にある風景だと思いますが、何処なのでしょうか?
いつかこの目で現物を見てみたいものだと思っています。
記憶が確かであれば2005年にも絶滅したとされていた「マルミノウルシ」が県内で発見されています。
丁寧に見てゆけば、植物に関しては「野生絶滅」とされたものもどこかで密やかに生きながらえているものがあるかもしれません。